業務用ワインセラーは、ワインの品質を維持しながら最適な温度で保管するために欠かせない設備です。レストランやワインバー、ホテル、ダイニングバーなどでは、ワインの味や香りを守るだけでなく、店舗の演出や販売促進にも大きな役割を果たしています。
近年は、長期熟成向けモデルから多温度管理タイプ、ディスプレイ性に優れたショーケースタイプまで、さまざまなワインセラーが登場しています。
本記事では、業務用ワインセラーの種類や選び方を解説するとともに、人気商品5選を比較しながらご紹介します。店舗に最適なワインセラー選びの参考にしてください。
目次
業務用ワインセラーにはどんな種類があるの?
業務用ワインセラーは、ワインの品質を保つために温度や湿度を管理する専用機器です。
一般的な冷蔵庫とは異なり、
- 温度変化が少ない
- 振動を抑えられる
- 適切な湿度を維持できる
といった特徴があります。
ワイン本来の風味や香りを守るため、飲食店では重要な設備の一つです。
目的による違い
長期熟成向けタイプ
ワインを長期間保管するためのセラーです。
一般的に温度を12~15℃前後で安定して維持し、湿度管理機能を備えている機種もあります。
こんな店舗におすすめ
- ワインバー
- 高級レストラン
- ワイン専門店
サービス用タイプ
提供温度で保管することを目的としたワインセラーです。
赤ワインや白ワインを飲み頃の温度で保管できるため、すぐに提供できます。
こんな店舗におすすめ
- レストラン
- イタリアン
- ビストロ
- ホテル
多温度帯タイプ
庫内を複数の温度帯に分けて管理できるタイプです。
例えば、
- 上段:赤ワイン
- 下段:白ワインやスパークリングワイン
といった使い分けが可能です。
さまざまな種類のワインを扱う店舗に適しています。
ショーケースタイプ
ガラス扉を採用し、ワインを見せながら保管できるタイプです。
ディスプレイ効果が高く、店内演出にも活用できます。
こんな店舗におすすめ
- ワインバー
- ダイニングバー
- ホテルラウンジ
冷却方式による違い
コンプレッサー式
冷却能力が高く、大容量モデルに多く採用されています。
メリット
- 冷却力が高い
- 業務用に適している
- 大型機種が豊富
デメリット
- やや動作音がある
ペルチェ式
電子冷却方式を採用したタイプです。
メリット
- 静音性が高い
- 小型店舗向き
デメリット
- 高温環境では冷却能力が低下しやすい
収納本数による違い
小型タイプ(20~50本程度)
- 小規模レストラン
- カフェ
- 個人経営のバー
向けです。
中型タイプ(50~150本程度)
- イタリアン
- フレンチ
- 居酒屋
など、ワイン提供数が比較的多い店舗に向いています。
大型タイプ(150本以上)
- ホテル
- ワインバー
- 高級レストラン
など、本格的にワインを取り扱う店舗におすすめです。
業務用ワインセラー選びのポイント
業務用ワインセラーは、ワインの品質維持だけでなく、店舗の提供品質や売上にも大きく影響する設備です。
温度管理・収納本数・設置場所などを考慮しながら選ぶことが重要です。
① 収納本数で選ぶ
■ 小型タイプ
・20〜50本前後収納できる
・小規模店舗向き
・省スペースで設置しやすい
→ カフェや小規模レストランで導入しやすいサイズです。
■ 大型タイプ
・100本以上収納できる
・豊富なワインを管理しやすい
・ホテルや大型店向き
→ ワインの品揃えを強化したい店舗に向いています。
② 温度管理性能で選ぶ
■ 単温度タイプ
・庫内を一定温度で管理できる
・操作がシンプル
・保存用途向き
→ 同じ種類のワインを管理する店舗に適しています。
■ 多温度タイプ
・温度帯を分けて管理できる
・赤・白ワインを同時保存しやすい
・提供用途にも便利
→ ワインの種類が多い店舗におすすめです。
③ 冷却方式で選ぶ
■ コンプレッサー式
・冷却力が高い
・大型モデルが豊富
・夏場でも安定運転しやすい
→ 飲食店で最も採用されている方式です。
■ ペルチェ式
・振動が少ない
・静音性が高い
