日本酒には「純米酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「本醸造酒」など、さまざまな種類があります。
居酒屋や和食店などで日本酒を提供する際、
「純米酒と大吟醸酒は何が違うの?」
「辛口と甘口はどうやって見分ける?」
「お店にはどんな日本酒を置けばいい?」
と迷ったことはありませんか?
日本酒は、使用する原料や精米歩合、製造方法などによって分類され、それぞれ味わいや香りに特徴があります。
また、同じ種類の日本酒でも、銘柄や造り方によって味わいが異なるため、種類だけで判断するのは難しいものです。
飲食店では、日本酒の特徴を理解し、提供する料理やお客様の好みに合わせて選ぶことが重要です。
この記事では、日本酒の代表的な種類や純米酒・吟醸酒・大吟醸酒の違いをわかりやすく解説します。
さらに、料理との相性や飲食店での仕入れ方、提供方法、売上アップにつなげる工夫についても紹介します。
これから日本酒をメニューに取り入れたい方や、日本酒の品ぞろえを見直したい飲食店経営者の方は、ぜひ参考にしてください。
日本酒・焼酎用のグラスなどをお探しの際はこちら

※記事制作20年以上の担当者が、あなたのお店の良さをインタビューで聞き出して記事を作成します!あなたのお店を記事にして毎月6桁のユーザーが訪問する、全国の飲食店を応援するフードメディア「テンポスフードメディア」に掲載しませんか?上記ボタンをクリックし、詳細をぜひご覧ください。
また、不明点などお気軽に下記ボタンからお問合せください!
目次
■ 日本酒にはどんな種類がある?基本の分類を知ろう

日本酒にはさまざまな種類がありますが、まず知っておきたいのが「特定名称酒」という分類です。
特定名称酒とは、原料や精米歩合、製造方法など、定められた条件を満たした日本酒に使用できる名称のことです。
代表的なものには、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒、本醸造酒などがあり、全部で8種類に分類されます。
●日本酒の代表的な8種類
日本酒の特定名称酒は、大きく分けると「純米酒系」「吟醸酒系」「本醸造酒系」に整理できます。

※表は主な条件を簡略化したものです。特定名称酒には、原料、米こうじの使用割合、製造方法などの条件も定められています。
●「純米」と「吟醸」は何が違う?
日本酒の名称を理解するうえで重要なのが、「純米」と「吟醸」という言葉です。
「純米」は、原料に米、米こうじ、水を使用し、醸造アルコールを添加していないことを表します。
一方、「吟醸」は、精米歩合や吟醸造りなどの製造条件に関係する名称です。
つまり、純米と吟醸は、そもそも分類の基準が異なります。
例えば「純米吟醸酒」は、純米酒の原料条件と吟醸酒の製造条件の両方を満たした日本酒です。
この違いを理解しておくと、日本酒のラベルを見たときにも特徴を把握しやすくなります。
●特定名称酒以外の日本酒もある
日本酒には、特定名称酒以外にも「普通酒」と呼ばれるものがあります。
普通酒は、特定名称酒に該当しない日本酒の総称です。
日常的に飲まれる日本酒や、比較的手頃な価格帯の商品にも多く見られます。
ただし、普通酒だから品質が低いというわけではありません。
飲食店では、料理との相性や価格、提供方法に合わせて選ぶことが大切です。
■ 純米酒・吟醸酒・大吟醸酒の違いとは?味や香りを比較

日本酒を選ぶ際、特に迷いやすいのが純米酒、吟醸酒、大吟醸酒の違いです。
それぞれの特徴を理解するためには、原料と精米歩合、製造方法に注目する必要があります。
●純米酒とは?米本来の旨みを楽しむ日本酒
純米酒は、米、米こうじ、水を原料として造られる日本酒です。
醸造アルコールを添加せず、米由来の味わいを生かしていることが特徴です。
一般的には、米の旨みやコクを感じられるものが多く、食事と一緒に楽しみやすい日本酒として知られています。
ただし、純米酒にもすっきりしたタイプや香りの華やかなタイプがあり、味わいは銘柄によって異なります。
【純米酒の特徴】
▶ 米の旨みやコクを感じられるものが多い
▶ 冷酒から燗酒まで幅広い温度で楽しめる銘柄がある
▶ 焼き魚や煮物など、和食と合わせやすい
▶ 料理と一緒に楽しむ食中酒として選びやすい
