「飲食店を開業するために予算を組んだのに、見積もりを取ったら想定より大幅に高くなってしまった……」
飲食店の開業準備では、このような悩みが珍しくありません。
物件取得費、内装工事費、厨房機器、家具、食器、調理器具、看板、備品など、開業にはさまざまな費用がかかります。
最初は「これくらいで開業できる」と考えていても、具体的な見積もりを取り始めると、少しずつ追加費用が発生し、気が付けば予算オーバーしていることがあります。
しかし、ここで注意したいのが「予算が足りないから、とにかく安いものを選ぶ」という考え方です。
厨房機器や内装は、開業後の営業効率や安全性、衛生管理にも関係します。
必要な設備まで削ってしまえば、開業後に買い直したり、工事をやり直したりすることになり、かえって高くつく可能性があります。
大切なのは、すべての費用を一律に削ることではありません。
「削ってはいけない費用」と「工夫して抑えられる費用」を分けることです。
この記事では、飲食店の開業予算が予定より膨らんだときに、厨房機器、内装、備品のどこを見直すべきなのかを、厨房の現場目線から解説します。
中古厨房機器の活用や、必要なものを後から買い足す考え方、開業後の運転資金を残すための予算配分についても紹介します。
「どこを削ればいいのかわからない」という方は、ぜひ開業前のチェックに活用してください。
開業・経営の困った!を丸ごと解決

※記事制作20年以上の担当者が、あなたのお店の良さをインタビューで聞き出して記事を作成します!あなたのお店を記事にして毎月6桁のユーザーが訪問する、全国の飲食店を応援するフードメディア「テンポスフードメディア」に掲載しませんか?上記ボタンをクリックし、詳細をぜひご覧ください。
また、不明点などお気軽に下記ボタンからお問合せください!
目次
■予算オーバーしたら、まず「削る場所」ではなく「残すお金」を考える

飲食店の開業で予算オーバーしたとき、多くの人は「どこを削ろう?」と考えます。
もちろん、無駄な費用を削ることは大切です。
しかし、厨房のプロとして最初におすすめしたいのは、
「開業後に必要なお金をいくら残すのか」
を決めることです。
なぜなら、飲食店はオープンした瞬間から安定して利益が出るとは限らないからです。
開業直後は、売上が予想を下回ることもあります。
さらに、
▶ 食材の仕入れ
▶ 家賃
▶ 人件費
▶ 水道光熱費
▶ 消耗品費
▶ 広告宣伝費
▶ 機器の修理費
など、営業を続けるためのお金が必要になります。
開業時に資金をすべて設備に使ってしまうと、オープン後の資金繰りが苦しくなります。
そのため、開業予算を見直すときは、
「いくら安く開業できるか」ではなく、「いくら現金を残して開業できるか」
という視点を持つことが重要です。
●まず費用を3つに分類しましょう
開業費用を見直すときは、次の3つに分類すると判断しやすくなります。
▶ 削ってはいけない費用
▶ 仕様を変更して抑えられる費用
▶ 中古品や代替品などで抑えられる費用
例えば、営業許可や衛生管理、安全な調理に必要な設備を「安くしたいから」という理由だけで削るのはおすすめできません。
一方で、必要以上に高級な内装材を使っていたり、オープン初日には必要のない備品を大量に購入したりしているのであれば、見直す余地があります。
☐ 営業に絶対必要な設備か
☐ 保健所や消防などの確認が必要な設備ではないか
☐ 開業後に追加購入できないものか
☐ 中古品や代替品を検討できないか
☐ 開業後の運転資金を圧迫しないか
この5項目を確認するだけでも、予算の使い方がかなり整理できます。
■厨房機器は「全部新品」が正解とは限らない

飲食店の開業費用を見直すとき、特に検討したいのが厨房機器です。
冷蔵庫、冷凍庫、製氷機、作業台、シンク、フライヤー、ガスレンジ、食器洗浄機など、厨房には多くの設備が必要になります。
しかも厨房機器は、一つひとつの金額が大きいため、複数の機器を揃えると初期費用が一気に膨らみます。
そこで検討したいのが、中古厨房機器です。
テンポスでは、中古の業務用冷蔵庫、冷凍庫、製氷機、コールドテーブル、ショーケースなど、多様な中古厨房機器を取り扱っています。
テンポス法人ドットコムの中古冷機器ページでも、さまざまなメーカー・機種の中古機器が掲載されています。
●中古にするかどうかは「価格だけ」で決めない
中古厨房機器を選ぶときに重要なのは、
「中古だから安い」
という一点だけで判断しないことです。
次のポイントを確認しましょう。
▶ 機器の年式
▶ 使用状態
▶ 必要な能力
▶ サイズ
▶ 電源・ガスなどの仕様
▶ 設置場所
▶ 搬入経路
▶ 保証の有無
▶ 修理・メンテナンス体制
特に注意したいのが「サイズ」と「搬入」です。
安く購入できても、店舗に搬入できなければ使えません。
また、設置後に厨房動線を圧迫してしまえば、調理スタッフの動きが悪くなる可能性もあります。
