10席の定食屋なら厨房機器は何台必要?小規模店の設備投資を考える

出店・開業

10席ほどの小さな定食屋を開業する場合、

「厨房機器は何台必要なのか?」
「業務用冷蔵庫は1台で足りる?」
「コンロは何口あれば営業できる?」

といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
定食屋では、ご飯や味噌汁に加え、焼き魚や揚げ物、炒め物など、さまざまな料理を提供します。

そのため、客席数が少なくても、ある程度の厨房設備が必要になります。

しかし、最初から多くの厨房機器を購入してしまうと、設備投資が膨らみ、開業後の運転資金を圧迫する可能性があります。

特に10席程度の小規模店では、限られた厨房スペースを有効活用しながら、無理なく営業できる設備構成を考えることが重要です。

では、10席の定食屋には、実際にどのような厨房機器が何台必要なのでしょうか。

この記事では、10席の定食屋に必要な厨房機器の台数や選び方、メニュー別の設備構成、設備投資を抑えるポイントについて詳しく解説します。

これから定食屋の開業を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

下記は居酒屋に必要な厨房機器を紹介していますが、定食屋さんにも共通する部分がございますので参考にご覧ください。

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目次

■10席の定食屋でも厨房機器はたくさん必要?小規模店ならではの悩み

10席程度の定食屋を開業する場合、大型店と同じように厨房機器をそろえる必要はありません。
ただし、店舗が小さいからといって、必要な設備まで減らしてよいわけではありません。

まずは、小規模な定食屋でよくある厨房機器の悩みと、設備選びの基本的な考え方を確認しましょう。

●10席の定食屋でよくある厨房機器の悩み

定食屋の開業準備では、次のような疑問が出てきます。

▶ 業務用冷蔵庫は1台あれば足りる?
▶ コンロは2口でも営業できる?
▶ 唐揚げを提供するならフライヤーは必要?
▶ 食器洗浄機がなくても問題ない?
▶ 厨房が狭い場合、どの機器を優先するべき?
▶ 新品と中古はどのように使い分ければよい?

こうした疑問に対して、すべての店舗に共通する正解があるわけではありません。

例えば、焼き魚定食を中心に提供する店舗と、唐揚げやとんかつなどの揚げ物を中心に提供する店舗では、必要な調理機器が異なります。

また、ランチ営業だけなのか、昼夜ともに営業するのかによっても、厨房機器の使用頻度や必要な能力は変わります。

そのため、まずは自分のお店で何を提供するのかを明確にすることが大切です。

●厨房機器の台数は席数だけでは決まらない

10席の定食屋だからといって、冷蔵庫1台、コンロ1台で必ず営業できるとは限りません。
厨房機器の台数を決める際には、次の4つを確認しましょう。

☐ 提供する定食の種類
☐ 1日に提供する食数
☐ ピーク時に同時調理する料理の数
☐ 仕込みや食材保存に必要なスペース

例えば、10席の店舗でランチタイムに3回転する場合、満席が続けば30食程度を提供することになります。
さらに夜営業も行う場合は、1日に必要な仕込み量が増えます。

反対に、ランチ限定で日替わり定食を1~2種類提供する店舗なら、比較的シンプルな厨房設備でも対応できる可能性があります。

厨房機器は「何席あるか」だけでなく、「何食をどのように調理するか」で考えることが重要です。

●小規模店ほど厨房機器を増やしすぎないことが大切

厨房機器を増やせば、調理できる料理の種類は広がります。
しかし、機器を増やすことにはデメリットもあります。

▶ 購入費用が増える
▶ 厨房スペースが狭くなる
▶ 電気代やガス代が増える可能性がある
▶ 清掃やメンテナンスの負担が増える
▶ 作業動線が悪くなる場合がある

特に10席程度の店舗では、厨房機器を置きすぎると、調理や盛り付けのスペースが不足することがあります。

◎ 必要な調理機器を絞り、作業スペースを確保する
× 使用頻度の低い機器まで最初から購入する

開業時には、設備を充実させることよりも、必要な設備を見極めることを優先しましょう。

■10席の定食屋に必要な厨房機器は何台?基本設備と台数の目安

10席の定食屋では、どのような厨房機器を何台そろえればよいのでしょうか。
ここでは、ご飯・味噌汁・主菜・副菜を組み合わせた定食を提供する、小規模店舗を想定して紹介します。

