飲食店を開業する際、厨房機器や内装工事に気を取られ、手洗い設備やトイレまわりの準備を後回しにしていませんか?
飲食店の営業許可を取得するためには、保健所が定める施設基準を満たす必要があります。
特に、厨房内の手洗い器やトイレの手洗い設備は、衛生管理に欠かせない重要な設備です。
「厨房のシンクを手洗い場として使ってもよいの?」
「手洗い器のサイズに決まりはある?」
「自動水栓でなければ保健所検査に通らない?」
「居抜き物件の手洗い器はそのまま使える?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
手洗い設備は、設置する場所や水栓の構造によっては、工事のやり直しや設備の交換が必要になる場合があります。
開業直前になって慌てないためにも、設備を購入する前に必要な条件を確認しておくことが大切です。
この記事では、飲食店の保健所検査に向けた手洗い設備の設置基準から、業務用手洗い器の選び方、トイレまわりの注意点まで詳しく解説します。
これから飲食店を開業する方はもちろん、居抜き物件の改装や店舗設備の見直しを考えている方も、ぜひ参考にしてください。
トイレ・手洗い・消毒用品をお探しの際はこちら

※記事制作20年以上の担当者が、あなたのお店の良さをインタビューで聞き出して記事を作成します!あなたのお店を記事にして毎月6桁のユーザーが訪問する、全国の飲食店を応援するフードメディア「テンポスフードメディア」に掲載しませんか?上記ボタンをクリックし、詳細をぜひご覧ください。
また、不明点などお気軽に下記ボタンからお問合せください!
目次
■飲食店の保健所検査とは?手洗い設備が重要な理由

飲食店を開業する際には、食品衛生法に基づく営業許可が必要です。
営業許可を取得するためには、店舗の構造や設備が施設基準に適合しているか、保健所による確認を受ける必要があります。
●飲食店開業時に必要な保健所の施設検査
飲食店の施設検査では、厨房の広さや設備の配置、給排水設備、衛生管理に必要な設備などが確認されます。
主な確認項目には、次のようなものがあります。
▶ 厨房内の手洗い設備
▶ 食材や調理器具を洗うためのシンク
▶ 冷蔵庫や冷凍庫などの食品保管設備
▶ 床・壁・天井などの構造
▶ 給水設備と排水設備
▶ トイレの構造と手洗い設備
▶ 清掃用具や廃棄物の保管設備
これらは、食品の安全性を確保し、衛生的な営業環境を維持するために必要なものです。
ただし、施設基準の具体的な内容や検査時の確認事項は、自治体や営業形態によって異なる場合があります。
そのため、店舗所在地を管轄する保健所へ事前に相談することが重要です。
●なぜ飲食店には専用の手洗い設備が必要なのか?
飲食店では、調理従事者の手指を介して食品が汚染されることを防がなければなりません。
例えば、生肉を扱った後やトイレを使用した後、清掃作業を行った後などは、適切な手洗いが必要です。
しかし、食材を洗うシンクと手洗い場を兼用すると、食品や調理器具との接触によって汚染が広がるおそれがあります。
そのため、厨房には従業員が手指を洗浄するための専用設備が必要です。
また、手洗い器を設置するだけでなく、洗浄後の手指を再び汚染しない水栓の構造も重要になります。
●手洗い設備は厨房だけではない
飲食店の手洗い設備というと、厨房内の手洗い器を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、トイレにも手洗い設備が必要です。
トイレ使用後に適切な手洗いができなければ、ドアノブや厨房設備などを介して汚染が広がる可能性があります。
厨房とトイレの両方で、衛生的に手洗いできる環境を整えることが大切です。
■飲食店の手洗い場はどこに必要?厨房・トイレの設置基準

手洗い設備を設置する際に重要なのが、設置場所です。
適切な手洗い器を購入しても、設置場所が不適切であれば、施設基準への適合や日常の衛生管理に支障が生じる可能性があります。
●厨房内には従業員専用の手洗い設備が必要
飲食店の厨房には、調理従事者が使用する手洗い設備を設ける必要があります。
基本的には、調理作業中に利用しやすく、衛生管理に支障のない場所へ設置することが重要です。
例えば、次のような配置が考えられます。
◎ 厨房の出入り口付近に手洗い器を設置する
◎ 調理作業の動線上で使いやすい位置に設置する
◎ 手洗い時の水はねが食品や調理器具にかからないようにする
一方、次のような配置は避けたいところです。
× 厨房の奥に設置され、手洗いのたびに大きく移動する必要がある
× 手洗い器の前に調理器具や荷物が置かれ、使用しにくい
× 手洗い時の水が食品や清潔な食器に飛び散る
手洗い設備は、検査時だけでなく、営業中に従業員が繰り返し使用するものです。
使いやすさも考慮して配置しましょう。
●厨房のシンクと手洗い器は兼用できる?
