飲食店の開業準備や厨房機器の買い替えを進めていると、業務用冷蔵庫・冷凍庫の商品説明に「ノンフロン冷媒使用」と書かれているのを見かけることがあります。
しかし、
「フロンとノンフロンは何が違うの?」
「ノンフロン冷蔵庫のほうが電気代は安いの?」
「中古のフロン冷蔵庫を購入しても大丈夫?」
と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。
業務用冷蔵庫・冷凍庫は、食材の鮮度や衛生管理を支える重要な厨房機器です。
業務用冷蔵庫・冷凍庫は長時間稼働するため、購入価格だけでなく、電気代やメンテナンス費用も考えて選ぶ必要があります。
また、フロンとノンフロンでは、環境への影響や廃棄時の取り扱いにも違いがあります。
この記事では、フロンとノンフロンの基本的な違いをはじめ、冷却性能や電気代、新品・中古の選び方、廃棄時の注意点について分かりやすく解説します。
これから飲食店を開業する方や、冷蔵庫・冷凍庫の買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
■フロンとノンフロンの違いとは?業務用冷蔵庫の冷媒を分かりやすく解説

業務用冷蔵庫や冷凍庫には、庫内を冷やすために「冷媒」と呼ばれる物質が使用されています。
フロンとノンフロンの違いを理解するには、まず冷媒の役割を知ることが大切です。
●そもそも冷媒とは?冷蔵庫が冷える仕組み
冷媒とは、冷蔵庫や冷凍庫の内部から熱を運び出すために使用される物質です。
冷蔵庫は、冷媒が蒸発したり凝縮したりする際の性質を利用して、庫内の熱を外へ移動させています。
一般的な圧縮式冷蔵庫では、冷媒が配管内を循環しながら熱を吸収・放出することで、庫内の温度を低く保っています。
つまり、冷媒は冷蔵庫の冷却機能を支える重要な存在です。
業務用冷蔵庫では、機種や製造年代によって使用されている冷媒が異なります。
その代表的な分類が「フロン」と「ノンフロン」です。
●フロン冷媒とは?種類によって環境への影響が異なる
フロンとは、フッ素を含む化合物のうち、冷媒などに使用されてきた物質の総称です。
冷蔵庫やエアコンなどに広く使用されてきましたが、種類によってはオゾン層の破壊や地球温暖化への影響が問題となっています。
代表的なフロン冷媒には、次のような種類があります。
▶ CFC(クロロフルオロカーボン)
オゾン層を破壊する性質があり、国際的な規制の対象となっています。
▶ HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)
CFCよりオゾン層への影響は小さいものの、オゾン層破壊物質として規制されています。
▶ HFC(ハイドロフルオロカーボン)
オゾン層を破壊しませんが、種類によっては地球温暖化への影響が大きい冷媒です。
業務用冷蔵庫では、R134aやR404AなどのHFC冷媒が使用されてきました。
ここで注意したいのは、すべてのフロンがオゾン層を破壊するわけではないという点です。
例えば、HFC冷媒はオゾン層を破壊しませんが、温室効果ガスとしての影響があるため、国際的に使用量の削減が進められています。
●ノンフロン冷媒とは?R600a・R290などの特徴
ノンフロン冷媒とは、フロン類を使用しない冷媒のことです。
代表的なものには、次のような種類があります。
▶ R600a(イソブタン)
家庭用冷蔵庫などで広く使用されている冷媒です。
▶ R290(プロパン)
一部の業務用冷蔵庫や冷凍ショーケースなどに使用されています。
▶ R744(二酸化炭素)
一部の冷凍冷蔵設備などで使用される自然冷媒です。
これらは、一般的なHFC冷媒と比較して地球温暖化への影響が小さいという特徴があります。
ただし、ノンフロン冷媒にも注意点があります。
例えば、R600aやR290は可燃性の冷媒です。
そのため、冷媒の漏えいや修理時には、火気や着火源への注意が必要になります。
ノンフロンだから必ず安全性が高いというわけではなく、それぞれの冷媒に適した設計や取り扱いが必要です。
テンポスで扱っているノンフロン縦型冷蔵庫をご紹介します。
ホシザキ HR-63B|ノンフロン縦型冷蔵庫

冷媒にR600a(イソブタン)を使用した業務用冷蔵庫です。
●フロンとノンフロンの違いを比較

フロンとノンフロンの大きな違いは、冷媒の種類と環境への影響です。
一方、冷却性能や電気代については、冷媒の種類だけで優劣を判断することはできません。
業務用冷蔵庫を選ぶ際は、冷媒だけでなく、機器全体の性能を確認することが重要です。
■ノンフロン冷蔵庫は電気代が安い?冷却性能・省エネ性能を比較

