業務用ガスレンジは、炒める・煮る・焼く・茹でるといった幅広い加熱調理を支える、厨房の中心となる重要設備です。飲食店では毎日の営業で使用頻度が高く、火力・バーナー数・オーブンの有無によって、調理スピードや厨房全体の作業効率が大きく変わります。
一方で、業務用ガスレンジには卓上型・スタンダード型・オーブン付き・多口タイプなどさまざまな種類があり、店舗規模やメニュー構成に合わない機種を選ぶと、「火力が足りない」「鍋数が足りない」「厨房が狭くなる」といった導入後のミスマッチにつながることもあります。
そこで本記事では、業務用ガスレンジの種類や選び方のポイントを分かりやすく整理しながら、人気商品6選を徹底比較します。新規導入や買い替えを検討している方は、自店舗に最適な1台を見極める参考にしてください。
目次
業務用ガスレンジにはどんな種類があるの?
業務用ガスレンジは、炒める・煮る・焼く・茹でるといった加熱調理の中心を担う厨房設備です。ひと口にガスレンジといっても、店舗規模・提供メニュー・同時調理数によって選ぶべきタイプは大きく変わります。テンポスでも、卓上型からオーブン付きの本格タイプまで幅広く展開されています。
1. 内管式ガステーブル
家庭用コンロに近い構造で、つまみを回すと自動で点火するタイプです。
操作が簡単で安全性が高く、初めて導入する店舗や、アルバイトの人を雇う場合にも向いています。清掃もしやすく、日常使いに適しています。
2. 外管式ガステーブル
手動でガス栓を開けて点火する業務用らしい構造です。
ライターやチャッカマンなどを使用して手動で着火します。
火力の細かい調整が可能で、中華など火加減が重要な調理に向いています。安全装置がない場合もあるため、扱いには注意が必要です。
3. 全面五徳(ぜんめんごとく)
鍋を置く台である「五徳」の形にも違いがあり、これは日々の調理のしやすさに直結します。
全面五徳は、天板のほぼ全面が網目状の五徳で覆われているタイプです。
メリットとしては、鍋を隣のコンロへ移動させる際、持ち上げずに「スライド」させるだけで可能。重い寸胴鍋を多用するラーメン屋などのスープ作りや煮込み料理が多い店舗に向いています。
4. 独立五徳(どくりつごとく)
全面五徳とは異なり、バーナーごとに一つずつ五徳が分かれているタイプです。
メリットとしては、五徳自体がコンパクトで軽いため、取り外してシンクで丸洗いするのが非常に簡単です。炒め物中心のメニューで、こまめに掃除をして清潔に保ちたい店舗におすすめです。
5. 多口・大型ガスレンジ
4口以上のバーナーを搭載した、大量調理向けの大型タイプです。
複数の鍋やフライパンを同時使用できるため、ピーク時の調理効率を高めやすい構造になっています。
メリットとしては、炒め・煮込み・茹で作業を同時進行しやすく、大型鍋や寸胴にも対応しやすい点です。大型居酒屋、ホテル、社員食堂、セントラルキッチンなど、調理量が多い現場に向いています。
6. ヒートトップレンジ・特殊タイプ
鋳鉄プレートなどに熱を蓄えながら加熱する特殊タイプのガスレンジです。
鍋底全体をじっくり温めやすく、スープや煮込み料理の温度管理がしやすいのが特長です。
メリットとしては、鍋を持ち上げずにスライド移動しやすく、複数鍋の火加減調整がしやすい点です。長時間の煮込みやスープ管理を行うラーメン店、洋食店、セントラルキッチンなどで採用されることがあります。
業務用ガスレンジ選びのポイント
業務用ガスレンジは、火力の強さだけでなく、厨房動線・調理効率・安全性にも大きく関わる重要設備です。
見た目や価格だけで選ぶと、「火力が足りない」「鍋数が合わない」「厨房が使いにくい」といった導入後のミスマッチにつながります。
ここでは、店舗運営目線で失敗しにくい選び方を整理します。
■ 用途・業態で選ぶ
・ラーメン店、炒め物中心の中華店 → 高火力タイプ
・定食店、居酒屋 → 汎用性の高い標準タイプ