居酒屋や和食店では、料理との組み合わせを考えながら純米酒を取り入れるとよいでしょう。
●吟醸酒とは?華やかな香りが特徴の日本酒
吟醸酒は、精米歩合60%以下の米を使用し、吟醸造りによって造られる日本酒です。
吟醸造りとは、よく精米した米を使用し、低温でゆっくり発酵させるなど、特有の香りや味わいを生み出す製法です。
吟醸酒には、リンゴやバナナなどの果物を思わせる香りが感じられるものもあります。
この香りは「吟醸香」と呼ばれます。
【吟醸酒の特徴】
▶ 華やかでフルーティーな香りを持つものが多い
▶ 軽快ですっきりした飲み口の銘柄も多い
▶ 冷やして飲むことで香りを楽しみやすい
▶ 日本酒初心者にも紹介しやすい銘柄がある
日本酒を普段あまり飲まないお客様には、香りや飲みやすさを説明しながら提案するとよいでしょう。
●大吟醸酒とは?吟醸酒との違い
大吟醸酒は、精米歩合50%以下の米を使用し、吟醸造りによって造られる日本酒です。
吟醸酒との大きな違いは、精米歩合の基準にあります。
▶ 吟醸酒
精米歩合60%以下
▶ 大吟醸酒
精米歩合50%以下
大吟醸酒は、米をより多く磨いて造られるため、一般的には雑味の少ない繊細な味わいや、華やかな香りを持つものが多く見られます。
ただし、精米歩合が低いほど必ずおいしいというわけではありません。
日本酒の味わいは、米の種類や酵母、発酵方法などによっても変わります。
●純米大吟醸酒と大吟醸酒は何が違う?
純米大吟醸酒と大吟醸酒の主な違いは、醸造アルコールの使用有無です。
純米大吟醸酒は、米、米こうじ、水だけで造られます。
一方、大吟醸酒には、定められた範囲内で醸造アルコールが使用されます。

※味わいは一般的な傾向であり、銘柄によって異なります。
醸造アルコールを使用しているからといって、品質が低いわけではありません。
醸造アルコールには、香りを引き出したり、味わいを調整したりする役割があります。
●精米歩合とは?数字が小さいほど高級?
精米歩合とは、玄米を磨いたあとに残る白米の重量割合を表す数値です。
例えば、精米歩合60%であれば、玄米の重量の40%を削り、60%が残っていることになります。
日本酒造りでは、米の外側に多く含まれるたんぱく質や脂質などを取り除くことで、味わいや香りを調整します。
ただし、米を多く削れば必ず高品質になるわけではありません。
米本来の旨みを生かすために、あえて精米歩合を高く設定している日本酒もあります。
飲食店では、精米歩合だけでなく、実際の味わいや料理との相性を重視して選ぶことが重要です。
■ 辛口・甘口・淡麗・濃醇とは?日本酒の味わいの違いを解説

日本酒のメニューでよく見かける「辛口」「甘口」「淡麗」「濃醇」という言葉。
これらは、日本酒の味わいをお客様に伝えるための重要な表現です。
日本酒の種類とあわせて覚えておくことで、接客やメニュー作りにも役立ちます。
●日本酒の辛口と甘口の違い
日本酒の辛口とは、一般的に甘みが控えめで、すっきりとした味わいを指します。
一方、甘口は、甘みを感じやすく、やわらかな飲み口の日本酒を指します。
ただし、日本酒の辛口は、唐辛子のような刺激的な辛さを意味するものではありません。
甘みや酸味、旨み、アルコール感などのバランスによって、辛口や甘口の印象が変わります。
●日本酒度とは?プラスとマイナスの見方
日本酒度は、日本酒の比重を基準にした数値です。
一般的には、次のような傾向があります。
▶ プラスの数値が大きい
辛口に感じられる傾向
▶ マイナスの数値が大きい
甘口に感じられる傾向
ただし、日本酒度だけで甘口・辛口を判断することはできません。
酸度や糖分、アルコール度数などによっても味わいは変わります。
例えば、日本酒度がプラスでも、酸味が穏やかで旨みが強ければ、やわらかい印象になることがあります。
飲食店で日本酒を紹介する際は、日本酒度だけでなく、実際の味わいを確認することが大切です。
●淡麗と濃醇の違い
日本酒の味わいは、甘口・辛口だけでなく、淡麗・濃醇という言葉でも表現されます。
淡麗は、軽快ですっきりした味わいを指します。
濃醇は、旨みやコクが豊かで、しっかりした味わいを指します。
この2つを甘口・辛口と組み合わせると、日本酒を4つのタイプに分類できます。

日本酒メニューにこうした説明を加えると、お客様が自分の好みに合った銘柄を選びやすくなります。
●日本酒初心者にはどんな種類がおすすめ?
