飲食店開業は何から始める?失敗しないための準備・資金・物件・厨房機器選びを徹底解説

出店・開業

「いつか自分の飲食店を開業したい」と考えていても、いざ準備を始めようとすると、「何から始めればいいのかわからない」という方は少なくありません。

物件を探すべきなのか、開業資金を計算するべきなのか、メニューを決めるべきなのか、それとも厨房機器を先に選ぶべきなのか。

飲食店開業では、決めることが非常に多いため、順番を間違えると余計な費用が発生したり、開業直前になって計画を変更したりすることがあります。

特に注意したいのが、物件と厨房設備の関係です。

「駅から近くて家賃も予算内だから」という理由だけで物件を決めてしまうと、後から電気容量や給排水、排気、ガス、厨房スペースなどに問題が見つかるケースがあります。

では、飲食店開業は何から始めるべきなのでしょうか。

この記事では、これから飲食店を開業する方に向けて、開業準備の順番、資金計画、物件選び、厨房機器の選び方まで、厨房のプロの視点から詳しく解説します。

さらに、テンポスの開業支援実績や中古厨房機器の取り扱い実績も紹介しながら、「自分で準備するところ」と「専門家に相談した方がよいところ」を整理します。

「飲食店を開業したいけれど、何から始めればいい?」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

■ 「飲食店を開業したいけれど、何から始めればいい?」最初に考えること

●いきなり物件探しを始めないことが大切です

飲食店開業を考えたとき、最初に物件サイトを見る方は多いのではないでしょうか。
もちろん物件探しは重要ですが、物件を探す前に決めておきたいことがあります。

それが「どんな店を作りたいのか」というコンセプトです。
例えば、同じ20坪の店舗でも、ラーメン店とカフェでは必要な厨房機器も設備も大きく異なります。

ラーメン店なら、ゆで麺機、餃子焼器、ガスレンジ、冷蔵庫、製氷機などが必要になる場合があります。

一方、カフェなら、エスプレッソマシン、コーヒー関連機器、冷蔵ショーケース、製氷機、オーブンなどが中心になる場合があります。

つまり、「物件を決めてから厨房を考える」のではなく、「どんな料理を提供するかを決めたうえで、必要な厨房設備を考える」ことが重要です。

●まずはこの5つを整理しましょう

開業準備のスタート地点では、次の項目を整理してみましょう。

▶ どんな業態の店にするのか
▶ 誰をターゲットにするのか
▶ 客単価はいくらを想定するのか
▶ 何席程度の店にするのか
▶ どのようなメニューを提供するのか

この5つが決まると、必要な店舗規模や厨房機器、開業資金の目安が見えてきます。

例えば「10席程度の小さな居酒屋」と「50席の大型居酒屋」では、必要な冷蔵庫の容量、作業台の数、食器洗浄機の能力、調理機器の数などがまったく違います。

そのため、最初から「業務用冷蔵庫を買おう」「大型の製氷機を買おう」と考えるのではなく、まず店の規模とメニューを決めることが大切です。

●開業準備で失敗しやすいパターン

◎ コンセプトを決める
◎ メニューを考える
◎ 必要な厨房機器を洗い出す
◎ 必要な店舗規模を考える
◎ 予算を計算する
◎ 条件に合う物件を探す

この順番で考えると、店舗選びと厨房設計の方向性がそろいやすくなります。
一方で、

× 家賃が安いから物件を契約する
× 契約後に厨房機器を考える
× 必要な設備をすべて新品でそろえる
× 開業資金を厨房機器だけで使い切る

といった進め方は注意が必要です。

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■ 飲食店開業は「業態・資金・物件・厨房」の順番で考える

