全国で愛される国民食「ラーメン」。寒い季節には、特に食べたくなる一杯ですが、実はその消費傾向には地域ごとの個性がはっきりと表れています。
総務省の家計調査によると、2024年のラーメン支出額ランキングでは、意外なあの県がトップに浮上しています。
東北や北陸の都市が上位に多く名を連ねる一方で、関東や関西の都市も健闘し、全国各地で“ラーメン愛”が熱く盛り上がりました。
今回は、1位は意外なあの県!2024年の全国ラーメン支出額ランキングTOP5!について紹介していきます。

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目次
ラーメンは日本を超えて愛されている?

ラーメンは、今や「日本の国民食」という枠を超え、世界中で愛される料理となっています。
そのルーツをたどれば、中国の「拉麺(ラーミェン)」に行き着きますが、日本に伝わってから独自の進化を遂げ、地域ごとに多様なスタイルが生まれました。
札幌の味噌ラーメン、博多のとんこつラーメン、喜多方の醤油ラーメンなど、全国各地に「ご当地ラーメン」が存在するのは、日本の食文化の豊かさを象徴しています。
この進化は、国内にとどまらず、海外にも広がりました。現在、ニューヨーク、パリ、ロンドン、バンコクなど、世界の主要都市には日本のラーメン店が数多く進出し、行列ができるほどの人気を誇ります。
特に海外では、「Ramen」という言葉そのものが日本食の代名詞のように知られ、和食ブームを牽引する存在となっています。
とんこつや、醤油などの定番スープに加え、ビーガンやグルテンフリー対応など、現地の食文化に合わせた新しい形のラーメンも登場し、さらなる進化を遂げています。
また、ラーメンは“文化の交流点”としても注目されています。日本の味を求める外国人観光客が増える一方で、日本のラーメン職人たちは海外に渡り、現地の素材や技術を取り入れながら新たな一杯を生み出しています。
このグローバルな広がりは、ラーメンが単なる食事ではなく、人々をつなぐ“文化の架け橋”になっていることを示しています。
ラーメンは、まさに日本から世界へ羽ばたいた「進化するソウルフード」と言えるでしょう。
全国ラーメン支出額ランキングTOP5!

総務省の「家計調査(2人以上の世帯/外食〈中華そば・ラーメン〉)」(都道府県庁所在地および政令指定都市)によると、2024年のラーメン支出額は次の通りです。
1位:山形市(山形県)/22,389 円。3年連続の1位。
2位:新潟市(新潟県)/16,292 円。3年連続2位。
3位:仙台市(宮城県)/15,534 円。
4位:富山市(富山県)/13,775 円。
5位:さいたま市(埼玉県)/12,553 円。
なお、これらは「外食でのラーメン(中華そば)支出額」が対象です。
読み解きポイント
ここでは、順位から読み取れることについて考えていきます。
ラーメン支出額が高い地域の特徴
山形市がトップを維持しているのは、寒冷地ゆえの外食需要、そして独自のラーメン文化が根付いているためと考えられます。
たとえば、山形市には「冷やしラーメン」というユニークなスタイルもあり、年間を通じてラーメン消費が盛んなのです。
新潟市・仙台市といった東北・北日本の都市が上位に来ているのも、寒さと外食文化、かつ地域ごとのご当地ラーメンが盛んなことが影響しているようです。
富山市や、さいたま市のランクインは、地域独自のラーメン文化(例:富山ブラック)や、さいたま市が首都圏近郊で多様なラーメン店が存在する点が反映されていると見ることができます。
なぜ「外食支出額」が指標になるか
また、外出支出額が指標になるのか気になるところです。
支出額ランキングは、「1世帯(2人以上)あたり」の年間外食におけるラーメン支出を示しており、単なるラーメンを食べる回数だけでなく、価格・頻度・外食利用割合などが複合的に影響しています。
そのため、ラーメン店が多い地域、あるいはラーメンを外食で楽しむ文化が強い地域ほど高額になりやすいと推察できます。
データの限界と注意点
最後に、データを読み解くうえで注意しなくてはいけないポイントについて紹介していきます。
支出額だけでは、「何回食べたか」「1回あたりいくら使ったか」「テイクアウト・出前の有無」などの内訳は明確には把握できていないのが現状です。
都道府県庁所在地・政令指定都市に限定した集計なので、町村・市部・郊外含めた地域全体の消費動向を反映しているわけではありません。
ラーメン店開業時は東北・北陸が有利?
ラーメン店を開業する際、東北・北陸エリアは他地域と比べて有利といえる面があります。
まず、大きな要因は「ラーメン支出額の高さ」です。ある調査によると、山形市・新潟市・仙台市・富山市など、東北や北陸の主要都市が毎年上位にランクインしています。
(出典元:総務省の家計調査2024年)
これらの地域は寒冷な気候のため温かいラーメンの需要が高く、外食としての利用頻度も多い傾向があります。
また、地元に根付いた「ご当地ラーメン文化」が強く、新規店舗でも地元の味をアレンジした独自メニューを打ち出しやすいのも魅力です。
さらに、首都圏や関西圏と比べると賃料や人件費が低く、初期投資を抑えて開業できる点も大きなメリットです。
一方で、地方都市では人口規模が限られるため、地域密着型の経営やリピーター獲得が重要になります。
地域の味覚や季節感を取り入れ、地元客に支持される店づくりが成功のカギとなるでしょう。
東北・北陸は、コストを抑えながらも安定した需要が見込める、ラーメン開業にとってチャンスの多いエリアなのです。
ラーメン店に使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、ラーメン店を作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
ラーメン丼 6寸

ラーメン釜 カゴ数4

まとめ
今回は、1位は意外なあの県!2024年の全国ラーメン支出ランキングTOP5について紹介してきました。
3年連続1位の山形県市は、ラーメンの支出額が多く、地域で根付いたラーメンが注目を浴びていることからその人気が伺えます。
2025年調査では、またしても山形市が1位になるのか注目すべきポイントでしょう。
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