飲食店の開業準備でよくある疑問が、厨房のシンクを手洗い場として兼用できるかという点です。
結論として、食材や調理器具を洗うシンクとは別に、従業員用の専用手洗い設備を確保する必要があります。
厨房のシンクには、食材を洗うものや調理器具を洗浄するものなど、さまざまな用途があります。
これらを手洗い設備と兼用すると、衛生管理上の問題が生じる可能性があります。
特に、厨房が狭い小規模飲食店では、シンクの数を減らしたいと考えることもあるでしょう。
しかし、必要な設備を省略してしまうと、後から追加工事が必要になるおそれがあります。
厨房のレイアウトを決める段階で、専用手洗い器の設置スペースを確保しておきましょう。
●トイレにも手洗い設備が必要
飲食店のトイレには、利用者が手指を洗浄できる設備が必要です。
トイレの手洗い器については、設置場所や構造を確認する必要があります。
例えば、トイレ内に独立した手洗い器を設置する方法があります。
一方、トイレのタンク上に手洗い部分が付いているタイプについては、自治体の施設基準や運用によって取り扱いが異なるため、事前確認が必要です。
また、トイレ内の手洗い設備と厨房内の従業員用手洗い設備は、用途が異なります。
トイレに手洗い器があるからといって、厨房内の専用手洗い設備を省略できるわけではありません。
●小規模飲食店や居抜き物件は特に注意
カフェや居酒屋、ラーメン店などの小規模店舗では、厨房スペースが限られていることがあります。
そのため、手洗い器を設置する場所が確保できず、レイアウト変更が必要になるケースも考えられます。
また、居抜き物件では、以前の店舗で使用していた手洗い設備が残っていることがあります。
しかし、以前の店舗が営業許可を取得していたとしても、現在の施設基準に適合しているとは限りません。
特に確認したいのは、次の項目です。
☐ 厨房内に専用手洗い器があるか
☐ 水栓が現在の施設基準に適合しているか
☐ 手洗い器の設置場所に問題がないか
☐ 給排水設備に不具合がないか
☐ トイレの手洗い設備が適切か
居抜き物件を契約する前に、設備の状態と保健所の施設基準を確認しておくことをおすすめします。
厨房では、手洗い設備だけでなく、食材や調理器具を洗浄するためのシンクも必要です。
厨房の広さや作業内容に合わせて、適切なシンクを選びましょう。
シンク・水切台をお探しの際はこちら
■保健所検査に向けた業務用手洗い器の選び方

飲食店の手洗い器には、さまざまな種類があります。
サイズや形状、水栓の種類によって使い勝手が異なるため、厨房の広さや作業環境に合ったものを選びましょう。
●手洗い器のサイズ・深さはどう選ぶ?
業務用手洗い器を選ぶ際、まず確認したいのが本体のサイズです。
小型の手洗い器は、限られたスペースにも設置しやすいというメリットがあります。
一方、小さすぎると手を十分に洗いにくかったり、水が周囲に飛び散りやすかったりする場合があります。
手洗い器を選ぶ際には、次の点を確認しましょう。
▶ 両手を十分に洗える大きさがあるか
▶ 手洗い時に水が飛び散りにくい深さがあるか
▶ 厨房の通路幅を圧迫しないか
▶ 給水管や排水管を接続できるか
▶ 日常的に清掃しやすい形状か
なお、手洗い器の具体的な寸法については、自治体の施設基準や運用を確認する必要があります。
インターネット上で紹介されているサイズを、そのまま全国共通の基準と考えないようにしましょう。
●ステンレス製の手洗い器がおすすめ
業務用厨房では、ステンレス製の手洗い器が広く使用されています。
ステンレスは耐久性があり、日常的な清掃を行いやすい素材です。
また、厨房内のほかのステンレス製設備とも組み合わせやすいという特徴があります。
特に、飲食店では手洗い器を頻繁に使用するため、清掃性や耐久性は重要なポイントです。
購入時には、手洗い器本体だけでなく、排水部分や壁との接合部分なども清掃しやすいか確認しましょう。
●水栓はセンサー式・足踏み式・レバー式のどれがよい?