●10席の定食屋に必要な厨房機器一覧

まずは、基本的な厨房機器と台数の目安を確認しましょう。

※上記は設備構成の一例であり、すべての10席店舗に当てはまるものではありません。

※手洗い設備やシンクなどは、営業許可に関わる施設基準を確認する必要があります。必要な設備や仕様については、工事前に所管の保健所へ相談しましょう。

このように、10席の定食屋でも、基本的な厨房機器は複数必要になります。
ただし、すべての機器を最初から購入する必要があるわけではありません。

●業務用冷蔵庫は1台でも足りる?

冷蔵庫は、定食屋に欠かせない厨房機器の一つです。
肉や魚、野菜、調味料、仕込み済みの食材などを保存するため、適切な容量を確保する必要があります。

10席の定食屋では、食材の種類や仕入れ頻度によっては、業務用冷蔵庫1台を中心とした構成も考えられます。

特に、冷蔵コールドテーブルは、上部を作業台として使用できるため、厨房スペースが限られる店舗にも向いています。

ただし、次のような場合は注意が必要です。

▶ 肉や魚などの生鮮食品を多く扱う
▶ 数日分の食材をまとめて仕入れる
▶ 仕込み済みの料理を多く保存する
▶ 冷凍食材を大量に使用する

冷蔵庫の容量が不足すると、食材を適切に保管できなくなるおそれがあります。
購入時には、外形寸法だけでなく、有効内容積や棚の配置、食材の保管方法まで確認しましょう。

また、冷蔵庫は食材の安全管理に関わるため、必要な温度を維持できる性能も重要です。

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●コンロは2口と3口のどちらがよい?

定食屋では、炒め物や煮物、味噌汁など、複数の調理を同時に行うことがあります。
そのため、コンロの口数は調理効率に大きく影響します。

例えば、2口コンロの場合は、片方で主菜を調理し、もう片方で汁物や副菜を調理する使い方が考えられます。
一方、3口コンロであれば、複数の料理を同時進行しやすくなります。

ただし、口数が多ければよいというわけではありません。
コンロの口数が増えると、本体サイズも大きくなる傾向があるため、設置スペースを確認する必要があります。

また、煮込み料理や汁物を別の機器で保温する場合は、コンロの使用時間を減らせる可能性があります。
ピーク時に何口のコンロを同時使用するのかを想定して選びましょう。

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●炊飯器は何台必要?ご飯の提供量から考える

定食屋において、ご飯は主力商品の一つです。
そのため、炊飯器の容量選びは重要になります。

例えば、1食あたりのご飯を炊飯前の米で約75gと仮定すると、30食分では約2.25kg、約15合の米が必要です。
ただし、ご飯の盛り付け量や大盛りの注文によって、必要量は変わります。

炊飯器を選ぶ際には、次の点を確認しましょう。

☐ ランチタイムに必要なご飯の量
☐ 大盛りやおかわりの提供有無
☐ 追加炊飯が可能か
☐ 保温ジャーを使用するか

例えば、ランチタイムにまとめて炊飯し、保温ジャーで提供する方法もあります。
ただし、長時間の保温はご飯の品質に影響する場合があるため、提供時間や保温方法にも注意が必要です。

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●フライヤーと食器洗浄機は必要?

