カフェ VS 居酒屋、開業するならどっち!?店舗数・廃業・開業費用から徹底比較

出店・開業

「いつか自分のお店を持ちたい」と考えたとき、候補になりやすいのがカフェと居酒屋です。
カフェなら、おしゃれな空間でコーヒーやスイーツを提供する店。

居酒屋なら、料理とお酒を楽しんでもらいながら、常連客を増やしていく店。
どちらも人気の高い飲食店ですが、実際に開業するなら、どちらを選ぶべきなのでしょうか。

”2025年の「飲食店の出店したい業態ランキング」では、これまで長く1位だった「居酒屋・ダイニングバー」を「カフェ」が初めて上回りました。

カフェの出店希望割合は20.4%、居酒屋・ダイニングバーは20.2%となっています。

2015年にはカフェ15.4%に対して居酒屋・ダイニングバー27.5%だったため、10年間で人気に変化が起きていることが分かります。”

出典:飲食店ドットコム(株式会社シンクロ・フード)調べ|飲食店の出店したい業態ランキング2025発表 10年以上首位の「居酒屋」を「カフェ」が逆転

しかし、「開業したい人が多い業態」と「実際に成功しやすい業態」は同じではありません。
さらに、廃業や倒産の数字だけを見ても、どちらが失敗しやすいかを単純には判断できません。

この記事では、カフェと居酒屋について、

▶実際の店舗・事業所の分類
▶倒産や廃業の状況
▶売上を作る仕組み
▶開業費用と厨房設備
▶どんな人が向いているのか

という5つの視点から比較します。

「カフェと居酒屋、どちらで開業しよう?」
と迷っている方は、ぜひ最後までチェックしてください。

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目次

■カフェと居酒屋、実際に多いのはどっち?

まず気になるのが、カフェと居酒屋では、実際にどちらの店舗が多いのかという点です。
ここで注意したいのが、「カフェ」と「居酒屋」を統計上そのまま一対一で比較できるわけではないことです。

