飲食店の厨房で発生する大量の食器洗浄を効率化するために欠かせないのが「業務用食器洗浄機(小型ドアタイプ)」です。手洗いにかかる時間やスタッフの負担を軽減しながら、食器をまとめて洗浄できるため、限られた人数で厨房を運営する店舗にも適しています。
小型ドアタイプには、開口方向や電源、給湯方式、洗浄能力などに違いがあり、店舗の厨房レイアウトや設備環境によって適した機種が異なります。特に、設置スペースや電源、給湯条件を確認せずに選ぶと、導入時に追加工事が必要になる場合もあるため注意が必要です。
この記事では、業務用食器洗浄機(小型ドアタイプ)の人気商品5選を徹底比較します。各商品の特徴を紹介するとともに、選び方のポイントについても解説します。新規開業や厨房機器の買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
業務用食器洗浄機(小型ドアタイプ)にはどんな種類があるの?
業務用食器洗浄機(小型ドアタイプ)は、限られた厨房スペースでも設置しやすく、食器を効率よく洗浄できる業務用機器です。特に、手洗いによる作業負担を軽減し、洗浄作業を効率化したい飲食店に適しています。
小型ドアタイプには、開口方向や電源、給湯方式などによって異なる商品があります。これらはそれぞれ選ぶ基準が異なるため、店舗の厨房レイアウトや設備環境に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、小型ドアタイプを選ぶ際に確認したい主な種類について紹介します。
① 開口方向による違い
小型ドアタイプは、ドアの開く方向によって種類を分けられます。
・正面開口タイプ
・左リターンタイプ
・右リターンタイプ
・パススルータイプ
正面開口タイプは、正面から食器を出し入れする一般的なタイプです。左リターンや右リターンは、洗浄前後のラックを左右どちらかにスライドできるため、厨房内の作業動線に合わせて設置できます。
パススルータイプは、前後または左右の両方向から食器を出し入れできるタイプです。シンクで下洗いした食器を一方から投入し、洗浄後の食器を反対側から取り出すという流れを作れるため、洗浄・乾燥・収納の作業動線を一方向に整理しやすいのが特徴です。
② 電源による違い
小型ドアタイプには、使用する電源によって種類があります。
・単相100Vタイプ
・三相200Vタイプ
単相100Vタイプは、一般的な電源設備を利用しやすいタイプです。既存の厨房設備で使用できる場合があるため、電源工事を抑えたい店舗では選択肢になります。
三相200Vタイプは、業務用厨房で使用される電源仕様です。導入する際は、店舗に三相200Vの電源設備があるかを確認する必要があります。
食器洗浄機は機種によって必要な電源が異なるため、購入前に電源仕様を確認しておきましょう。
③ 給湯方式による違い
小型ドアタイプは、給湯方式によっても種類を分けられます。
・貯湯タンク内蔵型
・ブースター外付型
・水道直結型
貯湯タンク内蔵型は、本体にヒーター付きの貯湯タンクを持つタイプです。外部に大きな給湯設備を設置する必要がないため、厨房スペースを有効活用しやすいのが特徴です。
ブースター外付型は、本体とは別にブースターを設置して給湯するタイプです。
水道直結型は、水道から直接給水するタイプです。店舗の給湯設備や水圧、設置条件などを確認したうえで導入する必要があります。
④ 洗浄能力やサイズで比較する
小型ドアタイプを選ぶ際は、洗浄能力や本体サイズも重要です。
・洗浄ラックのサイズ
・1回あたりの洗浄量
・洗浄時間
・本体の幅
・設置スペース
同じ小型ドアタイプでも、機種によって洗浄能力や本体寸法が異なります。客席数が多い店舗では、一度に多くの食器を洗浄できる機種を選ぶことで、ピークタイムの洗浄作業を効率化できます。
一方、厨房スペースが限られている店舗では、本体の幅や奥行きだけでなく、ドアを開閉するためのスペースまで確認することが重要です。
このように、業務用食器洗浄機(小型ドアタイプ)は、開口方向・電源・給湯方式を主な分類基準として選ぶことができます。さらに、洗浄能力や設置スペースなども確認し、店舗の厨房環境に適した機種を選びましょう。