テンポスの情報でも、中古厨房機器はサイズ変更ができないため、搬入可否の確認が重要だと紹介されています。
●新品と中古を使い分ける
すべて新品、すべて中古という二択にする必要はありません。
例えば、
◎ 営業の中心となる機器は新品
◎ 状態を確認しやすい作業台やシンクは中古を検討
◎ 予備的に使用する機器は中古を検討
というように、役割ごとに分ける方法があります。
反対に、
× 安いという理由だけで状態を確認せず購入する
× 設置スペースを確認せず大型冷蔵庫を購入する
× 必要能力を確認せず小型機器を選ぶ
といった選び方は避けましょう。
中古厨房機器は「安いものを探す」のではなく、必要な性能を満たした機器を適正価格で探すことが重要です。
開業費用を抑えるために中古厨房機器を検討している方は、テンポスの中古厨房機器をチェックしてみてください。
中古厨房機器をお探しの際はこちら
中古と新品の見積比較はこちらから
■テンポスの販売・開業支援実績から見る「まとめて考える」重要性

開業予算を見直すとき、厨房機器だけを単独で考えるのも危険です。
例えば、厨房機器を安く購入できても、設置のために内装工事を変更することになれば、別の費用が増えることがあります。
反対に、物件や厨房レイアウトを先に整理しておけば、必要な機器のサイズや台数を絞れる場合があります。
つまり、
物件、内装、厨房機器、備品、資金計画を別々に考えないこと
が重要です。
テンポスは飲食店開業において、事業計画、資金調達、物件、内外装、厨房機器、集客など、開業前から開業後まで幅広く案内しています。
また、テンポスフードメディアでは、テンポスグループがこれまでに全国15,000件以上の飲食店開業をサポートしてきたと紹介されています。
このような開業支援の実績があるからこそ、厨房機器単体の価格だけではなく、
「この店舗なら、どの機器が必要なのか」
「どこに予算をかけるべきなのか」
という視点で考えることができます。
開業予算が膨らんでしまったときこそ、設備を一つずつ値下げするのではなく、店舗全体の予算配分を見直すことが大切です。
■内装費は「おしゃれ」と「営業に必要」を分けて考える
開業準備では、内装費が予算を大きく左右することがあります。
「せっかく自分のお店を作るなら、おしゃれにしたい」
これは当然の気持ちです。
しかし、内装にこだわり始めると、
▶ 壁材
▶ 床材
▶ 天井
▶ カウンター
▶ 照明
▶ 造作家具
▶ 看板
▶ 装飾
など、さまざまな部分で追加費用が発生します。
ここで重要なのが、
「その費用は売上や営業に必要なのか?」
という判断です。
●削ってはいけない内装
内装費だからといって、すべてを削ってよいわけではありません。
例えば、
◎ 厨房の衛生管理に関わる部分
◎ 清掃しやすい床や壁
◎ スタッフが安全に動ける厨房動線
◎ お客様が快適に過ごすための客席
◎ 必要な電気・給排水設備
などは、むしろ優先したい部分です。
一方、
× 必要以上に高価な装飾
× 開業直後には使わない造作
× コンセプトと関係のない設備
などは、仕様変更を検討できます。
●居抜き物件も選択肢になる
開業費用を抑える方法として、居抜き物件の活用もあります。
既存の厨房設備や内装を活用できれば、ゼロから店舗を作るよりも初期投資を抑えられる可能性があります。
ただし、居抜きだから必ず得とは限りません。
既存設備が古かったり、現在の営業形態に合わなかったりすると、撤去や交換に費用がかかることもあります。
☐ 既存設備は使える状態か
☐ 自分の業態に合っているか
☐ 修理・交換が必要ではないか
☐ 厨房動線に問題がないか
☐ 撤去費用まで含めて考えているか
このように、取得費だけではなく「使い始めるまでの総額」で判断しましょう。
■備品は「最初から全部買う」をやめる
開業費用を見直すときに意外に見落とされるのが、細かな備品です。
一つひとつは数千円程度でも、
▶ 食器
▶ グラス
▶ カトラリー
▶ 鍋
▶ 包丁
▶ 調理器具
▶ バット
▶ 保存容器
▶ 清掃用品
▶ ゴミ箱
▶ 店舗家具
などを一気に購入すると、まとまった金額になります。
そこでおすすめなのが、
「オープン初日に必要か?」
という判断です。
●開業時に必要なものと後から買えるものを分ける
例えば、メニュー数が少ない状態でオープンするのであれば、すべての料理に対応する食器を大量に購入する必要はありません。
◎ オープン時のメニューに必要な食器だけ用意する
◎ 使用頻度の低い備品は後から追加する
◎ 客数を見ながら必要数を増やす
という考え方ができます。
反対に、
× 「いつか使うかもしれない」という理由で大量購入する
× セールだからという理由だけで必要以上に買う
× メニューが決まっていない段階で食器を大量に購入する
といった方法は、開業資金を圧迫する原因になります。
「安く買えたから得」ではありません。
使わないものを買わないことが、最も確実な節約です。
■開業予算を見直すときの優先順位は?