政府統計では、飲食店の分類の中に「酒場、ビヤホール」と「喫茶店」などが設けられています。

つまり、一般的に私たちが呼んでいる「カフェ」と「居酒屋」は、統計上の分類と完全に一致するわけではありません。

そのため、店舗数を比較するときには、数字の定義を確認する必要があります。

●「カフェ」と「喫茶店」は完全に同じではない

カフェという言葉には、コーヒー専門店、スイーツカフェ、ランチカフェ、ベーカリーカフェなど、さまざまな業態が含まれます。

一方、統計上の「喫茶店」は、分類上の一つの区分です。
同じように居酒屋も、焼き鳥居酒屋、海鮮居酒屋、大衆酒場、個室居酒屋など、営業スタイルはさまざまです。

したがって、

☐比較する統計の分類を確認する
☐「カフェ」と「喫茶店」を混同しない
☐「居酒屋」と「酒場・ビヤホール」の定義を確認する

ことが重要です。

●「出店したい」と「実際に出店する」は別

参考にした調査では、2025年に新規登録された飲食店関係者のデータから、出店希望業態が調べられています。

その結果、カフェが20.4%、居酒屋・ダイニングバーが20.2%となり、カフェが初めて首位になりました。

これは非常に興味深い数字です。
ただし、これは「2025年に実際にカフェが居酒屋より多く開業した」という意味ではありません。

あくまで「出店したい」と考えている人の割合です。
ここを間違えてはいけません。

◎「カフェを開業したい人が増えている」

これは言えます。

×「カフェの新規開業数が居酒屋を上回った」

これは、出店希望割合だけでは判断できません。

この違いを理解することが、業態選びでは非常に重要です。

■廃業・倒産が多いのはカフェ?居酒屋?数字だけでは判断できない理由

「どちらのほうが廃業しやすいの?」
これは開業を考えている人なら、非常に気になるところでしょう。

結論からいうと、近年の倒産統計では居酒屋の苦戦が目立っています。
帝国データバンクによると、2025年の飲食店倒産は900件となり、過去最多を更新しました。

その中でも「酒場・ビヤホール」は204件で、業態別では最多でした。
一方で、カフェも決して安心できる状況ではありません。

帝国データバンクは2024年度の「喫茶店」の倒産について、2025年2月までに66件が発生し、年度累計で過去最多となる可能性があると発表しています。

コーヒー豆、食材、人件費、テナント料などのコスト上昇が経営を圧迫し、2023年度の喫茶店では4割が赤字だったとされています。

つまり、

「居酒屋は危険」
「カフェなら安全」

という話ではありません。

●居酒屋は売上不振が大きなリスク

2026年上半期の居酒屋倒産は118件となり、上半期として過去最多となりました。
東京商工リサーチによると、そのうち105件、88.9%が「販売不振」を原因としていました。

居酒屋は、夜の外食需要や宴会需要に売上が左右されやすい業態です。
さらに、食材費だけでなく酒類、光熱費、人件費なども上昇します。

「安く飲める店」というイメージを維持しながら値上げすることが難しく、利益を確保できなくなるケースがあります。

●カフェは低単価が大きなリスク

一方のカフェでは、客単価の低さが問題になることがあります。
例えば、コーヒー1杯だけで長時間滞在されると、席が埋まっていても売上が伸びません。

さらに、

▶コーヒー豆の仕入れ価格
▶乳製品や小麦などの原材料費
▶人件費
▶電気・ガス料金
▶家賃

などが発生します。

帝国データバンクも、喫茶店では客単価や回転率の低さに加え、コーヒー豆や人件費などのコスト上昇が利益を圧迫していると分析しています。

つまり、カフェは「小さく始められそう」というイメージだけで判断すると危険です。

●倒産件数だけで「失敗しやすさ」を決めない

ここも非常に重要です。
「居酒屋の倒産が204件だから、カフェより失敗しやすい」と単純に判断することはできません。

なぜなら、

▶そもそもの店舗数
▶新規開業数
▶事業規模
▶法人・個人の割合
▶倒産として集計される条件

などが違うからです。

また、倒産統計は「廃業したすべての店舗」を表しているわけではありません。
帝国データバンクの飲食店倒産統計は、負債1,000万円以上かつ法的整理による倒産が対象です。