飲食店の経営者にとって、冷蔵庫や冷凍庫の電気代は気になるポイントではないでしょうか。
業務用冷蔵庫は、営業時間外も食材を冷やし続けるため、長期的なランニングコストを考えて選ぶ必要があります。
●ノンフロン冷蔵庫はフロン冷蔵庫より省エネなの?
結論からいうと、ノンフロン冷蔵庫だから必ず電気代が安くなるわけではありません。
冷蔵庫の消費電力量は、冷媒の種類だけでなく、さまざまな条件によって変わります。
主な要因は次のとおりです。
▶ 冷却装置の効率
▶ インバーター制御の有無
▶ 断熱材の性能
▶ 冷蔵庫の容量
▶ 設定温度
▶ 扉の開閉頻度
▶ 厨房内の温度や設置環境
例えば、古いフロン冷蔵庫から新しいノンフロン冷蔵庫へ買い替えた場合、電気代が安くなることがあります。
しかし、それは冷媒の違いだけでなく、冷却装置や断熱性能などが改善されていることも理由として考えられます。
反対に、容量の大きいノンフロン冷蔵庫と、小型のフロン冷蔵庫を比較すれば、ノンフロン冷蔵庫のほうが多くの電力を消費する場合もあります。
そのため、冷媒の種類だけで省エネ性能を判断しないようにしましょう。
テンポスで扱っている冷凍冷蔵庫をご紹介します。
ホシザキ HRF-90BF|ノンフロン冷凍冷蔵庫

冷蔵室と冷凍室を備えた、インバーター制御の業務用冷凍冷蔵庫です。
●フロンとノンフロンで冷え方に違いはある?
「ノンフロン冷蔵庫は冷えにくいのでは?」と心配する方もいるかもしれません。
しかし、ノンフロン冷媒を使用しているという理由だけで、冷却性能が劣るわけではありません。
冷蔵庫の冷却性能は、冷媒の特性に合わせた冷却装置の設計や、断熱性能などによって決まります。
飲食店では、冷媒の種類よりも、実際の使用環境に適した冷却能力があるかを確認することが大切です。
例えば、ラーメン店では仕込み食材やスープを大量に保存することがあります。
また、居酒屋では営業中に冷蔵庫の扉を何度も開閉することがあるでしょう。
このような店舗では、保存する食材の量や扉の開閉頻度を考慮し、適切な容量と冷却性能を備えた機種を選ぶ必要があります。
●業務用冷蔵庫の電気代はどう計算する?
業務用冷蔵庫の電気代を比較するときは、年間消費電力量を確認しましょう。
年間電気代の目安は、次の計算式で求められます。
年間電気代=年間消費電力量(kWh)×電力量単価(円/kWh)
例えば、電力量単価を31円/kWhと仮定した場合、年間電気代は次のようになります。

※31円/kWhは計算例です。実際の電気料金は契約内容や使用状況によって異なります。
例えば、年間消費電力量が1,000kWhの機種から500kWhの機種へ買い替えた場合、上記の条件では年間15,500円の差が生まれます。
10年間では155,000円の差になる計算です。
ただし、実際の消費電力量は使用環境によって変動するため、あくまで目安として考えましょう。
●電気代を抑えるために確認したいポイント
冷蔵庫を購入する際は、次の項目を確認することをおすすめします。
☐ 年間消費電力量を比較する
☐ 必要以上に大きな容量を選ばない
☐ インバーター制御の有無を確認する
☐ 放熱に必要な設置スペースを確保する
☐ 厨房内の熱源から適切な距離を確保する
特に、冷蔵庫の周囲に十分な放熱スペースがないと、冷却効率が低下することがあります。
また、ガスレンジやフライヤーなどの熱源に近すぎる場所へ設置する場合も注意が必要です。
冷蔵庫の電気代を抑えるためには、省エネ性能の高い機種を選ぶことと、適切な設置環境を整えることの両方が重要です。
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■フロン冷蔵庫は使えなくなる?中古の業務用冷蔵庫を購入するときの注意点