日本酒に慣れていないお客様には、まず好みの味わいを確認することがおすすめです。
例えば、すっきりしたお酒が好きな方には淡麗タイプ、香りを楽しみたい方には吟醸酒や純米吟醸酒などを提案できます。
【接客時の提案例】
◎「すっきりした飲み口がお好きでしたら、こちらの辛口がおすすめです」
◎「フルーティーな香りを楽しみたい方には、純米吟醸酒が人気です」
◎「お料理と一緒に楽しむなら、米の旨みが感じられる純米酒はいかがでしょうか」
×「大吟醸酒が一番高級なので、これが一番おいしいです」
日本酒の好みは人によって異なります。
価格や名称だけでおすすめするのではなく、お客様の好みや注文した料理に合わせて提案しましょう。
■ 飲食店ではどの日本酒を選ぶべき?料理との相性や提供方法
日本酒をメニューに取り入れる際は、種類の多さだけでなく、料理との相性やお店の客層を考えることが重要です。
特に居酒屋や和食店では、日本酒と料理を組み合わせて提案することで、お客様の満足度向上にもつながります。
●料理に合う日本酒の選び方
日本酒は、料理の味付けや食材によって相性が変わります。
一般的な組み合わせの例を紹介します。

※組み合わせは一例です。料理の味付けや日本酒の銘柄によって相性は異なります。
例えば、焼き魚を中心に提供する和食店であれば、米の旨みを感じられる純米酒を取り入れるとよいでしょう。
一方、刺身や寿司を中心としたお店では、繊細な味わいを楽しめる日本酒が選択肢になります。
料理との組み合わせを考える際は、実際に試飲しながら確認することが理想的です。
●居酒屋・和食店・寿司店では何を選ぶ?
飲食店の業態によっても、日本酒の選び方は変わります。
【居酒屋】
幅広い料理を提供する居酒屋では、味わいの異なる日本酒をバランスよくそろえる方法がおすすめです。
▶ すっきりした辛口の日本酒
▶ 米の旨みを感じられる純米酒
▶ 香りの華やかな吟醸酒
このように特徴の異なる銘柄を用意すると、お客様の好みに対応しやすくなります。
【和食店】
和食店では、料理との相性を重視した品ぞろえが重要です。
だしを使った料理や焼き魚、煮物など、それぞれの料理に合わせやすい日本酒を選びましょう。
【寿司店】
寿司店では、魚の旨みや酢飯とのバランスを考える必要があります。
香りが強すぎない日本酒や、適度な酸味を持つ日本酒などが選択肢になります。
●冷酒・常温・熱燗で味わいはどう変わる?
