「一風堂」は、福岡・博多を代表する豚骨ラーメン店の一つです。
1985年10月16日に福岡・大名で創業して以来、博多豚骨ラーメンをベースに、時代に合わせたラーメンを追求してきました。
一風堂といえば、なめらかでクリーミーな豚骨スープと、歯切れのよい細麺を組み合わせたラーメンが特徴です。
なかでも看板メニューとして知られているのが「白丸元味」と「赤丸新味」。
同じ一風堂の豚骨ラーメンでありながら、スープや香味油、辛味噌、麺などに違いがあり、それぞれ異なる味わいを楽しめます。
さらに、辛味のある「からか麺」や博多ひとくち餃子、博多チャーハンなどのサイドメニューも人気です。
2026年には創業41周年を迎え、記念商品や初のカップ麺など、新たな展開も話題になっています。
今回は、一風堂の歴史や博多豚骨ラーメンの特徴、白丸元味と赤丸新味の違い、人気メニューなどを紹介します。
目次
一風堂は1985年に福岡・大名で創業
一風堂の歴史は、1985年に始まりました。
創業の地は福岡県福岡市中央区大名です。
博多のラーメン文化が根付く福岡で誕生した一風堂は、豚骨ラーメンを軸にしながら、従来のラーメン店とは異なるスタイルを追求してきました。
一風堂が大切にしてきたのが、「変わらないために、変わり続ける」という考え方です。
豚骨ラーメンという伝統的なジャンルを守りながらも、麺やスープ、トッピングなどを時代に合わせて進化させてきました。
その結果、現在では福岡だけでなく、日本各地で一風堂のラーメンを楽しめるようになっています。
一風堂の豚骨ラーメンは何が特徴?
一風堂のラーメンの特徴として、まず挙げられるのがなめらかな豚骨スープです。
豚骨ラーメンというと、豚骨特有の香りが強く、濃厚な味わいをイメージする人も多いでしょう。
一風堂では、豚骨の旨味を引き出しながら、まろやかでクリーミーな味わいを追求しています。
また、博多ラーメンらしい細麺との組み合わせもポイントです。
細麺はスープと絡みやすく、歯切れのよい食感を楽しめます。
そして、一風堂のラーメンを語るうえで欠かせないのが「替玉」です。
最初から麺を大量に入れるのではなく、食べ終わった後に追加で麺を注文できるため、最後まで麺の食感を楽しみやすいのが特徴です。
一風堂の店舗では、博多細麺の食感を保つため、少量ずつ提供して替玉を楽しむスタイルが長く受け継がれています。
白丸元味とは?

「白丸元味」は、一風堂を代表する看板ラーメンの一つです。
豚骨スープそのものの味わいをシンプルに楽しみたい人に向いている一杯といえるでしょう。
一風堂公式では、白丸元味について、なめらかな豚骨スープをシンプルに味わえるラーメンとして紹介されています。
2023年には、白丸元味を含む看板ラーメン3種類が約8年ぶりに大幅リニューアルされました。
白丸元味では、それまでより少し太く、さくっと歯切れのよい細麺を採用。
塩こうじと低温調理で仕上げたロースチャーシューを合わせ、豚骨スープのまろやかな味わいを引き立てています。
「一風堂の豚骨ラーメンをまず食べてみたい」という人なら、白丸元味から試してみるのもよいでしょう。
赤丸新味とは?

