炊き込みご飯を作りたいけれど、「しょうゆやみりん、だしなど調味料を何種類も用意するのは面倒」と感じることはないでしょうか。
そんなときに便利なのが「白だし」です。
白だしは、だしをベースにしょうゆや食塩などを合わせた調味料で、商品によって濃さや味わいは異なります。炊き込みご飯に使えば、だしの風味を生かしながら、比較的手軽に味付けできます。
具材には、にんじん、しめじ、油揚げ、ごぼうなどを使うと、家庭的な和風の炊き込みご飯に仕上がります。
この記事では、白だしを使った炊き込みご飯の基本レシピを紹介します。米2合を使った具体的な分量や作り方、具材の組み合わせ、失敗しにくいポイントまで詳しく解説します。
目次
白だしを使った炊き込みご飯の基本レシピ
まずは、家庭で作りやすい米2合分のレシピを紹介します。
白だしは商品によって濃縮倍率や塩分量が異なるため、ここでは一般的な濃縮タイプを想定しています。実際に作る際は、使用する白だしの商品の表示も確認してください。
材料(4人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米 | 2合 |
| 鶏もも肉 | 100g |
| にんじん | 1/3本(約50g) |
| しめじ | 1/2パック(約50g) |
| ごぼう | 1/3本(約50g) |
| 油揚げ | 1枚 |
| 白だし | 大さじ3 |
| 酒 | 大さじ1 |
| みりん | 大さじ1 |
| 水 | 適量 |
| 小ねぎ | お好みで |
白だしだけでも味付けできますが、酒とみりんを加えることで、炊き込みご飯らしいまろやかな味わいに仕上げやすくなります。
白だしの量は商品によって異なるため、濃縮倍率が違う場合は、パッケージに記載された使用量を優先してください。
白だし炊き込みご飯の作り方
1. 米を研ぐ
米2合を研ぎ、炊飯器の内釜に入れます。
時間に余裕があれば、30分程度浸水させておきます。
浸水させたあとは、水を一度切ってから内釜に戻します。
2. 鶏肉を切る
鶏もも肉は余分な脂を取り除き、1~2cm程度の食べやすい大きさに切ります。
大きく切りすぎるとご飯と一緒に食べにくくなるため、小さめに切るのがおすすめです。
3. 野菜を切る
にんじんは細切りにします。
しめじは石づきを取り、小房に分けます。
ごぼうはささがき、または細切りにします。
油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、水気を絞って細切りにします。
ごぼうは切ったあと変色しやすいため、気になる場合は短時間水にさらしておきましょう。
4. 白だしと調味料を加える
米を入れた炊飯器に白だし、酒、みりんを加えます。
そのあと、水を2合の目盛りまで注ぎます。
ここが重要なポイントです。
炊き込みご飯では、調味料を加えたあとに水を入れて、米と合わせた液体の総量を2合の目盛りに合わせるようにします。
5. 具材を米の上にのせる
鶏肉、にんじん、しめじ、ごぼう、油揚げを米の上に広げます。
このとき、具材を米と混ぜ込まないようにしましょう。
炊飯器で炊く場合は、具材を米の上にのせた状態で炊くのが基本です。
6. 炊飯する
炊飯器の通常炊飯、または炊き込みご飯モードで炊きます。
炊飯器によって使用方法が異なるため、炊き込みご飯を作る際は取扱説明書も確認してください。
7. 炊き上がったら混ぜる
炊き上がったら、しゃもじで底から大きく返すように全体を混ぜます。
具材とご飯を均一になじませたら完成です。
お好みで小ねぎを散らすと、彩りもよくなります。
白だし炊き込みご飯をおいしく作るコツ
白だしを使えば簡単に味付けできますが、いくつかのポイントを押さえることで、よりおいしく仕上げやすくなります。
白だしを入れてから水を調整する
最も大切なのが水の量です。
炊き込みご飯では、白だしや酒、みりんを入れたあとに水を加え、2合の目盛りに合わせます。
先に水を2合分入れてから調味料を加えると、全体の水分量が多くなってしまう可能性があります。
「調味料を入れる→水を目盛りまで加える」という順番を覚えておくとよいでしょう。
白だしの濃縮倍率を確認する
白だしは、商品によって濃縮倍率が異なります。
同じ「大さじ3」でも、商品が変われば味の濃さも変わる可能性があります。
そのため、レシピの分量をそのまま使用するのではなく、使用する白だしのパッケージに記載された希釈方法や使用量を確認することが大切です。
初めて使う白だしの場合は、少し控えめに加えて、次回から好みに合わせて調整する方法もあります。
具材を米に混ぜ込まない
炊飯前に具材を米と混ぜると、炊飯器の中で米が均一に対流しにくくなる場合があります。
調味料と水を入れたあと、具材を米の上に広げて、そのまま炊飯しましょう。
炊き上がってから全体を混ぜれば、具材とご飯がきれいになじみます。
具材を入れすぎない
炊き込みご飯は具材を増やすほど豪華に見えますが、入れすぎには注意が必要です。
具材が多すぎると、炊飯器の容量を超えたり、炊き上がりに影響したりする場合があります。
特に、米と具材を合わせて炊く料理では、使用する炊飯器の容量や説明書を確認して作りましょう。
白だし炊き込みご飯におすすめの具材
白だしは和風の具材と合わせやすいため、さまざまな食材を使えます。
| 具材 | 特徴 |
|---|---|
| 鶏もも肉 | うま味と食べ応えを加えやすい |
| にんじん | 彩りを加えやすい |
| ごぼう | 香りと食感を楽しめる |
| しめじ | きのこの風味を加えやすい |
| しいたけ | 香りのよい仕上がりにしやすい |
| 油揚げ | コクを加えやすい |
| れんこん | シャキッとした食感がアクセントになる |
| こんにゃく | 食感の変化を出しやすい |
| ひじき | 具材の種類を増やしたいときに便利 |
| たけのこ | 食感を楽しみたいときに向いている |
特に、鶏肉、にんじん、きのこ、油揚げの組み合わせは、白だしの風味を生かしやすい定番の組み合わせです。
鶏肉なしでもおいしい白だし炊き込みご飯

