居酒屋やバーで提供されるおつまみは、お酒と一緒に楽しむ定番メニューです。枝豆や冷奴などのスピードメニューから、唐揚げやポテトフライまで種類はさまざまですが、「おつまみは利益率が高い」といわれることも少なくありません。
では、実際のおつまみの原価率はどれくらいなのでしょうか。
この記事では、おつまみの原価率の目安や利益を確保しやすい理由、飲食店で取り入れたいメニュー戦略について解説します。
目次
おつまみの原価率の目安
おつまみ全体の原価率は20~30%程度が一般的な目安です。
特にシンプルなスピードメニューは原価率が低く、利益を確保しやすい傾向があります。
| おつまみ | 原価率の目安 |
|---|---|
| 枝豆 | 10~20% |
| 冷奴 | 15~25% |
| 塩だれキャベツ | 10~20% |
| きゅうりの一本漬け | 15~25% |
| ポテトフライ | 20~30% |
| 唐揚げ | 25~35% |
| チーズ盛り合わせ | 25~35% |
| だし巻き卵 | 20~30% |
| たこわさ | 20~30% |
| エイヒレ | 20~30% |
あくまでも目安であり、仕入れ価格や店舗コンセプトによって異なります。
おつまみが利益を出しやすい理由
調理時間が短い
枝豆や冷奴などは仕込みが簡単で、注文後すぐに提供できます。
人件費を抑えられるため、利益率が高くなりやすいメニューです。
原価の安い食材が多い
おつまみには、
- 豆腐
- キャベツ
- きゅうり
- じゃがいも
- 卵
など、比較的価格が安定した食材が多く使われます。
そのため、原価を管理しやすいのが特徴です。
ドリンクの追加注文につながる

塩味やスパイスの効いたおつまみは、お酒との相性が良く、ビールやハイボール、日本酒などの追加注文を促しやすくなります。
結果として、客単価アップにも貢献します。
原価率が低い人気おつまみ
枝豆
冷凍品を活用しやすく、仕込みの手間も少ない定番メニューです。
塩だれキャベツ
少ない食材で提供でき、居酒屋の人気メニューとして定着しています。
冷奴
豆腐と薬味だけで提供できるため、比較的高い利益率が期待できます。
フライドポテト
じゃがいもは比較的安価で、ボリューム感も演出しやすいメニューです。
原価率が高くなりやすいおつまみ

以下のようなメニューは、食材価格の影響を受けやすく、原価率が高くなる傾向があります。
- 刺身盛り合わせ
- ローストビーフ
- 生ハム盛り合わせ
- チーズ盛り合わせ
- 馬刺し
これらは高価格帯に設定し、付加価値を伝えることが重要です。
【TBグループ】GACHAレジ GR-1

【サンデン】低温冷蔵機能付 ワインセラー 55L SB22

フクシマガリレイ FIC-25KTX1 ノンフロン製氷機 25kg

おつまみで利益を伸ばすポイント
スピードメニューを充実させる
最初の一品として注文されやすいメニューを充実させることで、回転率や満足度の向上につながります。
食材を共通化する
キャベツやチーズ、卵などを複数のメニューで使用すると、食材ロスを減らしやすくなります。
季節限定メニューを取り入れる
例えば、
- 夏:冷やしトマト、枝豆
- 秋:きのこバター
- 冬:おでん、あん肝
- 春:菜の花のおひたし
など、旬の食材を活用すると、季節感を演出しながら集客にもつながります。
ドリンクとのセット販売
「ビール+枝豆」「ハイボール+唐揚げ」などのセットメニューは、お客様に選ばれやすく、客単価アップにも効果的です。
原価率だけでは利益は決まらない
原価率が低くても、注文数が少なければ十分な利益にはつながりません。
一方で、原価率がやや高くても人気メニューとして多く注文される商品は、店舗全体の売上に大きく貢献します。
そのため、
- 注文率
- 提供スピード
- 食材ロス
- ドリンクとの相性
なども考慮してメニューを構成することが大切です。
まとめ

おつまみの原価率は20~30%程度が一般的な目安で、枝豆や冷奴などのスピードメニューは10~20%程度と、利益を確保しやすい傾向があります。
また、おつまみは調理時間が短く、お酒の追加注文にもつながるため、居酒屋経営において重要なメニューです。
原価率だけでなく、注文数や回転率、ドリンクとの組み合わせも意識したメニュー作りを行うことで、売上と利益の向上が期待できるでしょう。

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