フライヤーと食器洗浄機は、メニューや営業スタイルによって必要性が変わる設備です。
唐揚げやとんかつなどを主力メニューにする場合、フライヤーがあると一定量の揚げ物を効率よく調理できます。

一方、揚げ物をほとんど提供しない場合は、必ずしも専用フライヤーが必要とは限りません。

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食器洗浄機についても同様です。

10席の定食屋なら手洗いで対応できる場合もありますが、定食は茶碗・汁椀・主菜皿・小鉢など、1食あたりの食器数が多くなりやすい業態です。

そのため、少人数で営業する場合は、食器洗浄機が作業負担の軽減につながる可能性があります。
購入費用だけでなく、毎日の洗浄時間や従業員の作業量も考慮して判断しましょう。

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■メニュー数で必要な厨房機器は変わる?定食屋の設備選び

10席の定食屋では、提供するメニューによって必要な厨房機器が変わります。
特に、焼き物・揚げ物・炒め物のどれを中心にするかで、優先すべき加熱設備が異なります。

ここでは、代表的な3つの営業スタイルを紹介します。

●焼き魚定食が中心の場合

焼き魚を中心に提供する定食屋では、焼物器やグリラーの導入を検討します。
主なメニュー例は次のとおりです。

▶ 焼き鮭定食
▶ サバの塩焼き定食
▶ ホッケ定食
▶ 日替わり焼き魚定食

このような店舗では、焼物器・ガステーブル・炊飯器・冷蔵庫などが基本的な設備になります。
焼物器を使用することで、コンロを別の調理に使いやすくなります。

ただし、魚を焼く設備は、煙やにおい、排気への対応も必要です。
購入前には、焼物器の設置条件や換気設備を確認しましょう。

揚げ物を提供しない場合は、フライヤーを設置しない選択も考えられます。

●唐揚げ・とんかつなど揚げ物中心の場合

唐揚げやとんかつを主力にする定食屋では、フライヤーの重要性が高くなります。
主なメニュー例は次のとおりです。

▶ 唐揚げ定食
▶ とんかつ定食
▶ アジフライ定食
▶ ミックスフライ定食

揚げ物を中心に提供する場合は、フライヤーの油槽容量や調理能力を確認しましょう。
例えば、ランチタイムに唐揚げ定食の注文が集中すると、油温が下がり、調理時間が長くなる場合があります。

また、フライヤーの設置には、排気や防火、清掃スペースへの配慮も必要です。
10席の店舗であれば小型フライヤーも候補になりますが、客席数だけで容量を決めるのは避けましょう。

ピーク時に何人分の揚げ物を同時に調理するのかを基準に選ぶことが大切です。

●日替わり定食を中心に提供する場合

日替わり定食を中心にする店舗では、メニュー構成を工夫することで、厨房機器を共用しやすくなります。
例えば、次のようなメニューです。

▶ 月曜日:生姜焼き定食
▶ 火曜日:野菜炒め定食
▶ 水曜日:煮魚定食
▶ 木曜日:豚肉と野菜の味噌炒め定食
▶ 金曜日:鶏肉の照り焼き定食

これらのメニューは、ガステーブルを中心とした設備構成でも調理できる可能性があります。
専用の調理機器を増やさず、鍋やフライパンなどを使い分けることで、設備投資を抑えやすくなります。

ただし、調理工程が重なる場合は、コンロの口数や作業スペースが不足することもあります。

●メニューを増やしすぎないことも設備投資を抑える方法

定食屋を開業する際、「できるだけ多くのメニューを提供したい」と考える方もいるでしょう。
しかし、メニューを増やすと、必要な食材や調理工程も増える傾向があります。

例えば、焼き魚・唐揚げ・とんかつ・ハンバーグ・カレーをすべて提供する場合、それぞれの仕込みや調理に対応する必要があります。

その結果、冷蔵・冷凍設備や加熱設備、作業スペースが不足する可能性があります。

◎ 主力メニューを決め、共通の厨房機器で調理できる構成にする
× メニューを増やすことを優先し、必要な設備を次々と追加する

10席の定食屋では、最初から多くのメニューを用意するよりも、少ないメニューを安定して提供できる厨房づくりが重要です。

営業開始後、お客様の反応や注文状況を確認しながら、メニューを増やす方法も検討しましょう。

■10席の定食屋の設備投資を抑えるには?新品・中古の選び方

厨房機器をそろえる際に気になるのが、設備投資の金額です。
特に10席の小規模店では、厨房機器に予算を使いすぎると、開業後の運転資金が不足する可能性があります。

設備投資を抑えるためには、新品と中古を上手に組み合わせることも一つの方法です。

●すべて新品でそろえる必要はある?