肉を使わずに作りたい場合は、きのこや油揚げを中心にした炊き込みご飯がおすすめです。
材料(4人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米 | 2合 |
| しめじ | 1パック |
| えのき | 1/2袋 |
| にんじん | 1/3本 |
| 油揚げ | 1枚 |
| 白だし | 商品表示を目安に調整 |
| 酒 | 大さじ1 |
| みりん | 大さじ1 |
| 水 | 適量 |
作り方は基本レシピと同じです。
白だしと酒、みりんを加えてから2合の目盛りまで水を入れ、きのこや野菜を上にのせて炊飯します。
きのこを複数種類使うことで、それぞれの香りや食感を楽しめます。
ツナを使った白だし炊き込みご飯

手軽さを重視するなら、ツナ缶を使うのもおすすめです。
材料(4人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米 | 2合 |
| ツナ缶 | 1缶 |
| にんじん | 1/3本 |
| しめじ | 1/2パック |
| 油揚げ | 1枚 |
| 白だし | 商品表示を目安に調整 |
| 酒 | 大さじ1 |
| 水 | 適量 |
ツナ缶は軽く汁気を切ります。
米に白だし、酒、水を加えたあと、にんじん、しめじ、油揚げ、ツナを上にのせて炊飯します。
ツナにはうま味があるため、鶏肉を使わなくても満足感のある炊き込みご飯に仕上げやすいでしょう。
油漬けのツナを使う場合は、油をどの程度切るかによってコクが変わります。
きのこたっぷり白だし炊き込みご飯