飲食店を開業するとき、厨房機器の購入費用を抑えるために中古品を検討する方もいるでしょう。
しかし、中古の業務用冷蔵庫には、フロン冷媒を使用している機種もあります。
ここでは、フロン冷蔵庫の規制と、中古品を選ぶ際の注意点を解説します。
●フロン冷媒を使用した冷蔵庫は今後使えなくなる?
「フロンは環境に悪いと聞いたけれど、今使っている冷蔵庫も使用禁止になるの?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
フロン類には、種類によって製造や輸入などに関する規制があります。
例えば、オゾン層を破壊するCFCやHCFCは、国際的な取り決めに基づいて規制されてきました。
また、HFCについても、地球温暖化対策の観点から段階的な削減が進められています。
ただし、フロン冷媒を使用しているからといって、すべての既存冷蔵庫が直ちに使用禁止になるわけではありません。
一方で、古い冷媒を使用している機種では、将来的に修理用冷媒や交換部品の確保が難しくなる可能性があります。
そのため、購入時には冷媒の種類だけでなく、メーカーの修理対応状況も確認しておくと安心です。
●中古のフロン冷蔵庫を購入しても大丈夫?
中古のフロン冷蔵庫も、機器の状態や使用条件によっては購入の選択肢になります。
ただし、新品と比較すると、使用年数やメンテナンス履歴によって状態に差があるため、慎重に選ぶことが大切です。
購入前には、次の項目を確認しましょう。
☐ 冷媒の種類が確認できるか
☐ 設定温度まで正常に冷却できるか
☐ 異常な運転音や振動がないか
☐ 扉のパッキンが劣化していないか
☐ メーカーの修理対応が可能か
☐ 保証や返品条件が明確か
また、フロン排出抑制法の対象となる業務用冷蔵庫では、使用中の点検など、管理者に求められる義務があります。
中古品を導入する場合も、購入後の管理について確認しておきましょう。
●新品ノンフロンと中古フロン、どちらを選ぶべき?
新品と中古のどちらがよいかは、開業予算や使用予定期間によって異なります。