●開業準備の全体像を把握しましょう

飲食店開業には、物件、内装、厨房機器、食器、家具、レジ、広告、人材、仕入れなど、さまざまな準備があります。

そのため、一つずつバラバラに考えるのではなく、全体の流れを把握することが重要です。

テンポスの飲食店開業マップでも、開業計画、事業計画、開業地・物件、厨房機器、資格・許認可、スタッフ募集・研修、集客・販促など、開業までの工程が整理されています。

●STEP1 コンセプトを決める

最初に「どんな店を作りたいのか」を決めます。
例えば、

▶ ランチ中心の定食屋
▶ 夜営業中心の居酒屋
▶ テイクアウト中心の専門店
▶ コーヒーを主力にしたカフェ
▶ 高単価の焼肉店

などです。
ここで重要なのは、業態によって必要な設備が変わることです。

●STEP2 開業資金を整理する

次に、開業に必要なお金を整理します。

▶ 物件取得費
▶ 内装・外装工事費
▶ 厨房機器費
▶ 調理道具・食器・備品費
▶ 家具・インテリア費
▶ POSレジなどの会計設備費
▶ 広告宣伝費
▶ 開業後の運転資金

特に忘れやすいのが運転資金です。

開業時にすべてのお金を設備へ投入してしまうと、営業開始後の仕入れ、人件費、家賃、光熱費などの支払いが苦しくなる可能性があります。

「開店できる金額」ではなく、「開店してから営業を続けられる金額」まで考えることが重要です。

●STEP3 物件を探す

資金計画と店舗の方向性が固まったら、物件を探します。
ここでは家賃や立地だけでなく、厨房を作れる物件なのかを確認してください。

☐ 電気容量は十分か
☐ ガス設備は必要な能力を確保できるか
☐ 給水・排水設備に問題はないか
☐ 排気設備を設置できるか
☐ 厨房機器を搬入できるか
☐ グリストラップなど必要設備を確認したか
☐ 厨房スペースを十分に確保できるか
☐ 保健所の営業許可に必要な設備を確認したか

物件は「立地が良いか」だけではなく、「営業できる店舗を作れるか」という視点で判断することが重要です。

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●STEP4 厨房機器を決める

物件の条件とメニューが決まったら、厨房機器を具体的に選びます。

厨房機器は単純に「安いものを買う」という考え方ではなく、使用頻度、容量、サイズ、動線、メンテナンス性などを考慮します。

特に冷蔵庫、冷凍庫、製氷機、食器洗浄機などは、営業に欠かせない設備になるため、価格だけで決めないようにしましょう。

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■ 新品・中古、厨房機器はどう選ぶ?開業資金を左右する判断ポイント

●厨房機器は「必要性」と「予算」のバランスで決める

飲食店開業で大きな割合を占めるのが厨房機器です。

冷蔵庫、冷凍庫、製氷機、ガスレンジ、フライヤー、シンク、作業台など、必要な設備をそろえると大きな金額になります。

そこで検討したいのが、新品だけでなく中古厨房機器を活用する方法です。

テンポスでは、中古厨房機器を2万5,000点以上取り扱い、全国62店舗と連携し、毎月2,000件の商品を追加していると案内しています。

また、中古品には最大1年保証を設定しています。

つまり、中古厨房機器は「安い機器を探す」というだけではなく、豊富な選択肢の中から店舗に必要な設備を選ぶ方法の一つと考えられます。

●中古厨房機器はどんな設備に向いている?

例えば、

▶ 作業台
▶ シンク
▶ 棚・収納
▶ 冷蔵庫
▶ 冷凍庫
▶ 冷蔵ショーケース
▶ 一部の加熱機器

などは、状態や年式、サイズ、能力を確認したうえで中古を検討しやすい設備です。
一方で、営業への影響が大きい機器については、購入価格だけでなく故障時のリスクも考えます。

◎ 使用頻度が低い設備は中古を検討する
◎ 状態の良い商品を選ぶ
◎ 保証の有無を確認する
◎ 搬入・設置費まで含めて比較する
◎ 修理や部品供給について確認する

こうした視点が重要です。

●テンポスの中古厨房機器で実際の価格を比較する

テンポスの中古訴求ページでは、10席・20坪のラーメン店を例に、新品と中古で厨房機器をそろえた場合の見積比較を掲載しています。

掲載例では、新品でそろえた場合の合計が4,105,279円となっています。

このように、開業時の厨房機器は「一台いくら」ではなく、必要な機器を一式そろえた場合にいくらになるのかを見ることが大切です。

テンポスの中古厨房機器ページでは、冷凍冷蔵機器、コンロ・熱機器、シンク・台・収納、調理機器、洗浄機器など、カテゴリごとに商品を探せます。

●開業資金が限られているなら「全部新品」にこだわらない

開業資金に余裕がない場合、厨房機器をすべて新品でそろえることが必ずしも正解とは限りません。
重要なのは、営業に必要な機器を確保しながら、どこで初期投資を抑えるかを判断することです。