したがって、「閉店した店舗」のすべてが含まれているわけではありません。

☐倒産件数と廃業件数を混同しない
☐倒産件数だけで業態の優劣を決めない
☐店舗数や開業数と合わせて考える

これが数字を見るときのポイントです。

■カフェと居酒屋、儲け方はどう違う?売上を作る仕組みを比較

では、実際に開業した後はどうでしょうか。
カフェと居酒屋では、売上を作る方法が大きく違います。

●カフェは「客単価」と「滞在時間」の管理が重要

カフェの代表的な商品は、

▶コーヒー
▶紅茶
▶スイーツ
▶軽食
▶ランチ
▶テイクアウト商品

などです。

カフェの場合、1人あたりの購入金額が比較的低くなりやすいため、客数だけでなく「1人のお客様がいくら使うか」が重要になります。

例えば、

コーヒー500円だけ

よりも、

コーヒー500円+ケーキ600円

のほうが客単価は大きく上がります。

さらに、テイクアウト商品や焼き菓子を用意すれば、店内の席数に頼らない売上を作ることもできます。

◎ドリンク+スイーツ+軽食の組み合わせ
◎テイクアウト商品の販売
◎時間帯ごとのメニュー設計

こうした工夫がカフェの売上づくりでは重要です。

ただし、カフェには「長居」という問題があります。
お客様にゆっくり過ごしてもらうことは魅力ですが、席の回転率が落ちる可能性があります。

●居酒屋は「客単価」と「滞在中の注文数」が重要

居酒屋では、

▶料理
▶ビール
▶ハイボール
▶日本酒
▶焼酎
▶サワー
▶デザート

など、多数の商品を組み合わせて注文してもらいます。
そのため、カフェよりも客単価を上げやすい構造があります。

例えば、

「料理を2品注文して終わり」

ではなく、

「料理+お酒+追加注文+締めの料理」

という流れを作ることができます。
しかし、その分だけ厨房の負担も増えます。

注文数が増えれば、

▶仕込み
▶洗い物
▶盛り付け
▶ドリンク作成
▶配膳

などの作業が増えます。

つまり、

居酒屋は客単価を上げやすい一方、オペレーションが複雑になりやすい

という特徴があります。

●「売上が高い店」が「利益が高い店」とは限らない

これはカフェでも居酒屋でも共通しています。
売上が1,000万円あっても、

▶食材原価
▶人件費
▶家賃
▶水道光熱費
▶消耗品
▶広告費
▶設備の修理費

などが多ければ、手元に残る利益は少なくなります。
特に現在は食材費や人件費などの上昇が飲食店経営を圧迫しています。

2025年の飲食店倒産について帝国データバンクは、食材・光熱費の高騰や賃上げによる利益圧迫を指摘しています。
そのため、開業時には「月商いくらを目指すか」だけではなく、

☐原価率
☐人件費
☐家賃
☐水道光熱費
☐設備費
☐借入返済

まで含めて考える必要があります。

■開業費用が安いのはカフェ?居酒屋?厨房機器で考えると答えが変わる

「カフェは小さな店舗で開業できるから、居酒屋より安い」
そう考える人もいるでしょう。

確かに、小規模なカフェなら厨房設備を絞って開業できるケースがあります。
しかし、これはメニューによって大きく変わります。

●カフェに必要になる主な厨房設備

例えば、コーヒーと焼き菓子を中心にするカフェなら、

▶コーヒーマシン
▶冷蔵庫
▶冷凍
▶製氷機
▶作業台
▶シンク
▶オーブン
▶ミキサー

などが候補になります。

一方で、ランチ営業を行い、パスタ、グラタン、ハンバーグなどを提供する場合は、加熱機器や調理スペースがさらに必要になります。

つまり、

「カフェだから厨房が小さい」

とは限りません。

●居酒屋は調理内容によって設備が増える

居酒屋では、

▶ガスレンジ
▶フライヤー
▶焼き台
▶グリラー
▶冷蔵庫
▶冷凍庫
▶製氷機
▶作業台
▶シンク
▶食器洗浄機

などが必要になるケースがあります。

特に焼き物、揚げ物、炒め物などを幅広く提供すると、厨房機器が増えやすくなります。
その結果、厨房スペースも広く必要になります。

●「何を作る店なのか」で設備費は変わる

カフェと居酒屋を比較するとき、業態だけで考えるのは危険です。
重要なのは、

「どんな料理を、どこまで店内で作るのか」

です。
例えば、

◎ドリンクと焼き菓子に特化した小型カフェ

と、

◎ランチ、スイーツ、パスタ、オムライスまで作るカフェ

では、必要な厨房機器が大きく違います。
同様に、

◎焼き鳥とドリンクに絞った居酒屋

と、

◎刺身、焼き物、揚げ物、炒め物、鍋まで提供する居酒屋

でも、必要な設備は変わります。

☐メニュー数を決める
☐店内調理する商品を決める
☐仕込み量を想定する
☐必要な厨房機器を洗い出す
☐厨房スペースに収まるか確認する

この順番で考えることが重要です。
厨房機器は「とりあえず必要そうだから買う」のではなく、メニューとオペレーションから逆算しましょう。

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■結局、カフェと居酒屋どっちで開業する?向いている人を比較

ここまで比較すると、カフェと居酒屋にはそれぞれ異なる強みとリスクがあることが分かります。
最後は「自分にはどちらが向いているのか」で判断しましょう。

●カフェ開業が向いている人

カフェに向いているのは、例えば次のような人です。

▶コーヒーやスイーツなど、特定の商品にこだわりがある
▶店舗の雰囲気や世界観を作るのが好き
▶SNSを使った集客が得意
▶小規模店舗からスタートしたい
▶昼間の営業を中心にしたい
▶テイクアウトや物販にも取り組みたい