厨房機器は、必ずしもすべて新品で購入する必要はありません。
例えば、作業台やシンクなどは、中古品も検討しやすい設備です。

また、業務用冷蔵庫やガステーブルなども、状態のよい中古品が見つかれば、購入費用を抑えられる可能性があります。

ただし、中古品を選ぶ際には、価格だけで判断しないことが大切です。

☐ 製造年や使用年数
☐ 本体の状態
☐ 動作確認の有無
☐ 保証内容
☐ 修理や部品交換への対応
☐ 搬入・設置費用

中古品は1点ものも多いため、希望するサイズや仕様の商品が必ず見つかるとは限りません。
設置場所に合うかどうかを確認したうえで、購入を検討しましょう。

●新品を優先して検討したい厨房機器とは?

新品を優先して検討したいのは、故障した場合に営業への影響が大きい設備です。
例えば、冷蔵庫は食材の保存に欠かせません。

故障すると、食材を適切な温度で保管できなくなり、廃棄や営業停止につながる可能性があります。
また、主力メニューを調理するフライヤーや焼物器なども、故障時の影響が大きい設備です。

ただし、これらの機器を必ず新品で購入するべきというわけではありません。
中古品でも、状態や保証内容によっては十分に選択肢になります。

重要なのは、購入価格と故障リスク、使用頻度を総合的に判断することです。

●テンポスの中古厨房機器を活用する

中古厨房機器を探す際には、テンポスの中古厨房機器も選択肢になります。
テンポスドットコムの中古厨房機器特集では、次のような取り扱い規模が紹介されています。

▶ 中古商品2万5,000点以上
▶ 全国62店舗と連携
▶ 毎月2,000件の商品追加

また、全国の再生センターで中古厨房機器の修理・再生・点検を行う体制も紹介されています。
冷蔵庫の温度確認やシンクの水漏れ確認など、機器に応じた点検工程が設けられています。

中古品を検討する際には、こうした整備体制や保証条件も確認しておくとよいでしょう。

※上記はテンポス公式サイトに掲載されている取り扱い規模の情報です。実際の在庫数や保証条件は商品によって異なります。

参考:テンポスドットコム「中古厨房機器特集」

新品と中古では、厨房機器の購入費用にどれくらい差が出るのでしょうか。
テンポスでは、10席のラーメン店をモデルにした見積比較を公開しています。

設備投資を検討する際の参考にしてみてください。

●新品と中古では設備投資にどれくらい差が出る?

テンポスでは、10席のラーメン店を想定し、新品と中古で厨房機器をそろえた場合の見積比較を公開しています。
ラーメン店と定食屋では必要な設備が異なるため、同じ金額になるわけではありません。