業務用手洗い器を選ぶ際、特に注意したいのが水栓の種類です。
食品衛生法に基づく施設基準では、従業員用の手洗い設備について、洗浄後の手指の再汚染を防止できる構造が求められています。
代表的な水栓には、次のような種類があります。
▶ センサー式水栓
手をかざすことで水が出るタイプです。
水栓に直接触れずに操作できるため、手指の再汚染を防ぎやすいことが特徴です。
ただし、電源や電池の管理が必要な製品もあります。
▶ 足踏み式水栓
足元のペダルを踏んで水を出すタイプです。
手を使わずに操作できるため、衛生管理に適しています。
設置する際は、ペダルの位置や足元のスペースを確認しましょう。
▶ レバー式水栓
レバーを操作して水を出すタイプです。
一般的なハンドル式より操作しやすい製品もありますが、すべてのレバー式水栓が施設基準に適合するとは限りません。
肘などで操作できる構造かどうかも含め、管轄保健所へ確認しましょう。
▶ ハンドル式水栓
ハンドルを手で回して水を出すタイプです。
洗浄後にハンドルへ触れることで、手指が再び汚染される可能性があります。
従業員用の手洗い設備として使用する場合は、施設基準への適合に注意が必要です。
●手洗い器と一緒に準備したい衛生用品
手洗い器本体を設置しただけでは、十分な衛生管理はできません。
日常的に適切な手洗いを行うためには、周辺の衛生用品も必要です。
▶ 液体石けんなどの洗浄剤
▶ ペーパータオル
▶ ペーパータオルホルダー
▶ 手指消毒用品
▶ 使用済みペーパータオル用のごみ箱
手洗い後に共用タオルを使用すると、手指が再び汚染されるおそれがあります。
そのため、使い捨てのペーパータオルなど、衛生的に手を乾燥できる方法を採用することが大切です。
なお、アルコール消毒は、石けんと流水による手洗いの代わりになるものではありません。
適切な手洗いを行ったうえで、必要に応じて手指消毒を実施しましょう。
厨房の広さや設置場所に合わせて手洗い器を選びましょう。
中古品を検討する場合は、水栓の構造や本体の状態も確認することが大切です。
中古手洗い器をお探しの際はこちら
※中古の商品は一点ものですので、タイミングによっては売り切れの可能性もございますのでご了承ください。
手洗い設備を整える際は、石けんやペーパータオルなどの衛生用品も忘れずに準備しましょう。
手洗い後に清潔な状態を保てる環境づくりが大切です。
衛生用品・ペーパータオルをお探しの際はこちら
■飲食店のトイレまわりで注意したい衛生設備と設置ポイント
飲食店の衛生管理では、厨房だけでなくトイレまわりの設備も重要です。
トイレは従業員やお客様が使用する場所であり、清掃や手洗いが不十分だと衛生上の問題につながる可能性があります。
●トイレの位置や構造で気をつけたいこと
飲食店のトイレは、食品を取り扱う場所への汚染を防止できる構造であることが重要です。
特に、厨房とトイレの位置関係には注意が必要です。
トイレの出入り口が食品を取り扱う場所に直接面している場合などは、施設基準への適合について確認が必要になります。
また、トイレの床や壁は、清掃しやすい状態にしておくことが大切です。
開業前には、次の項目を確認しましょう。
☐ トイレの位置や構造が施設基準に適合している
☐ 換気設備が適切に設置されている
☐ 床や壁が清掃しやすい状態になっている
☐ トイレ内に必要な手洗い設備がある
☐ 清掃用具を衛生的に保管できる
特に古い居抜き物件では、換気扇の故障や排水設備の劣化などが見つかることもあります。
内装工事の前に確認しておきましょう。
●トイレの手洗い器はどのようなものがよい?