では、実際に予算が膨らんでしまった場合、どこから見直せばよいのでしょうか。
おすすめは、次の順番です。
●その1. 不要なものを削る
まずは「なくても営業できるもの」を探します。
これは最も安全な見直し方法です。
例えば、過剰な装飾や、開業直後には必要のない備品などです。
●その2. 内装の仕様を見直す
次に、内装のグレードを確認します。
「高級な素材を使わなければならない理由があるか」を考えます。
店舗のコンセプトや客単価に直結しない部分は、仕様変更できる可能性があります。
●その3. 厨房機器を新品・中古で再検討する
次に厨房機器です。
必要な機能を整理したうえで、中古厨房機器を選択肢に入れます。
●その4. 備品を必要最低限にする
食器や調理器具などは、開業時に必要な数量を見直します。
●その5. それでも厳しいなら物件や計画そのものを見直す
ここまでやっても予算が合わない場合は、設備だけを削るのではなく、
▶ 店舗面積
▶ 席数
▶ 業態
▶ メニュー数
▶ 物件
など、事業計画そのものを見直す必要があります。
ここは非常に重要です。
なぜなら、100万円の予算オーバーを、厨房機器や備品だけで無理に削ろうとすると、必要な設備まで削ってしまう可能性があるからです。
「設備を削る」のではなく「事業規模を調整する」ことも立派な開業戦略です。
飲食店の開業準備リストを確認出来るページはこちら
■「開業後に買う」という選択肢も持っておこう
飲食店の開業準備では、「オープンまでに全部揃えなければならない」と考えてしまいがちです。
しかし、営業開始後に追加できるものもあります。
例えば、
▶ メニュー追加に伴う食器
▶ 追加の調理器具
▶ 客数増加に伴う備品
▶ 店内装飾
▶ 販促物
などです。
もちろん、営業に必要なものを後回しにするのは問題ですが、「初日から必要ではないもの」まで購入する必要はありません。
テンポスの開業支援でも、開業計画、事業計画、物件、資金調達、内装、厨房機器などを段階的に整理する考え方が示されています。
例えばカフェ開業支援では、開業計画から事業計画、物件、資金調達、内装、厨房機器、許認可、最終準備までの流れが紹介されています。
つまり、開業準備は「全部一度に買う」のではなく、いつ、何が必要なのかを整理することが重要なのです。
■テンポスの商品・サービスを活用して開業費用を見直そう
予算オーバーを解決するためには、商品を安く買うだけでなく、必要なものを整理することが重要です。
テンポスでは、厨房機器だけではなく、食器、調理道具、家具など、飲食店に必要なさまざまな商品を取り扱っています。
例えば中古冷機器のページでは、製氷機、縦型冷蔵庫・冷凍庫、コールドテーブル、冷凍ストッカー、冷蔵・冷凍ショーケースなど、多様な商品を確認できます。
また、テンポスの開業支援では、事業計画や資金調達、物件、内外装、厨房機器、集客などについて相談できます。
「厨房機器だけ相談したい」と考える方も多いと思いますが、予算が膨らんでいるときは、むしろ店舗全体について相談する価値があります。
例えば、
「厨房機器を100万円安くしたい」
ではなく、
「開業後の運転資金を100万円多く残したい」
と相談することで、設備だけではなく、物件、内装、備品、購入方法などを含めた見直しにつながる可能性があります。
■よくある質問|予算オーバーした飲食店開業のQ&A
Q:開業費用が予算を超えてしまいました。厨房機器が高いので、まず厨房機器を安いものに変えるべきでしょうか?
A: 必ずしもそうとは限りません。
まず確認したいのは、「何が高くなっているのか」です。
不要な内装工事や、開業時には必要のない備品が原因なら、そちらから見直す方が安全です。
厨房機器についても、すべてを安い機器に変えるのではなく、新品と中古を使い分ける方法があります。
特に冷蔵庫や製氷機など、営業に大きく関わる機器は、価格だけでなく性能、状態、保証、設置条件まで確認しましょう。
Q: 飲食店を開業するとき、中古厨房機器を使うと本当に費用を抑えられますか?