日本酒は、飲む温度によって香りや味わいの印象が変わります。
同じ銘柄でも、冷やした場合と温めた場合では、異なる特徴を楽しめることがあります。
【主な提供温度】
▶ 冷酒:冷やして提供する日本酒
▶ 常温:室温に近い温度で提供する日本酒
▶ ぬる燗:約40度
▶ 上燗:約45度
▶ 熱燗:約50度
一般的には、吟醸酒や大吟醸酒は冷やして香りを楽しむ提供方法がよく見られます。
一方、純米酒や本醸造酒には、燗にすることで旨みや香りが引き立つ銘柄もあります。
ただし、すべての吟醸酒が冷酒向き、すべての純米酒が燗酒向きというわけではありません。
銘柄ごとの推奨温度を確認することが大切です。
熱燗やぬる燗をメニューに取り入れるなら、酒燗器の導入も検討しましょう。
テンポスでは、飲食店向けのさまざまな酒燗器を取り扱っています。
卓上酒燗器 ミニかんすけ 匠

酒燗器をお探しの際はこちら
●日本酒を提供するために必要な厨房機器・備品
飲食店で日本酒を提供する場合、酒器や保管設備も重要です。
特に日本酒は、光や温度の影響によって品質が変化するため、適切な保管環境を整える必要があります。
【日本酒の提供に役立つ設備・備品】
▶ 業務用冷蔵庫
冷蔵保存が必要な日本酒の保管
縦型冷蔵庫をお探しの際はこちら
▶ 酒燗器
燗酒を適切な温度で提供するための設備
酒燗器をお探しの際はこちら
▶ 徳利
日本酒を提供するための酒器
徳利・盃揃いをお探しの際はこちら
▶ おちょこ・ぐい呑み
少量ずつ日本酒を楽しむための酒器
盃・ぐい呑をお探しの際はこちら
▶ 日本酒グラス
香りや色合いを楽しむための酒器
冷酒グラスをお探しの際はこちら
▶ 温度計
提供温度を確認するための備品
酒温計をお探しの際はこちら
特に生酒など、冷蔵保存が必要な日本酒を取り扱う場合は、温度管理が重要です。
また、冷蔵庫を選ぶ際は、日本酒の保管本数や容器のサイズ、厨房の設置スペースなどを確認しましょう。
テンポスでは、飲食店向けの冷蔵庫や食器、厨房用品などを取り扱っています。
日本酒メニューの導入を検討している方は、必要な設備や備品をあわせて確認しておくとよいでしょう。
日本酒は、酒器や提供温度によっても楽しみ方が変わります。
徳利やぐい呑み、酒燗器などをお探しの方は、テンポスの日本酒関連用品もぜひチェックしてみてください。
熱燗・酒器・酒燗器をお探しの際はこちら
■ 日本酒をメニューに取り入れる際の注意点と売上アップのコツ
日本酒は種類が豊富なため、品ぞろえを充実させることで、お客様の選択肢を増やせます。
一方で、銘柄を増やしすぎると、在庫管理や仕入れコストの負担が大きくなる可能性があります。
飲食店では、売上だけでなく、原価や在庫回転率も考慮して日本酒メニューを作ることが重要です。
●日本酒は何種類くらい用意すればいい?
日本酒を新しく導入する場合、最初から多くの銘柄をそろえる必要はありません。
例えば、小規模な居酒屋であれば、まず3〜5種類程度から始め、お客様の反応を見ながら増やす方法が考えられます。
【品ぞろえの一例】
▶ すっきりした辛口の日本酒
▶ 米の旨みを楽しめる純米酒
▶ 華やかな香りの純米吟醸酒
▶ 特別な日におすすめしたい大吟醸酒
▶ 季節限定の日本酒
このように特徴の異なる銘柄を用意すると、少ない種類でも幅広い好みに対応できます。
ただし、適切な銘柄数は客席数や注文数、客層などによって異なります。
●一合・半合・グラス売りの違い
日本酒の提供方法には、一合売り、半合売り、グラス売りなどがあります。
一般的に、一合は約180ml、半合は約90mlです。
【一合売り】
一度にある程度の量を楽しみたいお客様に向いています。
徳利で提供することで、日本酒らしい雰囲気を演出できます。
【半合売り】
少量ずつ楽しみたいお客様や、複数の銘柄を試したいお客様に向いています。
【グラス売り】
日本酒初心者でも注文しやすく、飲み比べにも活用できます。
グラス売りを導入する場合は、提供量を統一し、原価管理を行うことが重要です。
●日本酒の販売価格はどう決める?