特に重要なのが「何を目的にお客様に来てもらうのか」です。
「おしゃれなカフェを作りたい」だけでは、競合店との差別化が難しくなります。

◎スペシャルティコーヒーに特化
◎自家製スイーツを看板商品にする
◎朝営業に強いカフェにする
◎ランチとテイクアウトを組み合わせる

など、具体的な理由を作ることが重要です。

●居酒屋開業が向いている人

一方、居酒屋に向いているのは、

▶料理の経験が豊富
▶酒類の知識がある
▶夜営業に対応でき
▶接客が好き
▶常連客を作ることが得意
▶メニュー開発が好き

といった人です。

居酒屋は料理だけでなく、「人にまた会いたいと思ってもらえる店」を作れるかどうかが重要です。
例えば、

◎店主との会話を楽しめる
◎料理のストーリーがある
◎地域の常連客を大切にする
◎看板料理がある

といった強みがあると、価格だけの競争になりにくくなります。

●カフェと居酒屋、どちらにも共通する失敗

実は、両者に共通する失敗があります。
それは、

「自分がやりたい店」と「お客様が利用したい店」がズレていること

です。

例えば、

×内装にお金をかけすぎて運転資金が残らない
×メニューを増やしすぎて厨房が回らない
×客単価を考えずに価格設定する
×家賃の高い物件を選ぶ
×厨房機器を必要以上に購入する

といったケースです。

開業時には「どんな店にしたいか」だけでなく、

「その店をどうやって利益の出る店にするか」

まで考える必要があります。

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■カフェと居酒屋、開業するならどちらがおすすめ?

では、結論です。

「カフェと居酒屋、どちらが開業に向いているのか?」

答えは、人によって違います。

ただし、現在の市場環境を見ると、判断材料はいくつかあります。
2025年の出店希望調査では、カフェが20.4%となり、居酒屋・ダイニングバーの20.2%をわずかに上回りました。

出展:「飲食店の出店したい業態ランキング2025」|PR TIMES 

長年1位だった居酒屋をカフェが初めて逆転したという点は、飲食店開業を考えるうえで注目すべき変化です。

一方、倒産を見ると、2025年の飲食店倒産は過去最多の900件となり、「酒場・ビヤホール」は204件で業態別最多でした。

出展:「飲食店」の倒産動向(2025年)|帝国データバンク 

しかし、カフェも安全ではありません。

喫茶店ではコーヒー豆や人件費、家賃などの上昇により利益が圧迫され、2024年度の倒産も過去最多ペースとなっていました。

出展:「喫茶店」の倒産動向(2024年度)|帝国データバンク 

つまり、

「人気があるからカフェ」
「倒産が多いから居酒屋はやめる」

という決め方はおすすめできません。

重要なのは、自分が選んだ業態で、

▶誰をお客様にするのか
▶何を看板商品にするのか
▶客単価はいくらにするのか
▶1日に何人来てもらうのか
▶どのくらいの営業時間にするのか
▶厨房を何人で回すのか
▶どこまで店内調理するのか
▶開業後の運転資金をいくら残すのか

を具体的に考えることです。

■開業前にチェックしたい!カフェ・居酒屋の業態選び

最後に、開業前に確認しておきたいポイントを整理します。

☐自分の経験や得意分野と業態が合っている
☐ターゲットとなる客層が明確になっている
☐看板商品が決まっている
☐客単価を想定している
☐1日の客数を現実的に計算している
☐家賃が売上計画に対して高すぎない
☐厨房機器を必要以上に購入していない
☐メニュー数が厨房の能力を超えていない
☐開業資金を使い切らず、運転資金を残している
☐競合店を実際に見ている

特に最後の「競合店を見る」は重要です。
物件を決める前に周辺のカフェや居酒屋を調査し、

▶価格
▶客層
▶営業時間
▶混雑時間
▶人気メニュー
▶客席数
▶スタッフ数
▶テイクアウトの有無

などを確認しておきましょう。
競合店を見ることで、「この場所で自分の店を出す理由」が見えてきます。

■よくある質問|カフェと居酒屋の開業Q&A

Q: カフェと居酒屋では、どちらの開業数が多いですか?