秋らしい炊き込みご飯にしたいときは、きのこをたっぷり使うのもおすすめです。
しめじ、しいたけ、舞茸、えのきなどから2~3種類を選びます。
米2合に対して、きのこを合計150~200g程度を目安にすると、きのこの存在感を出しやすくなります。
白だしをベースに味付けすれば、きのこの香りを生かした和風の炊き込みご飯になります。
仕上げに三つ葉や小ねぎを添えると、香りと彩りをプラスできます。
白だしとめんつゆの違いは?
炊き込みご飯の味付けでは、白だしのほかにめんつゆを使う方法もあります。
どちらも手軽に味付けできる調味料ですが、仕上がりには違いがあります。
| 調味料 | 味わいの特徴 | 炊き込みご飯との相性 |
|---|---|---|
| 白だし | だしの風味を生かしやすい | 素材の色や風味を生かしたいとき |
| めんつゆ | しょうゆの風味や甘みを出しやすい | しっかりした和風味にしたいとき |
白だしを使った炊き込みご飯は、具材の色を比較的生かしやすいのも特徴です。
特に、にんじんやきのこなど、具材の色をきれいに仕上げたいときに使いやすいでしょう。
白だし炊き込みご飯に合うアレンジ
基本のレシピを覚えたら、具材を変えてさまざまなアレンジを楽しめます。
たけのこを加える
たけのこを加えると、シャキッとした食感を楽しめます。
水煮たけのこを使えば下処理の手間も少なく、季節を問わず作りやすいでしょう。
れんこんを加える
れんこんは、炊き込みご飯に食感を加えたいときに便利です。
薄めのいちょう切りにして加えると、ご飯と一緒に食べやすくなります。
ひじきを加える
ひじきを加えると、いつもの炊き込みご飯とは違った具材構成になります。
乾燥ひじきを使う場合は、商品に記載された方法で戻してから加えましょう。
栗を加える
秋らしい炊き込みご飯にしたいなら、栗を加える方法もあります。
白だしをベースにすると、栗の甘みとだしの風味を組み合わせやすくなります。
白だし炊き込みご飯を作るときのよくある失敗
炊き込みご飯は簡単に作れる一方、「ご飯がべちゃべちゃになった」「味が濃くなった」などの失敗もあります。
ご飯がべちゃべちゃになる
水分量が多すぎると、炊き上がったご飯が柔らかくなりすぎることがあります。
調味料を加えたあとに水を2合の目盛りまで入れることを意識しましょう。
また、具材から水分が出ることもあるため、野菜やきのこを大量に入れすぎないこともポイントです。
味が濃くなる
白だしは商品によって濃縮倍率や塩分量が違います。
レシピ通りの分量を入れたとしても、使用する商品によっては味が濃く感じられる場合があります。
初めて使用する白だしなら、パッケージの表示を確認し、必要に応じて量を調整しましょう。
米に芯が残る
具材を入れすぎたり、炊飯器の容量に対して多くの材料を入れたりすると、炊き上がりに影響する可能性があります。
また、炊飯器の機種によって炊き込みご飯の作り方が異なる場合もあります。
米の量と具材の量を適切にし、炊飯器の説明書に従って調理しましょう。
白だし炊き込みご飯は冷凍保存できる?
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白だし炊き込みご飯は冷凍保存できる?

炊き込みご飯を多めに作った場合は、冷凍保存する方法もあります。
食べる分ごとに小分けし、粗熱を取ってからラップなどで包み、冷凍庫で保存します。
できるだけ平らにして包むと、冷凍や解凍がしやすくなります。
食べる際は、電子レンジなどを使って中心まで十分に加熱しましょう。
特に鶏肉や魚などの具材が入った炊き込みご飯は、保存方法や温度管理に注意し、長時間常温に置かないようにすることが大切です。
白だし炊き込みご飯はおにぎりにもおすすめ
白だしを使った炊き込みご飯は、おにぎりにするのもおすすめです。
炊き上がったご飯を適量取り、食べやすい大きさに握ります。
具材が入っているため、通常の白いご飯のおにぎりとは違った味わいを楽しめます。
ただし、炊き込みご飯をお弁当や持ち歩き用のおにぎりにする場合は、衛生面への配慮が必要です。
特に気温が高い時期は、長時間常温に置かないようにしましょう。
白だし炊き込みご飯に合う献立
白だしの炊き込みご飯は、和食の献立と合わせやすい料理です。
例えば、焼き魚、だし巻き卵、ほうれん草のおひたし、けんちん汁などを組み合わせると、バランスのよい食卓にしやすくなります。
具材を多く入れた炊き込みご飯の場合は、主菜をシンプルな焼き魚や冷ややっこなどにすると、料理同士の味がぶつかりにくくなります。
反対に、きのこだけなど具材を少なくした炊き込みご飯なら、肉や魚を使った主菜を合わせるのもよいでしょう。
白だしを使えば炊き込みご飯を手軽に作れる
白だしを使った炊き込みご飯は、だしの風味を生かしながら手軽に味付けできるのが魅力です。
基本レシピでは、米2合に鶏もも肉、にんじん、しめじ、ごぼう、油揚げを合わせることで、具だくさんの和風炊き込みご飯に仕上げます。
作るときの最大のポイントは、白だしや酒などの調味料を加えてから、水を2合の目盛りまで入れることです。
また、炊飯前には具材を米に混ぜ込まず、上に広げて炊くことで、炊飯時の失敗を防ぎやすくなります。
白だしは商品によって濃縮倍率や味の濃さが異なるため、使用する商品の表示を確認しながら分量を調整することも大切です。
鶏肉の代わりにツナを使ったり、きのこを増やしたり、たけのこやれんこん、ひじきなどを加えたりすることで、さまざまな炊き込みご飯にアレンジできます。
「今日は何を作ろう」と迷ったときにも、冷蔵庫にある具材と白だしを使って、手軽に炊き込みご飯を作ってみてはいかがでしょうか。

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