例えば、

◎ 厨房の作業台は中古を検討する
◎ シンクや収納設備は状態を見て中古を検討する
◎ 使用頻度の低い機器は中古を検討する
◎ 新品と中古の見積を比較する
◎ 浮いた資金を運転資金に回す

といった考え方があります。
ただし、「中古なら何でもいい」というわけではありません。

× 年式を確認しない
× 動作確認をしない
× サイズを測らず購入する
× 搬入経路を確認しない
× 保証内容を確認しない

このような購入は避けましょう。

■ 「この厨房機器は必要?」飲食店開業前によくある質問にプロが回答

飲食店開業を考えていると、厨房機器についてさまざまな疑問が出てきます。
ここでは、特に相談されやすい質問を5つ紹介します。

Q: 開業準備を始めたので、先に厨房機器を購入しておいた方がいいでしょうか?

A:基本的には、先に購入するのではなく、メニュー、席数、厨房レイアウト、物件条件などを整理してから選ぶことをおすすめします。

厨房機器はサイズが大きく、電気・ガス・給排水などの設備条件にも関係します。

物件を決める前に大型機器を購入してしまうと、搬入できない、設置できない、容量が合わないといった問題が起こる可能性があります。

「何を作るか」から逆算して「何が必要か」を決めましょう。

Q: 開業資金を抑えたいので、中古厨房機器を使いたいのですが問題ありませんか?

A:状態、年式、容量、動作、保証、設置条件などを確認したうえで選べば、中古厨房機器は初期投資を抑える選択肢になります。

テンポスでは中古厨房機器を多数取り扱っており、最大1年保証の商品もあります。
ただし、商品によって状態や保証条件は異なるため、購入前に必ず確認しましょう。

Q: 開業資金が限られています。どの厨房機器にお金をかけるべきでしょうか?

A: 店の営業に直結する機器を優先することが基本です。
例えば、冷蔵・冷凍設備や、主力メニューの調理に必要な加熱機器などです。

逆に、使用頻度が低い設備まで高額な新品にそろえる必要があるとは限りません。

◎ 主力メニューに必要な機器は優先する
◎ 故障すると営業できなくなる機器は慎重に選ぶ
◎ 使用頻度の低い機器は中古も検討する

このように、厨房機器ごとに重要度を分けて考えると予算配分がしやすくなります。

Q: 物件が気に入ったので契約したいのですが、厨房設備は後から考えても大丈夫ですか?

A: 物件契約前に確認することをおすすめします。
特に、電気容量、ガス、給排水、排気、厨房スペース、搬入経路などは重要です。

「置きたい厨房機器が入らない」という問題が起きれば、内装工事や設備工事の追加費用につながる可能性があります。

☐ 厨房機器の寸法
☐ 店舗の間口
☐ 搬入経路
☐ 電気容量
☐ ガス容量
☐ 給排水
☐ 排気

これらを物件とセットで確認しましょう。

Q: 初めての開業なので、物件や厨房機器、資金計画など何から相談すればいいのかわかりません。

A: 一人ですべてを判断する必要はありません。

テンポスでは、厨房機器だけでなく、物件、内装、資金調達、レイアウト、調理機器、食器、会計機器など、飲食店開業に関するさまざまな相談を受け付けています。

公式の開業案内では、年間3万8,000件の新規開業支援の経験・ノウハウを活用してサポートすると案内しています。

初めて飲食店を開業される方に向けて様々な情報を発信しています。

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■ 飲食店開業で迷ったら、テンポスの商品・サービスを活用して準備を進めよう