・カフェ、小規模店 → コンパクトタイプ
→ どの料理を主力にするかで必要な火力や構成が変わります。
■ バーナー数で選ぶ
・1〜2口 → 小規模店舗向け
・3〜4口 → 一般的な飲食店向け
・5口以上 → 多品目を同時進行する店舗向け
→ バーナー数は仕込み効率やピーク時の対応力に直結します。
■ 火力で選ぶ
・強火力タイプ → 炒飯、野菜炒め、中華料理向け
・標準火力タイプ → 煮込み、スープ、一般調理向け
→ 火力不足は調理時間のロスや仕上がりの差につながります。
■ 設置スペースで選ぶ
・本体の幅、奥行、高さを確認
・背面の離隔距離を確保
・鍋の持ち替え動線も確認
→ 設置できても、作業しにくければ厨房効率は下がります。
■ ガス種で選ぶ
・都市ガス
・LPガス(プロパン)
→ ガス種が違うと使用できないため、必ず事前確認が必要です。
■ 清掃性で選ぶ
・五徳が外しやすいか
・油受けが掃除しやすいか
・汚れが溜まりにくい構造か
→ 毎日使う設備だからこそ、掃除のしやすさは重要です。
■ 耐久性・ランニングコストで選ぶ
・ステンレス製はサビに強い
・部品交換のしやすさも重要
・メンテナンス頻度も確認する
→ 本体価格だけでなく、長く使ったときのコストで判断するのが基本です。
人気の業務用ガスレンジ6選を紹介!
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業務用ガスレンジ売上ランキング1位は!?(テンポス販売実績より)
ここまで、業務用ガスレンジの種類や選び方について紹介してまいりました!
実際、一番売れている「業務用ガスレンジ」はどのような商品なのか、みんなが使っているのはどのタイプなのかを見ていきましょう!
テンポスバスターズ・テンポスドットコムとは?
テンポスバスターズとは、実店舗で新品・中古の厨房機器や調理道具、家具や食器などを販売している企業になります。全国に80店舗を構え、全国の飲食店をサポートしています。
テンポスドットコムは飲食店向けの冷蔵庫をはじめとする厨房機器、調理道具、家具などを扱う通販サイトです。
厨房機器を取り扱うサイトとしては業界最大手に位置しています。
そのようなサイトで人気の高い商品は、シェアが高く信頼のおける商品と言えるでしょう!
販売台数ランキング1位は!?
では、本題に戻って実際の過去2年間で集計した販売台数ランキング1位の商品を見てみましょう!
【第1位】【マルゼン】ガスレンジ 3口 自然対流式オーブン RGR-0963D

・幅900×奥行600×高さ800mmの業務用スタンダードモデル
・トップバーナー3口仕様で、炒め物、茹で物、スープ調理を同時進行しやすく、厨房の作業効率向上に貢献
・自然対流式オーブンを1基搭載、焼き物や温め直しまで1台で対応可能
・鋳鉄製ユニバーサルバーナー採用、安定した火力を確保しながら耐久性も十分
・オーブン庫内は2段棚仕様、付属の焼網、バットを使って多用途に活用しやすい設計
・居酒屋、定食店、中華店など、複数メニューを効率よく回したい飲食店に最適
まとめ
業務用ガスレンジは、単なる加熱機器ではなく、調理効率・回転率・厨房オペレーションに直結する重要な厨房設備です。店舗の業態や提供メニューによって必要な火力や口数が変わるため、用途に合った機種選びが欠かせません。
選ぶ際は、以下のポイントを意識することが重要です。
・用途・業態に合っているか
・バーナー数は適切か
・必要な火力を満たしているか
・厨房スペースに収まるか
・ガス種(都市ガス/LPガス)は合っているか
・オーブンの必要性があるか
・清掃しやすい構造か
・耐久性やランニングコストは適切か
適切な業務用ガスレンジを導入することで、調理の無駄が減り、厨房全体の生産性向上につながります。今回ご紹介した人気商品6選を参考に、自店舗の営業スタイルに合った最適な業務用ガスレンジを選んでみてください。