A: 新品と比較して購入費を抑えられる可能性があります。
ただし、「中古なら何でもよい」というわけではありません。
機器の状態、年式、能力、サイズ、電源、搬入経路、保証などを確認する必要があります。
テンポスでは中古厨房機器を幅広く取り扱っており、冷蔵庫、冷凍庫、製氷機、コールドテーブルなどさまざまな商品があります。
中古を上手に活用するポイントは、「安い機器を選ぶ」のではなく、必要な性能を満たす機器を選ぶことです。
Q:おしゃれな飲食店にしたいのですが、内装費が高くなっています。どこを削ればよいでしょうか?
A:「お客様の満足度や営業に直結する部分」と「後からでも変更できる部分」を分けて考えましょう。
厨房の衛生性、作業動線、安全性、必要な給排水や電気設備などは、安易に削るべきではありません。
一方で、装飾や造作家具などは、素材や仕様を変更できる場合があります。
◎ 清掃しやすい厨房
◎ スタッフが動きやすい動線
◎ お客様が快適に過ごせる客席
は優先し、
× 過剰な装飾
× 営業に必要のない造作
などは見直してみましょう。
Q: 食器や調理器具など、開業時に必要な備品を全部買っておいた方が安心でしょうか?
A:「初日に必要かどうか」で判断するのがおすすめです。
例えば、オープン時のメニューが10種類なら、その10種類を提供するために必要な食器や調理器具を優先します。
営業してみて必要になったものを後から追加する方法もあります。
☐ 開業初日に必要か
☐ メニュー変更後にも使うか
☐ 使用頻度が高いか
☐ 保管場所はあるか
を確認しましょう。
「いつか使うかもしれない」という理由だけで大量購入するのは避けたいところです。
Q:厨房機器、内装、備品のすべてが予算を超えています。どこから手をつければいいかわかりません。
A:この場合は、一つの設備だけではなく、開業計画全体を見てもらえる相談先を選ぶことをおすすめします。
テンポスでは、事業計画、資金調達、物件、内外装、厨房機器、集客など、飲食店開業に関する幅広い相談に対応しています。
「厨房機器を安くしたい」という相談だけではなく、
「開業後の運転資金をできるだけ残したい」
という視点から相談すると、設備、物件、内装、備品などを含めた予算配分を考えやすくなります。
■まとめ|開業予算が膨らんだら「安くする」より「優先順位」を見直そう
飲食店の開業では、最初に作った予算よりも費用が膨らんでしまうことがあります。
物件、内装、厨房機器、家具、食器、調理器具などを具体的に選んでいくと、当初は想定していなかった費用が発生するからです。
しかし、予算オーバーしたからといって、すべてを安いものに変更する必要はありません。
重要なのは、「何にお金をかけ、何を抑えるのか」を決めることです。
まずは、
▶ 不要なものを削る
▶ 内装の仕様を見直す
▶ 厨房機器の新品と中古を比較する
▶ 備品を必要最低限にする
▶ 開業後に追加できるものは後回しにする
という順番で確認してみましょう。
そして、どうしても予算が合わない場合は、厨房機器だけを削るのではなく、物件、店舗面積、席数、メニュー数など、事業計画そのものを見直すことも大切です。
特に忘れてはいけないのが、開業後の運転資金を残すことです。
開業時に設備へ資金を使い切ってしまえば、営業開始後の売上が安定するまでの期間に資金繰りが苦しくなる可能性があります。
「100万円安く開業する」ことだけを目標にするのではなく、「100万円多く手元に残して開業する」という考え方を持ってみてください。
厨房機器については、新品だけでなく中古厨房機器も選択肢に入れることで、初期費用を抑えられる可能性があります。
また、テンポスでは厨房機器の販売だけでなく、物件、内装、資金調達、事業計画、集客など、飲食店開業を幅広く支援しています。
開業予算が予定より膨らんでしまったときこそ、「どこを削るか」だけで悩まず、店舗全体のお金の使い方を見直すことが成功への近道です。
「この厨房機器は新品がいいのか、中古でもいいのか」
「内装のこの部分は削って大丈夫なのか」
「開業後の運転資金をどれくらい残すべきなのか」
こうした判断に迷ったら、開業前の段階で専門家に相談してみましょう。
開業費用を抑えることは、単なる節約ではありません。
開業後も無理なく営業を続けるための、重要な経営判断なのです。
テンポスでは、これから開業を目指す方、飲食店の経営についてお悩みの方に向けてさまざまな情報を発信しています。
是非ご活用ください。
業務用調理機器や小物、食器から家具に至るまで、多数取り揃えております。
是非テンポスへご注文からご相談まで、お気軽にお問い合わせください。
#飲食店開業 #飲食店開業準備 #開業資金 #開業費用 #開業予算 #飲食店経営 #厨房機器 #中古厨房機器 #店舗内装 #開業支援 #運転資金 #テンポス