・小型モデルが中心
→ 小規模店舗や静かな空間に向いています。
④ 設置場所で選ぶ
■ 据置型
・収納本数が多い
・存在感がある
・店舗の主力設備向き
→ ワイン提供を強化する店舗に適しています。
■ ビルトイン対応型
・空間を有効活用しやすい
・インテリアになじみやすい
・高級感を演出しやすい
→ 高級レストランやバーで人気があります。
⑤ 扉タイプで選ぶ
■ ガラス扉タイプ
・ワインを見せながら保管できる
・販促効果が期待できる
・高級感を演出しやすい
→ ワイン販売やディスプレイ重視の店舗向きです。
■ ソリッド扉タイプ
・遮光性が高い
・温度変化を抑えやすい
・長期保存向き
→ 品質管理を重視する店舗に適しています。
⑥ 湿度管理で選ぶ
■ 湿度維持機能付き
・コルクの乾燥を防ぎ、ワインの酸化・劣化を抑えやすい
・長期保存に向いている
・品質維持しやすい
→ 高価格帯ワインを扱う店舗におすすめです。
⑦ 静音性で選ぶ
■ 低騒音モデル
・客席近くでも設置しやすい
・落ち着いた空間を維持しやすい
・バーやワイン専門店向き
→ 店舗の雰囲気づくりにも影響します。
⑧ 省エネ性能で選ぶ
■ 省エネタイプ
・電気代を抑えやすい
・長時間運転向き
・ランニングコスト削減につながる
→ 年間コストも含めて比較することが重要です。
⑨ メンテナンス性で選ぶ
■ 清掃しやすい構造
・棚を取り外しやすい
・庫内を掃除しやすい
・衛生管理しやすい
→ 日常メンテナンスの負担軽減につながります。
⑩ 店舗コンセプトで選ぶ
■ 業態に合わせる
・レストラン → 大容量タイプ
・バー → ガラス扉タイプ
・ホテル → 多温度管理タイプ
・ワインショップ → ディスプレイ重視タイプ
→ ワインセラーは保存設備であると同時に、店舗演出の一部としても重要です。
人気の業務用ワインセラー5選を紹介!
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業務用ワインセラー販売台数ランキング1位は!?(テンポス販売実績より)
ここまで、業務用ワインセラーの種類や選び方について紹介してまいりました!
実際、一番売れている「業務用ワインセラー」はどのような商品なのか、みんなが使っているのはどのタイプなのかを見ていきましょう!
テンポスバスターズ・テンポスドットコムとは?
テンポスバスターズとは、実店舗で新品・中古の厨房機器や調理道具、家具や食器などを販売している企業になります。全国に80店舗を構え、全国の飲食店をサポートしています。
テンポスドットコムは飲食店向けの冷蔵庫をはじめとする厨房機器、調理道具、家具などを扱う通販サイトです。
厨房機器を取り扱うサイトとしては業界最大手に位置しています。
そのようなサイトで人気の高い商品は、シェアが高く信頼のおける商品と言えるでしょう!
販売台数ランキング1位は!?
では、本題に戻って実際の過去2年間で集計した販売台数ランキング1位の商品を見てみましょう!
【第1位】【サンデン】低温冷蔵機能付 ワインセラー 2温度式 142L SB51 単相 100V

・最大51本収納可能な業務用ワインセラー
・温度設定範囲5〜18℃でワイン管理しやすい
・ガラス扉採用でボトルを美しくディスプレイできる
・コンプレッサー式で安定した冷却性能を発揮
・棚の高さ調整ができ多様なボトルに対応
・飲食店やバー、自宅ワインコレクションにもおすすめ
ワインの品質維持と魅せる収納を両立できる、使い勝手の良い小型ワインセラーです。
まとめ
業務用ワインセラーは、収納本数や温度管理性能、冷却方式によって使い勝手が大きく異なります。
導入時には、
・収納本数
・温度管理性能
・冷却方式
・扉タイプ
・静音性
・省エネ性能
・設置スペース
などを総合的に確認することが重要です。
店舗の業態やワインの取り扱い本数に合ったワインセラーを選ぶことで、ワイン本来の品質を維持しながら、顧客満足度の向上や売上アップにもつながります。長期的な運用コストも考慮し、自店舗に最適な一台を導入しましょう。