例えば、長期間の使用を予定している店舗では、購入価格だけでなく、電気代や修理費用も含めて比較することをおすすめします。
一方、開業資金をできるだけ残したい店舗では、状態のよい中古冷蔵庫を選ぶことで、初期費用を抑えられる場合があります。
重要なのは、購入価格の安さだけで判断しないことです。
◎ 購入価格・電気代・保証・修理対応を比較して選ぶ
× 価格が安いという理由だけで、年式や冷却性能を確認せずに購入する
開業後の資金繰りまで考えながら、店舗に合った冷蔵庫を選びましょう。
開業時の厨房機器購入費用を抑えたい方は、中古品も選択肢になります。
テンポスでは、新品と中古の厨房機器を比較できる特集ページを公開しています。
購入費用の違いを確認しながら、予算に合った冷蔵庫を探してみましょう。
テンポス|中古厨房機器特集はこちら
●飲食店の業態によって冷蔵庫の選び方は変わる
業務用冷蔵庫に必要な性能は、飲食店の業態によっても異なります。
▶ カフェの場合
牛乳や生クリーム、フルーツなどを保存することが多いため、使用する食材の量に合った容量が重要です。
カウンター下に設置する冷蔵コールドテーブルなども選択肢になります。
▶ ラーメン店の場合
スープの材料やチャーシュー、野菜など、多くの食材を保存する必要があります。
仕込み量に応じた容量を確保し、温かい食材を大量に入れる場合は、適切な冷却工程も検討しましょう。
▶ 居酒屋の場合
肉や魚、野菜、飲料など、保存する食材の種類が多くなりがちです。
複数台の冷蔵庫・冷凍庫を導入する場合は、店舗全体の電気代も考慮する必要があります。
■業務用冷蔵庫を廃棄するときの注意点|フロン回収は必要?
業務用冷蔵庫や冷凍庫を購入するときは、将来の廃棄方法についても知っておくことが大切です。
特にフロン冷媒を使用している業務用冷蔵庫では、廃棄時に法律で定められた手続きが必要になる場合があります。
●フロン冷蔵庫を廃棄するときは回収が必要?
フロン類を冷媒として使用している業務用冷蔵庫・冷凍庫は、原則として「フロン排出抑制法」の対象となります。
この法律では、対象機器を廃棄する際、冷媒として使用されているフロン類を適切に回収することが求められています。
回収は、都道府県に登録された「第一種フロン類充填回収業者」に依頼する必要があります。
飲食店のオーナーが、自分で冷媒配管を切断したり、フロンを大気中に放出したりしてはいけません。
また、フロン排出抑制法の対象機器には、使用中にも管理義務があります。
例えば、対象となるすべての機器について、原則として3か月に1回以上の簡易点検が必要です。
一定規模以上の機器では、専門的な定期点検も求められます。
そのため、中古のフロン冷蔵庫を購入する場合は、購入後の点検や管理についても理解しておきましょう。
●ノンフロン冷蔵庫なら普通に捨ててもいい?
ノンフロン冷媒を使用した業務用冷蔵庫は、フロン排出抑制法に基づくフロン類の回収対象にはなりません。
しかし、ノンフロンだからといって、普通のごみとして処分できるわけではありません。
業務用冷蔵庫は、機器の種類や廃棄方法に応じて、廃棄物処理法などのルールに従った処分が必要です。
また、R600aやR290などの冷媒には可燃性があります。
そのため、冷媒が封入されている配管などを不用意に破損させると、火災などの危険につながる可能性があります。
処分する際は、冷媒の種類を確認し、適切に取り扱える専門業者に相談しましょう。
●フロン回収や冷蔵庫の処分にはいくらかかる?
業務用冷蔵庫を廃棄する際には、さまざまな費用が発生する場合があります。
主な費用は次のとおりです。
▶ フロン類の回収費用
▶ 冷蔵庫本体の処分費用
▶ 店舗からの搬出作業費用
▶ 運搬費用
▶ 特殊な設置状況に対応するための作業費用
フロン回収費用は、冷媒の種類や充填量、機器の状態などによって異なります。
また、縦型の大型冷蔵庫や、搬出経路が狭い店舗では、運搬・搬出費用が高くなることも考えられます。
そのため、処分費用を一律の金額で判断することはできません。
買い替えを検討している場合は、新しい冷蔵庫の購入費用と合わせて、古い冷蔵庫の撤去・処分費用も確認しておきましょう。
●冷蔵庫を廃棄するときに確認したい5つのポイント
廃棄前には、次の項目を確認しましょう。
☐ 冷媒の種類を確認する
☐ フロン回収が必要な機器か確認する
☐ 回収・処分を依頼する業者を確認する
☐ 搬出・運搬費用を確認する
☐ 必要な書類や証明書を確認する
フロン排出抑制法の対象機器を廃棄する場合は、回収依頼書や引取証明書などの書類が必要になります。
また、廃棄に伴う書類には保存義務があるため、適切に管理することが大切です。
詳しくは、環境省「フロン排出抑制法」ポータルサイトをご確認ください。
■フロンとノンフロン、結局どちらを選ぶべき?飲食店に合った冷蔵庫の選び方
ここまで、フロンとノンフロンの違いや電気代、廃棄時の注意点について解説してきました。
では、これから飲食店を開業する場合、どちらの冷蔵庫を選べばよいのでしょうか。
結論として、冷媒の種類だけでなく、店舗の予算や使用期間、必要な冷却性能を考えて選ぶことが大切です。
●新品のノンフロン冷蔵庫が向いているのはこんなお店
新品のノンフロン冷蔵庫は、次のような店舗に向いています。
▶ 長期間使用する予定がある店舗
▶ 環境負荷の小さい冷媒を選びたい店舗
▶ 新しい省エネ機種を導入したい店舗
▶ メーカー保証や修理対応を重視する店舗
特に、開業後も長期間使用する予定がある場合は、初期費用だけでなく、電気代や修理費用を含めて検討するとよいでしょう。
ホシザキ RT-150SNJ-R|ノンフロン冷蔵コールドテーブル