日本酒の販売価格を決める際は、仕入れ価格と提供量を確認する必要があります。
例えば、720mlの日本酒を1本2,400円で仕入れた場合を考えてみましょう。
90mlずつ提供すると、理論上は8杯分になります。
この場合、1杯あたりの酒類原価は300円です。
仮に1杯900円で販売すると、酒類原価率は約33.3%になります。
【計算例】
▶ 仕入れ価格:2,400円
▶ 内容量:720ml
▶ 提供量:90ml
▶ 理論上の提供杯数:8杯
▶ 1杯あたりの酒類原価:300円
▶ 販売価格:900円
▶ 酒類原価率:約33.3%
※実際には、注ぎ残しや試飲、廃棄などによるロスが発生する場合があります。また、酒器の洗浄費用や人件費などは含んでいません。
価格設定では、単純な仕入れ原価だけでなく、店舗全体の利益や競合店の価格帯なども考慮しましょう。
●日本酒の飲み比べセットを取り入れる
日本酒の売上アップを考えるうえで、おすすめしたい方法の一つが「飲み比べセット」です。
例えば、純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒の3種類を少量ずつ提供する方法があります。
【飲み比べセットの例】
▶ 純米酒
米の旨みを楽しむ
▶ 純米吟醸酒
香りと味わいのバランスを楽しむ
▶ 純米大吟醸酒
華やかな香りを楽しむ
それぞれの違いを説明することで、日本酒に詳しくないお客様にも興味を持ってもらいやすくなります。
また、飲み比べセットは、通常では注文されにくい銘柄を知ってもらうきっかけにもなります。
ただし、提供量や販売価格、開栓後の品質管理には注意が必要です。
●日本酒の保存方法と開栓後の注意点
日本酒を取り扱う際は、保存方法にも気を配りましょう。
日本酒は、光や温度、酸素などの影響によって、香りや味わいが変化します。
特に生酒は、冷蔵保存が必要な商品が多いため、ラベルに記載された保存条件を守ることが重要です。
【日本酒の保存で確認したいポイント】
☐ 商品ごとの推奨保存温度を確認する
☐ 直射日光や高温になる場所を避ける
☐ 冷蔵が必要な商品は適切な温度で保管する
☐ 開栓日を記録する
☐ 開栓後は香りや味わいの変化を確認する
☐ 仕入れ量と販売量のバランスを見直す
日本酒の品質を維持することは、お客様の満足度にもつながります。
日本酒の品質を保つためには、商品に適した温度で保存することが大切です。
冷蔵保存が必要な日本酒を取り扱う場合は、保管本数や設置スペースに合った冷蔵設備を選びましょう。
業務用冷蔵庫・冷凍庫をお探しの際はこちら
●日本酒メニューは説明のわかりやすさが重要
日本酒に詳しくないお客様にとって、銘柄名だけが並んだメニューは選びにくい場合があります。
そのため、銘柄名に加えて、味わいや香りの特徴を簡潔に記載するとよいでしょう。
【メニュー表記の例】
◎「すっきり辛口で、刺身や天ぷらと相性のよい日本酒です。」
◎「米の旨みが広がる純米酒。焼き魚や煮物におすすめです。」
◎「フルーティーな香りが特徴で、日本酒初心者にもおすすめです。」
×「純米大吟醸酒 900円」
銘柄名と価格だけでは、どのような味わいなのか伝わりにくいことがあります。
料理との相性や味わいを一言添えるだけでも、お客様が注文する際の判断材料になります。
日本酒メニューを充実させる際は、種類を増やすことだけでなく、選びやすさも意識しましょう。
■よくある質問(Q&A)
Q: 純米酒と大吟醸酒はどちらが高級ですか?
A: 一般的には、大吟醸酒の方が高価格帯の商品が多く見られます。
大吟醸酒は精米歩合50%以下の米を使用し、吟醸造りによって造られるため、製造に手間やコストがかかる傾向があります。
ただし、純米酒にも高価格帯の商品はあり、必ずしも大吟醸酒の方が高級とは限りません。
日本酒は価格だけでなく、味わいや料理との相性で選ぶことが大切です。
Q: 純米大吟醸酒と大吟醸酒は何が違いますか?
A: 主な違いは、醸造アルコールを使用しているかどうかです。
純米大吟醸酒は、米、米こうじ、水だけで造られます。
一方、大吟醸酒には、定められた範囲内で醸造アルコールが使用されます。
どちらも精米歩合50%以下の米を使用し、吟醸造りによって造られる日本酒です。
Q: 日本酒の辛口と甘口はどうやって見分けますか?