●開業準備は「全部自分で決める」必要はありません

飲食店開業では、コンセプト、資金、物件、内装、厨房機器、食器、レジ、スタッフ、仕入れ、広告など、決めることが非常に多くあります。

そのすべてを一人で判断しようとすると、時間もかかりますし、専門的な部分で判断を誤る可能性もあります。

特に厨房は、料理を作る場所であると同時に、店舗の生産性を左右する重要な設備です。
冷蔵庫の位置が数十センチ違うだけでも、仕込みや営業中の動線が変わります。

作業台の高さや幅、シンクの位置、加熱機器と冷蔵庫の距離なども、スタッフの動きやすさに影響します。

だからこそ、開業時には「厨房機器を買う」という考え方ではなく、「営業しやすい厨房を作る」という視点を持ちましょう。

●テンポスでは開業前のさまざまな準備をサポート

テンポスでは、厨房機器の販売だけではなく、飲食店開業に関連する物件、内装、資金調達、会計機器などのサービスも案内しています。

例えば、これから開業する方なら、

▶ 開業に必要なものを整理する
▶ 開業資金の目安を確認する
▶ 物件を探す
▶ 厨房レイアウトを考える
▶ 新品・中古の厨房機器を比較する
▶ 調理道具や食器をそろえる
▶ POSレジなどを検討する

といった準備を一つずつ進めることができます。

●厨房機器を探すなら、開業後まで考えて選びましょう

厨房機器を選ぶ際は、購入価格だけでなく、次の点まで確認してください。

☐ 店舗に搬入できるサイズか
☐ 設置場所を確保できるか
☐ 電源やガスの条件に合っているか
☐ 給排水が必要か
☐ 必要な容量・能力があるか
☐ メニュー数に対して適切か
☐ 使用頻度に合っているか
☐ 保証内容を確認したか
☐ 修理・メンテナンスについて確認したか
☐ 開業後の運転資金を圧迫しないか

「安かったから買う」のではなく、「この店に必要だから買う」という判断が大切です。

■まとめ|飲食店開業は「何から始めるか」で失敗を防げる

飲食店開業を考えたとき、「まず物件を探そう」「厨房機器を買おう」と考えてしまいがちです。

しかし、失敗を防ぐためには、最初に店のコンセプトや業態、ターゲット、客単価、席数、メニューを整理することが重要です。

そのうえで、開業資金を計算し、必要な設備を洗い出してから物件を探しましょう。
特に厨房機器は、物件の電気・ガス・給排水・排気設備などと密接に関係しています。

そのため、

▶ コンセプトを決める
▶ メニューと席数を決める
▶ 開業資金を整理する
▶ 必要な厨房機器を洗い出す
▶ 厨房設備を確認しながら物件を探す
▶ 新品・中古を比較して厨房機器を選ぶ
▶ 内装・設備工事を進める
▶ 資格・許認可、スタッフ、仕入れ、集客などを準備する

というように、全体をつなげて考えることが大切です。
また、開業資金を抑えたい場合は、すべてを新品でそろえる必要はありません。

テンポスでは中古厨房機器を2万5,000点以上取り扱い、全国62店舗と連携して毎月2,000件の商品を追加しています。
中古品には最大1年保証も設定されています。

新品と中古を比較しながら、「どこにお金をかけるのか」「どこを抑えるのか」を考えることで、限られた開業資金を有効に使える可能性があります。

そして何より大切なのは、開業すること自体をゴールにしないことです。
飲食店はオープンしてからが本当のスタートです。

開業時に資金を使い切らず、仕入れ、人件費、家賃、光熱費、広告費など、営業を続けるための運転資金も確保しておきましょう。

「飲食店開業は何から始める?」と迷ったら、まずは自分が作りたい店を具体的にすることから始めてみてください。

そして、物件、厨房機器、資金、内装など、自分だけで判断するのが難しい部分は専門家に相談しましょう。
テンポスでは、厨房機器だけでなく、飲食店の開業準備に関するさまざまなサービスを展開しています。

開業準備に不安がある方は、必要なものを一つずつ整理しながら、自分の店に合った開業計画を作っていきましょう。

テンポスでは、これから開業を目指す方、飲食店の経営についてお悩みの方に向けてさまざまな情報を発信しています。
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