トイレの手洗い器も、利用者が十分に手を洗える設備を選ぶことが大切です。
特に、小型の手洗い器を設置する場合は、手洗いのしやすさを確認しましょう。
例えば、手洗い器が小さすぎると、十分に手を洗えなかったり、周囲に水が飛び散ったりすることがあります。
また、石けんやペーパータオルを設置する場所も必要です。
トイレのスペースが限られている場合は、手洗い器のサイズだけでなく、周辺備品の配置も含めて検討しましょう。
●従業員とお客様がトイレを共用する場合
小規模飲食店では、従業員とお客様が同じトイレを使用することもあります。
共用トイレの取り扱いについては、自治体の施設基準や店舗の条件を確認する必要があります。
また、従業員がトイレを使用した後は、適切な手洗いを行い、厨房に戻った際にも必要な衛生管理を徹底することが重要です。
トイレの手洗い設備が整っていても、それだけで厨房内の手洗い設備が不要になるわけではありません。
●トイレまわりで見落としやすい設備
トイレの設備を確認する際は、便器や手洗い器だけでなく、周辺設備にも目を向けましょう。
例えば、換気扇が正常に動作しているか、手洗い器の排水に問題がないかなども重要です。
また、トイレットペーパーや石けんなどの消耗品を補充しやすい環境を整えることも、日常的な衛生管理につながります。
清掃用具については、食品や食器類に接触しないよう、保管場所を分けることが大切です。
トイレまわりは、お客様が店舗の清潔さを判断する場所の一つでもあります。
保健所の施設基準を満たすだけでなく、利用者が気持ちよく使用できる環境を整えましょう。
■保健所検査前に確認!手洗い設備・トイレまわりのチェックリスト
飲食店の開業準備では、厨房機器の搬入や内装工事、備品の購入など、多くの作業が重なります。
そのため、手洗い設備の確認が後回しになってしまうこともあります。
保健所の施設検査を受ける前に、必要な設備が整っているか確認しましょう。
●手洗い設備・トイレまわりの確認項目
以下の項目をチェックしてみてください。
☐ 厨房内に従業員専用の手洗い設備がある
☐ 手洗い器の設置場所が適切である
☐ 手洗い器の大きさや構造が施設基準に適合している
☐ 水栓が手指の再汚染を防止できる構造になっている
☐ 給水設備と排水設備に問題がない
☐ 石けんなどの洗浄剤を設置できる
☐ ペーパータオルなどの衛生用品を準備している
☐ トイレに必要な手洗い設備がある
☐ トイレの換気設備が正常に動作している
☐ 管轄保健所に施設基準を確認している
これらは一般的な確認項目です。
実際の施設検査では、自治体ごとの基準や店舗の営業形態に応じた確認が行われます。
●設備購入前に保健所へ相談することが重要
手洗い設備の設置で特に注意したいのが、設備購入や工事のタイミングです。
例えば、厨房のレイアウトを完成させた後に手洗い器の追加が必要になった場合、作業台や冷蔵庫の位置を変更しなければならない可能性があります。
また、給排水設備の追加工事が必要になると、開業準備のスケジュールにも影響します。
こうした事態を避けるためには、設備を購入する前に管轄保健所へ相談することが大切です。
特に、次のような場合は早めに確認しましょう。
▶ 新しく飲食店を開業する場合
▶ 居抜き物件を利用する場合
▶ 厨房のレイアウトを変更する場合
▶ 手洗い器を小型のものに交換する場合
▶ 水栓だけを交換する場合
保健所への事前相談では、厨房やトイレの位置、設備の配置がわかる図面を用意すると、具体的な確認を進めやすくなります。
●手洗い器は新品と中古のどちらがよい?
飲食店の開業費用を抑えるために、中古厨房機器の導入を検討する方もいるでしょう。
手洗い器についても、新品と中古のどちらを選ぶか迷うことがあるかもしれません。
新品の手洗い器は、サイズや水栓の種類を選びやすく、設置条件に合った製品を探しやすいことがメリットです。
一方、中古の手洗い器は、状態や価格によっては導入費用を抑えられる可能性があります。
ただし、中古品を選ぶ場合は、次の点を確認する必要があります。
☐ 本体に破損や大きな変形がないか
☐ 水栓が施設基準に適合する構造か
☐ 排水部品に不具合がないか
☐ 設置場所に合った寸法か
☐ 清掃しやすい状態か
特に注意したいのが水栓の構造です。
古い手洗い器には、手でハンドルを回すタイプが取り付けられている場合があります。
そのままでは従業員用手洗い設備として施設基準に適合しない可能性があるため、購入前に確認しましょう。
中古品を購入してから水栓を交換すると、結果的に費用がかさむこともあります。
本体価格だけでなく、交換部品や設置工事費も含めて比較することが大切です。
●手洗い設備は価格だけで選ばない
飲食店の開業時には、できるだけ設備費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。
しかし、手洗い設備は日常的な衛生管理に欠かせない設備です。
価格の安さだけで選ぶと、使いにくさや清掃のしにくさが問題になる可能性があります。
また、施設基準に適合しない製品を購入してしまうと、交換や追加工事が必要になることもあります。
そのため、手洗い器を選ぶ際は、次の3点を優先しましょう。
☐ 管轄保健所の施設基準に適合していること
☐ 従業員が使いやすいこと
☐ 日常的な清掃やメンテナンスがしやすいこと
開業費用を抑えることも大切ですが、長く使用する設備だからこそ、衛生管理と使いやすさを重視した選択が重要です。
飲食店の開業費用を抑えるためには、中古厨房機器の活用も選択肢の一つです。
ただし、手洗い器などの衛生設備は、施設基準への適合を優先して選びましょう。
中古厨房機器の商品をお探しの際はこちら
※中古の商品は一点ものですので、タイミングによっては売り切れの可能性もございますのでご了承ください。
■よくある質問|(Q&A)
Q: 飲食店の手洗い器には決められたサイズがありますか?
