梅雨の時期になると、和菓子店の店頭を彩る「紫陽花(あじさい)の和菓子」。
透明感のある寒天やきらめく錦玉羹(きんぎょくかん)を使い、雨に濡れた紫陽花を表現した美しい見た目が特徴です。
季節感を大切にする和菓子の世界では、紫陽花は初夏を代表する意匠のひとつとして親しまれています。
この記事では、紫陽花をモチーフにした和菓子の特徴や魅力、手作りする際のポイントについて解説します。
目次
紫陽花の和菓子とは?
紫陽花の和菓子とは、6月から7月頃に販売される季節の上生菓子です。
実際の紫陽花の花びらを表現するため、
- 錦玉羹(きんぎょくかん)
- 寒天
- 羊羹
- 練り切り
などを使用して作られます。
特に透明感のある寒天を小さくカットして餡の周りにまとわせた「紫陽花」は、多くの和菓子店で定番となっています。
紫陽花の和菓子が人気の理由
見た目が美しい
紫陽花の和菓子は、和菓子の中でも特に見た目の華やかさが特徴です。
青や紫、ピンクなどの色合いを表現し、本物の紫陽花のような美しさを楽しめます。
SNS映えする和菓子としても人気があります。
季節感を楽しめる
和菓子は季節を味わう文化のひとつです。
紫陽花の和菓子は梅雨の風景を表現しており、初夏ならではの風情を感じられます。
上品な甘さ
中にはこしあんや白あんが使われることが多く、見た目だけでなく上品な味わいも魅力です。
お茶との相性も抜群です。
紫陽花の和菓子にはどんな種類がある?
錦玉羹の紫陽花

最も代表的なタイプです。
色付けした寒天や錦玉羹を細かく刻み、白あんの周りに付けて紫陽花を表現します。
透明感があり、涼しげな印象を与えます。
練り切りの紫陽花
練り切りを使用し、花びらを一枚ずつ表現した上生菓子です。
職人の技術が光る繊細な和菓子として人気があります。
羊羹の紫陽花
羊羹や寒天を重ねて紫陽花を表現するタイプです。
カットすると美しい断面を楽しめます。
紫陽花の和菓子作りに挑戦してみよう

家庭でも比較的作りやすいのが寒天を使った紫陽花和菓子です。
用意する材料
- 粉寒天
- 水
- 砂糖
- 食用色素(青・紫・ピンク)
- 白あん
基本的な作り方
1. 色付き寒天を作る
寒天液を作り、数色に分けて着色します。
青や紫を中心に色付けすると紫陽花らしく仕上がります。
2. 冷やし固める
バットなどに流し入れ、冷蔵庫で固めます。
3. 細かくカットする
固まった寒天を5mm程度の角切りにします。
この寒天が紫陽花の花びらになります。
4. あんこに付ける
丸めた白あんの表面に寒天を貼り付けると、紫陽花のような見た目になります。
紫陽花和菓子をきれいに作るコツ
色を複数使う
青一色ではなく、
- 青
- 紫
- ピンク
を混ぜることで本物の紫陽花に近づきます。
透明感を意識する
寒天や錦玉羹を使用すると涼しげな印象になります。
梅雨の季節感も表現しやすくなります。
白あんを使う
紫陽花の色合いを引き立てるため、中餡には白あんがおすすめです。
和菓子店でも人気の季節商品
紫陽花をモチーフにした和菓子は、全国の和菓子店で初夏限定商品として販売されています。
近年はSNSの影響もあり、
- フォトジェニックな和菓子
- 季節限定スイーツ
として人気が高まっています。
カフェや和菓子店では、抹茶とセットで提供されることもあります。
バット アルマイト 深バット 6取

j-tone 紗綾 和菓子ナイフ 朱

【東洋佐々木ガラス】 清露 のぞき(藍)

緑志野抹茶碗

まとめ
紫陽花の和菓子は、梅雨の季節を彩る代表的な上生菓子です。
- 錦玉羹の透明感
- 美しい色合い
- 上品な甘さ
が魅力で、和菓子ならではの季節感を楽しめます。
家庭でも寒天と白あんを使えば比較的手軽に作れるため、初夏のお菓子作りに挑戦してみるのもおすすめです。
雨の日が続く季節だからこそ、美しい紫陽花の和菓子で季節の風情を味わってみてはいかがでしょうか。

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