しかし、同じ業態・同じ設備構成でも、新品と中古の選び方によって購入費用が変わることを考える参考になります。

10席の定食屋でも、すべて新品でそろえる場合と、一部に中古品を取り入れる場合の2パターンで見積もりを比較するとよいでしょう。

また、厨房機器の購入費用だけでなく、搬入・設置工事費や電気・ガス・給排水工事費なども確認する必要があります。

本体価格が安くても、設置費用を含めると想定以上の金額になる場合があります。
設備投資を考える際には、厨房機器の購入から設置までの総額で比較しましょう。

新品・中古の厨房機器見積比較はこちら

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●厨房機器を減らすだけでは節約にならない

設備投資を抑えるために、必要な機器まで削ってしまうのは注意が必要です。
例えば、冷蔵庫の容量を小さくしすぎると、食材を十分に保存できなくなる可能性があります。

また、コンロの口数が不足すると、ピーク時の調理が追いつかなくなることもあります。

◎ 必要な設備には予算を確保し、使用頻度の低い設備を見直す
× 購入価格だけを優先し、調理能力が不足する機器を選ぶ

厨房機器の購入では、初期費用だけでなく、開業後の使いやすさや維持費も考えることが重要です。

■10席の定食屋で失敗しない厨房づくり!購入前に確認したいポイント

必要な厨房機器が決まっても、すぐに購入するのはおすすめできません。
実際の厨房に設置できるか、調理しやすい配置になっているかを確認する必要があります。

ここでは、購入前に押さえておきたいポイントを紹介します。

●厨房の広さに対して機器を置きすぎていない?

10席の定食屋では、厨房スペースが限られることがあります。
そのため、機器のサイズだけでなく、作業するためのスペースも確保する必要があります。

例えば、冷蔵庫の前に十分なスペースがなければ、扉を開けて食材を取り出す作業がしにくくなります。
また、コンロと作業台の距離が離れすぎていると、調理中の移動が増えてしまいます。

購入前には、次の点を確認しましょう。

☐ 冷蔵庫の扉を十分に開けられるか
☐ コンロの周囲に必要な安全距離を確保できるか
☐ 盛り付けスペースがあるか
☐ 洗い場と調理スペースが干渉しないか
☐ 機器の搬入経路を確保できるか
☐ 電気・ガス・給排水設備に対応しているか

特に、中古厨房機器を購入する場合は、希望するサイズの商品が見つかっても、実際の厨房に設置できるかを確認することが大切です。

●1~2人でも調理しやすい厨房になっている?

10席の定食屋では、店主1人、または夫婦2人など、少人数で営業するケースも考えられます。
少人数営業では、厨房機器の配置が作業効率に大きく影響します。

例えば、次のような流れを考えてみましょう。

▶ 冷蔵庫から食材を取り出す
▶ 作業台で下処理をする
▶ コンロやフライヤーで調理する
▶ 盛り付けをする
▶ 客席へ料理を提供する

この流れがスムーズであれば、無駄な移動を減らしやすくなります。
一方、冷蔵庫と調理機器の間を何度も往復するような配置では、作業効率が低下する可能性があります。

また、2人で調理する場合は、互いの動線が重ならないようにすることも重要です。
厨房機器の台数を決める際には、設置場所まで含めて考えましょう。

●開業時に購入しなくてもよい設備はある?

10席の定食屋では、営業開始後に必要性を判断できる設備もあります。
例えば、次のような機器です。

▶ 使用頻度が少ない専用調理機器
▶ メニュー追加に合わせて導入する加熱機器
▶ 食材の保存量が増えた場合に追加する冷凍庫
▶ 営業状況を見て導入する食器洗浄機

ただし、後から機器を追加する場合は、設置スペースや電源容量などが必要になります。
そのため、将来的に導入する可能性がある設備については、開業前から設置場所を想定しておくとよいでしょう。

また、食器洗浄機のように給排水工事が必要になる設備は、後から設置すると追加工事が発生する場合があります。

「今すぐ必要な設備」と「将来的に追加する設備」を分けて考えることが、無理のない設備投資につながります。

●テンポスの開業支援サービスを活用する

厨房機器の台数や設備投資に迷った場合は、専門家に相談する方法もあります。
テンポスでは、公式サイトで年間3万8,000件の新規開業支援の経験・ノウハウを紹介しています。

開業支援では、厨房機器の選定だけでなく、店舗レイアウトや調理道具、家具、食器など、幅広い項目について相談できます。

また、厨房機器の一括見積りサービスでは、予算や設置スペースに合わせた機器選びの相談にも対応しています。
例えば、次のような相談が考えられます。

▶ 10席の定食屋に必要な厨房機器を知りたい
▶ 限られた予算で新品と中古を組み合わせたい
▶ 厨房スペースに合う機器を選びたい
▶ 厨房機器の購入費用をまとめて見積もりたい
▶ 居抜き物件の設備を活用できるか相談したい