A: 手洗い器の具体的な寸法については、自治体の施設基準や運用を確認する必要があります。
全国すべての飲食店に共通する具体的な寸法が一律に定められているわけではありません。
また、サイズだけでなく、十分に手洗いできる構造や設置場所も重要です。
購入前に製品の寸法や仕様を確認し、管轄保健所へ相談しましょう。
Q: 厨房のシンクを手洗い場として兼用できますか?
A: 原則として、食材や調理器具を洗うシンクとは別に、従業員用の専用手洗い設備が必要です。
調理用シンクと手洗い設備を兼用すると、食品や調理器具への汚染が広がる可能性があります。
厨房が狭い場合でも、必要な手洗い設備を確保できるようにレイアウトを検討しましょう。
Q: 飲食店の手洗い器は自動水栓でなければいけませんか?
A: 必ずしも自動水栓である必要はありません。
重要なのは、洗浄後の手指が再び汚染されることを防止できる構造であることです。
センサー式や足踏み式などは、手を使わずに操作できるため、衛生管理に適しています。
レバー式などを使用する場合は、構造が施設基準に適合するか確認しましょう。
Q: トイレのタンク上に付いている手洗い器でも大丈夫ですか?
A: 自治体の施設基準や運用によって判断が異なるため、管轄保健所への確認が必要です。
タンク上の手洗い部分があるからといって、必ずしも必要な手洗い設備として認められるとは限りません。
特に居抜き物件では、既存のトイレ設備をそのまま使用できるか、改装前に確認しておきましょう。
Q: 居抜き物件の手洗い設備はそのまま使えますか?
A: 既存の手洗い設備が現在の施設基準に適合していれば、使用できる場合があります。
ただし、以前の店舗が営業許可を取得していたとしても、現在の施設基準に適合しているとは限りません。
水栓の構造や手洗い器の設置場所、給排水設備の状態などを確認する必要があります。
居抜き物件を契約する前に、厨房やトイレの設備について管轄保健所へ相談することをおすすめします。
■まとめ|飲食店の手洗い設備は保健所検査前の確認が重要
飲食店を開業する際、手洗い設備は衛生管理に欠かせない重要な設備です。
厨房には従業員専用の手洗い設備が必要であり、トイレにも適切な手洗い環境を整える必要があります。
また、手洗い器を選ぶ際には、サイズや設置場所だけでなく、水栓の構造や清掃のしやすさも確認することが大切です。
特に、手洗い後の手指を再び汚染しない構造になっているかは、重要な確認ポイントになります。
居抜き物件の場合は、既存の手洗い器やトイレ設備が現在の施設基準に適合しているか、事前に確認しておきましょう。
保健所の施設基準は自治体によって異なる場合があるため、設備を購入する前に管轄保健所へ相談することをおすすめします。
手洗い設備は、営業許可を取得するためだけのものではありません。
開業後も従業員が毎日使用し、食品の安全性を守るために必要な設備です。
保健所検査への対応と日常の衛生管理の両方を考え、店舗に合った手洗い器やトイレ設備を選びましょう。
テンポスでは、飲食店の開業に必要な厨房機器や設備、衛生用品などを取り扱っています。
これから飲食店を開業する方や、厨房設備の見直しを検討している方は、必要な設備を確認しながら、無理のない開業準備を進めていきましょう。
テンポスでは、これから開業を目指す方、飲食店の経営についてお悩みの方に向けてさまざまな情報を発信しています。
ぜひご活用ください。
業務用調理機器や小物、食器から家具に至るまで、多数取り揃えております。
ご注文から商品選びのご相談まで、お気軽にお問い合わせください。
#飲食店開業 #保健所検査 #飲食店営業許可 #飲食店手洗い設備 #業務用手洗い器 #厨房設備 #飲食店衛生管理 #飲食店トイレ設備 #居抜き物件 #飲食店開業準備





