業務用ブラストチラーは、加熱後の料理を短時間で急速冷却・急速凍結できる厨房機器です。
HACCP対策や食品ロス削減、仕込み効率向上を目的として、ホテルやセントラルキッチンだけでなく、近年ではカフェ・居酒屋・弁当店など小規模飲食店でも導入が進んでいます。
しかし、ひと口にブラストチラーといっても、
・小型タイプ
・大型タイプ
・急速冷却専用モデル
・ショックフリーザー一体型
など種類はさまざまです。
さらに、処理能力・冷却性能・電源・設置スペースによって選ぶべき機種は大きく変わります。
そこで本記事では、業務用ブラストチラーの人気商品5選を徹底比較するとともに、種類や選び方のポイントまでわかりやすく解説します。
店舗に最適な1台を探している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
業務用ブラストチラーにはどんな種類があるの?
業務用ブラストチラーは、加熱後の料理を短時間で急速冷却する厨房機器です。
HACCP対策や作業効率化、作り置き・セントラルキッチン運営などで導入が進んでおり、近年では小規模飲食店でも需要が増えています。
しかし一口にブラストチラーといっても、
- サイズ
- 機能
- 冷却方式
- 用途
によって種類が大きく分かれます。
今回は、業務用ブラストチラーの種類を現場目線でわかりやすく解説します。
① 小型タイプ
小型タイプは、コンパクト設計のブラストチラーです。
主に、
- 個人店
- カフェ
- ベーカリー
- 小規模居酒屋
- テイクアウト専門店
などで導入されています。
特徴
- 省スペース
- 単相100V対応が多い
- 少量仕込み向け
- 導入コストを抑えやすい
特に近年は、デリバリー・弁当需要拡大により人気が高まっています。
② 大型タイプ
大型タイプは、大量調理対応モデルです。
主に、
- ホテル
- セントラルキッチン
- 病院
- 学校給食
- 大型飲食店
などで使用されます。
特徴
- 大量冷却可能
- ホテルパン多数対応
- 高出力冷却
- 生産効率向上
大量調理現場では、仕込み時間短縮に大きく貢献します。
③ ブラストチラー専用タイプ
これは“急速冷却専用”モデルです。
加熱後の食品を、
- 約90℃ → 3℃前後
まで急速冷却する用途に特化しています。
向いている店舗
- 惣菜店
- カフェ
- 弁当店
- パティスリー
など、“冷却中心運用”を行う店舗です。
④ ブラストチラー&ショックフリーザー一体型
近年主流なのがこのタイプです。
急速冷却だけでなく、急速凍結も可能です。
特徴
- 冷却+冷凍両対応
- 作り置き保存可能
- 食品ロス削減
- 冷凍通販対応
食品内部の細胞破壊を抑えながら凍結できるため、解凍後も品質を保ちやすい特徴があります。
⑤ トロリータイプ
大型カートごと収納できる大型モデルです。
主な導入先
- セントラルキッチン
- 給食センター
- 大型工場
特徴
- 一括冷却
- 作業効率が高い
- 大量生産向け
人手削減やオペレーション効率化に向いています。
⑥ パススルータイプ
前後両側から出し入れ可能なタイプです。
特徴
- 動線分離できる
- 衛生管理しやすい
- HACCP対応向き
大量調理施設で採用されることがあります。
冷却モードによる種類
ブラストチラーには複数の冷却モードを搭載した機種もあります。
ソフトチル
やさしく冷却するモードです。
- ケーキ
- ムース
- デザート
など繊細な食材向きです。
ハードチル
強力冷却モードです。
- 揚げ物
- 煮込み
- 大量調理品
など高温食材に向いています。
業務用ブラストチラー選びのポイント
業務用ブラストチラーは、単に「急速冷却できる機械」を選べば良いわけではありません。
店舗規模・仕込み量・厨房動線・運用方法に合っていないと、
- 冷却能力不足
- 作業効率悪化
- 電源トラブル
- オーバースペックによるコスト増
につながることがあります。
ここでは、飲食店が失敗しないための「業務用ブラストチラー選びのポイント」を現場目線で解説します。
① 一度に冷やす量(容量)で選ぶ
最も重要なのが「どれくらいの量を一度に冷却するか」です。
ブラストチラーは、
単なる“庫内容量”ではなく、
- 何kgを
- 何分で
- 何℃まで下げられるか
という“冷却能力”で考える必要があります。
小規模店舗向け
以下のような店舗では小型タイプが人気です。
- カフェ
- 個人居酒屋
- ベーカリー
- 弁当店
目安としては、
- 3〜5段
- 20〜30L前後
のモデルが使いやすい傾向があります。
大量調理向け
以下の業態では大型タイプが向いています。
- ホテル
- セントラルキッチン
- 給食施設
- 大型レストラン
大量仕込みを行う場合は、
- ホテルパン枚数
- kg処理能力
を必ず確認しましょう。
② 冷却のみか、冷凍対応かで選ぶ
ブラストチラーには大きく分けて、
- 急速冷却専用
- 急速冷却+急速冷凍対応
があります。
冷却専用タイプ
向いている店舗
- 当日販売中心
- 惣菜店
- カフェ
- ケーキ店
特徴
- 比較的安価
- シンプル操作
- 粗熱取り用途に強い
ショックフリーザー一体型
向いている店舗
- 冷凍通販
- 作り置き
- セントラルキッチン
- 食品ロス削減重視
特徴
- 冷却+冷凍両対応
- 長期保存可能
- 将来的なEC展開にも対応
近年は、一体型を選ぶ店舗も増えています。
③ 電源を確認する
見落としやすいのが電源です。
小型機は100V対応もありますが、大型機は200Vが主流です。
確認すべきポイント
- 100V or 200V
- 単相 or 三相
- ブレーカー容量
- 電気工事必要性
特に古い店舗では、容量不足で追加工事が必要になることがあります。
④ 設置スペースで選ぶ
ブラストチラーは本体サイズだけでなく、
- 放熱スペース
- 扉開閉スペース
- 清掃動線
も必要です。
注意点
壁にピッタリ設置すると、
- 冷却性能低下
- 故障
- メンテナンス性悪化
につながる場合があります。
厨房レイアウトとの相性確認は重要です。
⑤ メニューとの相性で選ぶ
実は、食材によって必要性能が変わります。
ソフトチル向き
向いている食材
- ケーキ
- ムース
- デザート
- 生菓子
やさしく冷却できる機種が向いています。
ハードチル向き
向いている食材
- 煮込み料理
- 揚げ物
- スープ
- 大量調理品
高出力モデルが適しています。
⑥ HACCP対応機能を確認する
近年はHACCP運用対応も重要です。
特に確認したい機能は、
- 芯温センサー
- 温度記録
- 自動ログ保存
- プログラム冷却
などです。
温度記録機能があると、衛生管理の証拠として活用しやすくなります。
⑦ 清掃しやすさで選ぶ
ブラストチラーは毎日使う機械だからこそ、清掃性も重要です。
チェックしたいポイント
- 棚の脱着
- 排水構造
- フィルター掃除
- ステンレス内装
掃除しにくい機種は、衛生リスクや故障原因につながります。
⑧ 将来の運用まで考える
導入時は小規模でも、
- テイクアウト拡大
- EC販売
- 冷凍販売
- セントラル化
を視野に入れるなら、余裕ある機種選びも重要です。
「今だけ」で選ぶと、後から買い替えコストが発生するケースもあります。
人気のブラストチラー5選を紹介!
【ホシザキ】テーブル型ブラストチラー HBC-6TB3-2