A:「出店希望」という点では、2025年にカフェが20.4%、居酒屋・ダイニングバーが20.2%となり、カフェが初めて上回りました。

ただし、これは実際の新規開業店舗数ではなく、出店を希望する人の割合です。
実際の開業数を比較するときは、統計の分類や調査対象を確認する必要があります。

Q: カフェと居酒屋では、どちらのほうが廃業しやすいですか?

A:「どちらが廃業しやすい」と一概には言えません。

倒産統計では居酒屋を主体とする「酒場・ビヤホール」の倒産が目立っていますが、カフェもコスト上昇などによって倒産が増えています。

また、倒産件数はすべての廃業を意味しません。
そのため、単純な件数だけではなく、店舗数、開業数、廃業数などを総合的に見る必要があります。

Q: カフェのほうが開業費用は安いですか?

A: 小規模なカフェなら厨房機器や客席数を絞って開業できる場合があります。

しかし、ランチや本格的な調理、スイーツ製造などを行う場合は、冷蔵庫、冷凍庫、オーブン、加熱機器、食器洗浄機などが必要になり、設備費が大きくなることがあります。

「カフェだから安い」と考えるのではなく、提供するメニューから必要な設備を計算しましょう。

Q: 居酒屋はカフェより儲かりやすいですか?

A: 必ずしもそうとは限りません。

居酒屋は料理とドリンクを組み合わせることで客単価を上げやすい一方、仕込み、調理、洗い物、接客などのオペレーションが複雑になりやすい業態です。

一方、カフェは客単価が低くなりやすいため、回転率や追加注文、テイクアウトなどを含めた売上設計が重要です。
どちらも「売上」ではなく「最終的に利益がいくら残るか」で判断する必要があります。

Q: カフェと居酒屋、初めて開業するならどちらがおすすめですか?

A: 自分の経験や得意分野に合うほうを選ぶことをおすすめします。
例えば、コーヒーやスイーツ、店舗の世界観づくりが得意ならカフェ。

料理やお酒、接客、常連客とのコミュニケーションが得意なら居酒屋が候補になります。

ただし、どちらを選ぶ場合も、開業前に売上計画、資金計画、厨房動線、必要設備まで具体的にシミュレーションすることが重要です。

■まとめ|カフェと居酒屋、人気だけでなく「利益を作れるか」で選ぼう

カフェと居酒屋は、どちらも人気の高い飲食店業態です。

2025年の出店希望調査では、カフェが20.4%、居酒屋・ダイニングバーが20.2%となり、カフェが初めて居酒屋を上回りました。

一方、倒産状況を見ると、2025年の飲食店倒産は900件で過去最多となり、その中でも「酒場・ビヤホール」が204件と最多でした。

しかし、だからといってカフェなら安心ということではありません。
喫茶店でも原材料費、人件費、家賃などの上昇が利益を圧迫し、倒産が増加しています。

つまり、カフェと居酒屋のどちらが「正解」なのかではなく、

自分がどちらの業態なら利益を残せるのか

を考えることが重要です。

カフェなら、

▶低くなりやすい客単価をどう上げるか
▶滞在時間と回転率をどう管理するか
▶ドリンク、フード、スイーツ、テイクアウトをどう組み合わせるか

がポイントです。

居酒屋なら、

▶客単価をどう作るか
▶料理とドリンクをどう組み合わせるか
▶仕込みや調理の負担をどう抑えるか
▶人件費をどうコントロールするか

がポイントになります。

そして、どちらを選んでも、開業時に最も大切なのは「お金を使い切らないこと」です。

内装や厨房機器に予算をかけすぎて、開業後の運転資金が不足してしまえば、どれだけ魅力的な店舗を作っても経営は苦しくなります。

開業前には、必要な厨房機器をメニューから逆算し、新品だけでなく中古品も含めて比較するなど、初期投資を抑える方法も検討しましょう。

「人気の業態だから」という理由だけで決めるのではなく、自分の強み、商圏、客単価、厨房、資金計画まで含めて考える。

これが、カフェでも居酒屋でも、長く続く店を作るための基本です。

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