「赤丸新味」は、白丸元味とは異なる味の変化を楽しめる一風堂の看板メニューです。
深みのある豚骨スープをベースに、香油や辛味噌などを組み合わせています。
スープに辛味噌や香油を加えることで、豚骨のまろやかさだけではなく、香ばしさや辛味、コクを楽しめるのが特徴です。
2023年のリニューアルでは、小麦の風味を感じやすい麺を採用。
さらに、ガーリックを効かせた香油と特製辛味噌を組み合わせ、食べ進めながら味の変化を楽しめるラーメンに仕上げています。
「濃厚な豚骨ラーメンに、香りや辛味も欲しい」という人には赤丸新味が向いています。
白丸元味と赤丸新味の違い
一風堂の定番ラーメンを選ぶ際に迷いやすいのが、白丸元味と赤丸新味の違いです。
大きく分けると、豚骨そのものの味わいを楽しみたいなら白丸、香油や辛味噌による味の変化を楽しみたいなら赤丸と考えると分かりやすいでしょう。
| メニュー | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 白丸元味 | なめらかな豚骨スープをシンプルに楽しめる | 豚骨の味をじっくり味わいたい人 |
| 赤丸新味 | 香油や辛味噌を合わせたコク深い味わい | 香りや辛味、味の変化を楽しみたい人 |
| からか麺 | 旨から肉味噌と麻辣・スパイスの風味 | 辛いラーメンが好きな人 |
どちらも一風堂を代表するラーメンですが、味の方向性は異なります。
初めて一風堂を訪れる場合は、白丸元味と赤丸新味を食べ比べてみるのも面白いでしょう。
からか麺とは?
一風堂には、豚骨ラーメンだけでなく、辛味を楽しめる「からか麺」もあります。
からか麺の特徴は、麻辣やスパイスを効かせた「旨から肉味噌」です。
豚骨スープのまろやかさに、肉味噌の旨味やスパイスの香りが加わることで、白丸元味や赤丸新味とは異なる味わいになります。
2023年のリニューアルでは、赤丸新味と同じ麺を採用し、水菜や白ネギなどをトッピング。
辛さは「普通」と「特辛」から選べるスタイルになっています。
豚骨ラーメンが好きで、さらに辛いものも好きという人には注目したいメニューです。
一風堂では「替玉」も楽しめる
博多豚骨ラーメンの文化として知られているのが「替玉」です。
一風堂でも、ラーメンを食べ終わる頃に追加の麺を注文する楽しみ方があります。
博多の細麺は、時間が経つと食感が変化しやすいため、最初から大量の麺を入れるのではなく、食べる分だけ追加するスタイルと相性がよいといえます。
一風堂では、替玉を追加して、スープを最後まで楽しむことができます。
「最初は普通の硬さで食べて、次は麺の硬さを変える」といった楽しみ方ができる店舗もあります。
ラーメン一杯を食べるだけでなく、麺を追加して味わい方を変えられることも、博多豚骨ラーメンの魅力です。
一風堂の人気サイドメニュー
一風堂では、ラーメンと一緒に楽しめるサイドメニューも用意されています。
代表的なものとして、
・博多ひとくち餃子
・博多チャーハン
・明太子ごはん
などがあります。
一風堂のラーメンは細麺なので、もう少し食べ応えが欲しいときには、餃子やご飯ものを組み合わせるのもよいでしょう。
特に博多ひとくち餃子は、一口サイズで食べやすく、ラーメンとの組み合わせにも向いています。
ただし、メニューや取り扱い商品は店舗によって異なる場合があります。
食べたいメニューが決まっている場合は、訪問する店舗の情報を確認しておくと安心です。
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一風堂は海外にも展開している
一風堂の特徴は、日本国内だけでなく海外にも店舗を展開していることです。
博多発祥の豚骨ラーメンを、日本とは異なる食文化の中でも楽しめるよう、各地域に合わせた展開を行っています。
一風堂41周年の公式発表では、2026年10月16日の創業日に合わせて、41周年記念商品「巡る鶏白湯」を世界16の国と地域の一風堂で同時発売すると発表されています。
日本で生まれた豚骨ラーメンが世界各地へ広がっていることを考えると、一風堂は「博多ラーメンを海外へ届けるブランド」としても存在感を持っているといえるでしょう。すすめです。
一風堂が2026年に41周年!