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【大和冷機】ブラストチラー/ショックフリーザー DBC-051V3

ダイナミックな曲線がテーブルを華やかに彩る。サラダや大皿料理の盛り付けに最適。
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業務用ブラストチラー売上ランキング1位は!?(テンポス販売実績より)
ここまで、業務用ブラストチラーの種類や選び方について紹介してまいりました!
実際、一番売れている「業務用ブラストチラー」はどのような商品なのか、みんなが使っているのはどのタイプなのかを見ていきましょう!
テンポスバスターズ・テンポスドットコムとは?
テンポスバスターズとは、実店舗で新品・中古の厨房機器や調理道具、家具や食器などを販売している企業になります。全国に80店舗を構え、全国の飲食店をサポートしています。
テンポスドットコムは飲食店向けの冷蔵庫をはじめとする厨房機器、調理道具、家具などを扱う通販サイトです。
厨房機器を取り扱うサイトとしては業界最大手に位置しています。
そのようなサイトで人気の高い商品は、シェアが高く信頼のおける商品と言えるでしょう!
売上ランキング1位は!?
では、本題に戻って実際の過去2年間で集計した売上ランキング1位の商品を見てみましょう!
【第1位】【ホシザキ】テーブル型ブラストチラー HBC-6TB3-2

・加熱直後の食材を急速冷却・急速凍結できる業務用ブラストチラーです
・チル18kg・フリーズ12kg対応で、大量仕込みにも対応しやすい高性能モデルです
・1/1ホテルパンを6枚収納可能で、効率的なバッチ処理が可能です
・テーブル型のため、作業台としても使いやすく厨房スペースを有効活用できます
・庫内温度・芯温をマイコン制御でき、食材ごとの細かな温度管理に対応します
・飲食店、ホテル、給食施設、セントラルキッチンなど大量調理現場で活躍します
まとめ
業務用ブラストチラーには、小型タイプ・大型タイプ・急速冷却専用タイプ・ショックフリーザー一体型など、用途や店舗規模に応じたさまざまな種類があります。
選ぶ際は、
・一度に冷却する量
・急速冷却のみか冷凍対応か
・電源条件
・設置スペース
・食材との相性
・HACCP対応機能
・清掃性
・将来的な運用計画
などを総合的に確認することが重要です。
ブラストチラーは、単なる冷却機器ではなく、衛生管理・作業効率・品質維持・食品ロス削減に直結する重要設備です。
店舗の運用に合った機種を選ぶことで、仕込み効率や商品品質の向上にもつながります。
今回ご紹介した人気商品5選を参考に、ぜひ店舗に最適な業務用ブラストチラーを見つけてください。