業務用食器洗浄機(小型ドアタイプ)選びのポイント
業務用食器洗浄機(小型ドアタイプ)は、食器をまとめて洗浄できるため、飲食店の洗浄作業を効率化するのに役立つ厨房機器です。
ただし、同じ小型ドアタイプでも、開口方向や電源、給湯方式、洗浄能力などが異なります。導入後に「厨房に設置できない」「電源や給湯設備が合わない」といった問題を防ぐためにも、店舗の環境に合わせて選ぶことが重要です。
① 厨房の設置スペースで選ぶ
・本体サイズ
・設置場所
・ドアの開閉スペース
・作業スペース
・給排水スペース
小型ドアタイプでも、本体の幅や奥行きは機種によって異なります。設置場所の寸法をあらかじめ測り、ドアを開けた状態でもスタッフが作業できるスペースを確保しましょう。
② 開口方向で選ぶ
・正面開口
・左リターン
・右リターン
・パススルー
洗浄機の前後にシンクや作業台、ラックなどを配置する場合は、食器をどちらへ移動させるかを考えて選ぶことが大切です。
厨房内の動線と開口方向が合っていれば、洗浄前の食器を入れる作業から、洗浄後の食器を収納するまでスムーズに行えます。
③ 電源で選ぶ
・単相100V
・三相200V
店舗の電源設備に対応した機種を選びましょう。
単相100Vタイプは既存の電源設備を利用しやすい場合があります。一方、三相200Vタイプを設置する場合は、店舗に対応する電源設備があるか確認が必要です。
電源工事が必要になるケースもあるため、購入前に電気設備を確認しておくと安心です。
④ 給湯方式で選ぶ
・貯湯タンク内蔵型
・ブースター外付型
・水道直結型
給湯方式は、設置工事や厨房設備にも関係する重要なポイントです。
貯湯タンク内蔵型は、本体にヒーター付きの貯湯タンクを持つタイプです。ブースター外付型は別途ブースターを設置するため、設置スペースや換気設備などを確認する必要があります。
店舗の給湯設備や設置環境に適した方式を選びましょう。
⑤ 洗浄能力で選ぶ
・ラック容量
・洗浄時間
・1時間あたりの洗浄量
・食器の使用量
客席数が多い店舗や、ランチ・ディナーなどのピークタイムに大量の食器を使用する店舗では、洗浄能力の高い機種がおすすめです。
反対に、小規模店舗で使用する食器の量が少ない場合は、必要以上に大型・高性能な機種を選ばないことで、導入コストを抑えやすくなります。
⑥ 使用する食器の種類で選ぶ
・皿
・茶碗
・汁椀
・グラス
・カトラリー
店舗で使用する食器のサイズや形状が、洗浄ラックに対応しているか確認しましょう。
特に大皿や高さのある食器を多く使用する店舗では、庫内の有効寸法やラックの仕様を確認することが重要です。
⑦ ランニングコストで選ぶ
・電気代
・ガス代
・水道代
・洗剤代
食器洗浄機は営業中に繰り返し使用するため、購入価格だけでなくランニングコストも確認しましょう。
洗浄能力だけでなく、水や電気、ガスの使用量なども比較すると、長期的な店舗運営に適した機種を選びやすくなります。
⑧ 清掃・メンテナンス性で選ぶ
・庫内を清掃しやすい
・フィルターを取り外しやすい
・部品を洗浄しやすい
・メンテナンスしやすい
食器洗浄機は毎日使用するため、衛生管理のしやすさも重要です。
庫内やフィルターなど、日常的に清掃する部分を確認し、スタッフが無理なくメンテナンスできる機種を選びましょう。
⑨ 作業効率で選ぶ
・洗浄時間
・食器の出し入れ
・ラック交換
・洗浄後の収納
食器洗浄機は、単に洗浄能力だけを見るのではなく、洗浄前後の作業まで含めて選ぶことがポイントです。
シンクや作業台、食器棚などとの位置関係を考え、スタッフが無駄なく動ける配置にすると、厨房全体の作業効率を高められます。
⑩ 店舗の規模と使用量で選ぶ
・小規模店舗
・中規模店舗
・繁忙店
・大量調理施設
小型ドアタイプは省スペース性に優れていますが、店舗の食器使用量に対して洗浄能力が不足すると、ピークタイムに洗浄待ちが発生する可能性があります。
客席数だけでなく、1日の食器使用量やピーク時の洗浄量を想定し、必要な能力を持つ機種を選びましょう。
人気の食器洗浄機(小型ドアタイプ)5選を紹介!
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