幅1,500mmの業務用冷蔵コールドテーブルです。冷媒にはR600aを使用しています。
●中古のフロン冷蔵庫も選択肢になるのはこんなお店
中古のフロン冷蔵庫は、次のような店舗で選択肢になります。
▶ 開業時の設備投資を抑えたい店舗
▶ 厨房機器以外にも予算を確保したい店舗
▶ 保証や修理対応を確認したうえで購入できる店舗
▶ 機器の状態と使用予定期間を踏まえて判断できる店舗
例えば、小規模なカフェや居酒屋を開業する場合、冷蔵庫に予算をかけすぎると、調理機器や食器、内装などに使える資金が不足する可能性があります。
そのため、状態のよい中古冷蔵庫を選び、開業後の運転資金を確保することも一つの方法です。
ただし、中古品は機器ごとに状態が異なります。
購入前には、冷却性能や年式、保証条件などを十分に確認しましょう。
●購入前に確認したい5つのチェックポイント
フロンとノンフロンのどちらを選ぶ場合も、次の5つを確認することをおすすめします。
☐ 冷媒の種類は何か
☐ 年間消費電力量はどれくらいか
☐ 必要な容量と冷却性能を備えているか
☐ 保証や修理対応はどうなっているか
☐ 購入費用だけでなく、維持費や廃棄費用も考慮しているか
特に、冷蔵庫は一度購入すると長期間使用することが多い厨房機器です。
「購入価格が安いから」という理由だけで決めず、店舗の経営状況に合った機種を選ぶことが重要です。
●迷ったときは厨房機器の専門店に相談しよう
「新品のノンフロン冷蔵庫を選ぶべきか、中古のフロン冷蔵庫でも十分なのか分からない」
「できるだけ開業費用を抑えたいけれど、電気代も気になる」
このような悩みを抱えている方は、厨房機器の専門店に相談することをおすすめします。
テンポスでは、新品・中古の業務用冷蔵庫や冷凍庫を取り扱っています。
また、飲食店の開業支援も行っているため、店舗の規模や業態、開業予算に合わせた厨房機器選びについて相談できます。
冷媒の種類だけで判断するのではなく、実際の使用環境や予算を考慮しながら、機器を比較してみましょう。
飲食店の開業では、冷蔵庫・冷凍庫以外にも多くの厨房機器が必要になります。
テンポスでは、開業に必要な厨房機器や備品を確認できる準備リストを公開しています。
開業費用を計画する際に、ぜひご活用ください。
テンポス|飲食店の開業準備リストはこちら
■よくある質問(Q&A)
Q: フロン冷蔵庫とノンフロン冷蔵庫は、どちらがよく冷えますか?
A: 冷却性能は冷媒の種類だけでは決まりません。
冷却装置の設計や断熱性能、設置環境などによって異なります。
ノンフロン冷蔵庫だから冷えにくいというわけではないため、購入時には冷却温度の範囲や機器の仕様を確認しましょう。
Q: ノンフロン冷蔵庫のほうが電気代は安いですか?
A: 必ずしも安いとは限りません。
冷蔵庫の電気代は、冷媒の種類だけでなく、年間消費電力量や容量、使用環境などによって変わります。
電気代を比較する際は、同じような容量や用途の機種で、年間消費電力量を確認することをおすすめします。
Q: フロンを使用した業務用冷蔵庫は、今後使えなくなりますか?
A: フロン冷媒を使用しているという理由だけで、すべての既存機器が直ちに使用禁止になるわけではありません。
ただし、冷媒の種類によって製造・輸入などの規制が異なります。
古い機種では修理用部品や冷媒の調達が難しくなる場合もあるため、購入前にメーカーの対応状況を確認しておきましょう。
Q: 中古のフロン冷蔵庫を購入しても問題ありませんか?
A: 中古のフロン冷蔵庫も、機器の状態や使用条件によっては選択肢になります。
ただし、年式や冷却性能、保証、修理対応状況などを確認することが重要です。
また、フロン排出抑制法の対象となる機器では、使用中の点検や廃棄時のフロン回収などが必要になります。
購入後の管理も考慮して選びましょう。
Q: ノンフロン冷蔵庫はフロン回収をしなくても廃棄できますか?
A: ノンフロン冷媒を使用している機器は、フロン排出抑制法に基づくフロン類の回収対象ではありません。
ただし、ノンフロン冷媒の中には可燃性のものもあるため、適切な処理が必要です。
業務用冷蔵庫を廃棄する際は、冷媒の種類を確認し、専門業者に相談しましょう。
■まとめ|フロンとノンフロンの違いを理解して、店舗に合った冷蔵庫を選ぼう
フロンとノンフロンの大きな違いは、使用されている冷媒の種類と、環境への影響です。
フロン冷媒には、オゾン層や地球温暖化への影響が問題となる種類があり、国際的な規制が進められています。
一方、ノンフロン冷媒には、地球温暖化への影響が比較的小さいという特徴があります。
ただし、ノンフロン冷蔵庫だから必ず電気代が安い、冷却性能が高いというわけではありません。
業務用冷蔵庫・冷凍庫を選ぶ際は、次のポイントを押さえておきましょう。
▶ フロンとノンフロンの違いを理解する
▶ 冷媒だけでなく、年間消費電力量や冷却性能を比較する
▶ 新品・中古それぞれのメリットと注意点を確認する
▶ 購入価格だけでなく、修理費用や廃棄費用も考慮する
▶ 店舗の規模や業態、開業予算に合った機種を選ぶ
特に、これから飲食店を開業する方は、厨房機器の購入に予算を使いすぎないことも重要です。
冷蔵庫は食材の品質管理に欠かせない設備ですが、必要以上に高額な機種を選ぶことが、必ずしもよい選択とは限りません。
新品・中古それぞれの特徴や冷媒の違いを理解したうえで 、店舗に合った一台を選びましょう。
テンポスでは、新品・中古の業務用厨房機器を幅広く取り扱っています。
冷蔵庫・冷凍庫の購入や飲食店の開業準備でお悩みの方は、ぜひテンポスをご活用ください。
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