開業準備では、厨房機器を1台ずつ選ぶだけでなく、店舗全体の設備構成を考えることが重要です。
特に初めて定食屋を開業する方は、購入前に必要な機器を整理し、無駄のない設備投資を目指しましょう。

参考:テンポスドットコム「初めて飲食店を開業される方へ」

10席の定食屋でも、厨房機器の台数や配置によって作業効率は変わります。
設備選びや厨房レイアウトに迷った場合は、テンポスの開業支援サービスを活用してみてはいかがでしょうか。

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10席の定食屋に必要な厨房機器を一式そろえる場合は、まとめて見積もりを取ることもおすすめです。
テンポスでは、新品・中古を組み合わせた厨房機器の相談や一括見積りを受け付けています。

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■よくある質問|(Q&A)

Q: 10席の定食屋なら業務用冷蔵庫は1台で足りますか?

A: 食材の種類や仕入れ頻度によっては、業務用冷蔵庫1台を中心とした構成でも対応できる場合があります。
ただし、肉や魚、野菜、仕込み済みの食材などを多く保存する場合は、容量が不足する可能性があります。

冷凍食材を多く使用する場合には、冷凍庫の追加も検討しましょう。

Q: 10席の定食屋にフライヤーは必要ですか?

A: 唐揚げやとんかつなどの揚げ物を主力メニューにする場合は、導入を検討したい設備です。
一方、焼き魚や炒め物を中心に提供する場合は、必ずしも専用フライヤーが必要とは限りません。

メニュー構成やピーク時の注文数を考慮して判断しましょう。

Q: コンロは2口でも営業できますか?

A: メニュー数や調理方法によっては、2口コンロでも営業できる可能性があります。
ただし、複数の料理を同時に調理する場合は、3口コンロなども検討するとよいでしょう。

重要なのは、ピーク時に必要な調理能力を確保できるかどうかです。

Q: 厨房機器は中古品だけでそろえても大丈夫ですか?

A: 中古品を中心に厨房機器をそろえることも可能です。
ただし、製造年や状態、保証内容、修理対応などを確認する必要があります。

特に、冷蔵庫や主力メニューに使用する加熱機器などは、故障した場合の影響も考慮して選びましょう。

Q: 10席の定食屋で設備投資を抑えるにはどうすればよいですか?

A: まずは提供するメニューを明確にし、必要な厨房機器を絞り込むことが大切です。
そのうえで、新品と中古を組み合わせたり、使用頻度の低い設備の購入を後回しにしたりする方法があります。

ただし、必要な調理能力や食材の保存容量まで削らないように注意しましょう。

■まとめ|10席の定食屋は必要な厨房機器を見極めることが大切

10席の定食屋を開業する場合、厨房機器を何台そろえるべきかは、メニュー構成や営業スタイルによって異なります。

冷蔵庫やコンロ、炊飯器などは基本的な設備ですが、フライヤーや食器洗浄機などは、提供する料理や従業員数に合わせて判断することが重要です。

また、設備投資を抑えるためには、すべての機器を新品でそろえるのではなく、中古品の活用も検討するとよいでしょう。

ただし、購入価格だけで判断すると、調理能力の不足や故障などによって、開業後の営業に影響する可能性があります。

10席という小規模な店舗だからこそ、必要な厨房機器を見極め、限られた予算とスペースを有効活用することが大切です。

まずは、提供したい定食の種類や1日の想定食数を整理し、必要な厨房機器をリストアップしてみましょう。

厨房機器の台数や新品・中古の選び方に迷った場合は、テンポスのような厨房機器の専門店に相談することも一つの方法です。

開業時の設備投資を抑えながら、無理なく長く営業できる定食屋づくりを目指しましょう。

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