2026年は、一風堂にとって大きな節目の年です。
1985年10月16日に福岡・大名で創業した一風堂は、2026年10月16日に創業41周年を迎えます。
41周年のテーマとして掲げられているのが、「巡る想いと、ありがとうを世界へ」。
これまで国内外で一風堂を支えてきた人への感謝と、これから50周年に向かって挑戦を続けていく思いが込められています。
41周年記念商品として登場するのが「巡る鶏白湯」です。
商品名の通り、鶏白湯をベースに、一杯の中で味わいが変化していくことを楽しめるラーメンとして開発されています。
発売日は創業日と同じ10月16日。
世界16の国と地域で同時発売される予定となっており、一風堂の41周年を象徴するメニューになりそうです。
41周年で初のカップ麺も登場
2026年の一風堂では、41周年を迎えるタイミングで新たな商品展開も行われています。
その一つが、初のカップ麺「博多豚骨ラーメン 一風堂白丸元味」です。
2026年9月1日から全国の量販店で発売されています。
一風堂が創業から41年間、カップ麺を発売してこなかった背景には、博多細麺の特徴があります。
店舗では、麺を少量ずつ提供し、食べ終わった後に替玉を追加するのが一風堂のスタイル。
一方、カップ麺はお湯を注いで一定時間待つため、細麺の食感を再現することが難しいという課題がありました。
そこで今回の商品では、博多豚骨ラーメンらしい歯切れのよい細麺を実現するために開発を重ねています。
スープも白丸元味をベースにしており、一風堂の看板ラーメンを家庭で楽しめる商品となっています。
一風堂はなぜ人気?
一風堂が長く支持されている理由の一つは、伝統的な博多豚骨ラーメンを守りながら、新しい味にも挑戦していることです。
白丸元味のように豚骨スープをシンプルに味わえるラーメンがある一方、赤丸新味では香油や辛味噌を組み合わせています。
さらに、からか麺のようにスパイスを取り入れたメニューや、季節限定の商品なども展開しています。
つまり、「博多豚骨ラーメン」という軸を持ちながら、その中で味の幅を広げているのです。
創業から41年が経っても、昔ながらの味だけにとどまらず、新しい商品を生み出していることが一風堂の特徴といえるでしょう。
一風堂のラーメンを初めて食べるならどれがおすすめ?
初めて一風堂を食べる場合、どのラーメンを選ぶか迷う人もいるでしょう。
基本となる味を楽しみたいなら「白丸元味」。
香油や辛味噌によるコクや味の変化を楽しみたいなら「赤丸新味」。
辛い味わいが好きなら「からか麺」。
このように選ぶと分かりやすいでしょう。
また、ラーメンだけではなく、博多ひとくち餃子やご飯ものを一緒に注文すれば、博多らしい食事として楽しめます。
店舗によって提供メニューが異なる場合もあるため、注文前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
一風堂は、1985年10月16日に福岡・大名で創業した博多豚骨ラーメンの人気店です。
看板メニューとして知られているのが「白丸元味」と「赤丸新味」。
白丸元味は、なめらかな豚骨スープをシンプルに味わえるのが特徴です。
一方の赤丸新味は、香油や辛味噌などを加えることで、豚骨の旨味に香りや辛味、コクを重ねています。
さらに、麻辣やスパイスを使った旨から肉味噌が特徴の「からか麺」もあり、豚骨ラーメンだけではない味わいを楽しめます。
博多豚骨ラーメンならではの「替玉」も、一風堂を楽しむうえで欠かせないポイントです。
2026年は創業41周年という節目の年。
10月16日の創業日には41周年記念商品「巡る鶏白湯」が登場し、世界16の国と地域で同時発売される予定です。
さらに、2026年9月には一風堂初のカップ麺「博多豚骨ラーメン 一風堂白丸元味」も発売されました。
1985年の創業から41年。
博多豚骨ラーメンの伝統を受け継ぎながら、新しい味や商品にも挑戦を続ける一風堂は、これから50周年に向けてどのように進化していくのかにも注目です。

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