A: 日本酒度や酸度などが参考になりますが、数値だけで判断することはできません。
一般的には、日本酒度がプラスに大きいほど辛口、マイナスに大きいほど甘口に感じられる傾向があります。
ただし、実際の味わいは酸味や旨み、アルコール感などによっても変わります。
飲食店では、試飲や商品説明を参考にして選ぶとよいでしょう。
Q: 日本酒は冷やして飲むのと温めて飲むのではどちらがおすすめですか?
A: 日本酒の種類や銘柄によって、おすすめの温度は異なります。
吟醸酒や大吟醸酒には、冷やすことで華やかな香りを楽しみやすい銘柄があります。
一方、純米酒や本醸造酒には、温めることで旨みやコクが引き立つ銘柄もあります。
日本酒を提供する際は、蔵元が推奨する温度や、実際に飲んだときの味わいを参考にしましょう。
Q: 飲食店で日本酒を提供する場合、どのような種類をそろえるとよいですか?
A: お店の料理や客層に合わせて、味わいの異なる日本酒をそろえることがおすすめです。
例えば、すっきりした辛口の日本酒、米の旨みを感じられる純米酒、華やかな香りの吟醸酒などを組み合わせる方法があります。
小規模な飲食店では、最初から多くの銘柄を仕入れるのではなく、3〜5種類程度から始め、お客様の反応や販売状況を見ながら調整するとよいでしょう。
■まとめ|日本酒の種類と違いを理解して、お店に合った銘柄を選ぼう
日本酒には、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒、本醸造酒など、さまざまな種類があります。
それぞれ原料や精米歩合、製造方法などが異なり、味わいや香りにも特徴があります。
ただし、純米酒だから必ず濃厚、大吟醸酒だから必ず高品質というわけではありません。
日本酒の魅力は、種類だけでなく、銘柄ごとの個性や料理との組み合わせによって、さまざまな楽しみ方ができることです。
飲食店で日本酒を取り扱う際は、次のポイントを意識しましょう。
☐ 純米酒・吟醸酒・大吟醸酒などの違いを理解する
☐ 辛口・甘口・淡麗・濃醇など、味わいの特徴を把握する
☐ お店の料理や客層に合った日本酒を選ぶ
☐ 仕入れ価格や提供量を考慮して販売価格を設定する
☐ 適切な保存方法で品質を管理する
☐ 飲み比べセットやメニュー説明を工夫する
日本酒の品ぞろえを充実させることは、お客様の満足度向上や追加注文につながる可能性があります。
一方で、銘柄を増やしすぎると、在庫管理や仕入れコストの負担が大きくなるため注意が必要です。
まずは、お店の料理に合う日本酒を少数から取り入れ、お客様の反応を見ながら品ぞろえを見直していくとよいでしょう。
また、日本酒を提供する際には、酒器や冷蔵設備、酒燗器などの準備も重要です。
テンポスでは、飲食店向けの厨房機器や食器、調理用品などを幅広く取り扱っています。
これから日本酒メニューを導入したい方や、飲食店の開業を検討している方は、必要な設備や備品を確認しながら、お店に合った提供方法を考えてみてはいかがでしょうか。

※独立・開業に至るまでの経緯やとっておきの裏話、成功の秘話などを独占インタビュー!上記ボタンをクリックし、他店舗店主のヒストリーもぜひご覧ください。
テンポスでは、これから開業を目指す方、飲食店の経営についてお悩みの方に向けてさまざまな情報を発信しています。
ぜひご活用ください。
業務用調理機器や小物、食器から家具に至るまで、多数取り揃えております。
ご注文から商品選びのご相談まで、お気軽にお問い合わせください。
#日本酒 #日本酒の種類 #日本酒の違い #純米酒 #吟醸酒 #大吟醸酒 #純米大吟醸#日本酒初心者#日本酒の選び方 #日本酒と料理 #日本酒の飲み比べ #飲食店経営 #居酒屋経営 #飲食店開業 #テンポス





