寒い季節になると食べたくなる鍋料理。
これまで鍋料理といえば、家族や友人、同僚など、複数人で囲んで食べるスタイルが一般的でした。
しかし、1人で外食を楽しむ方や、自分の好きなものを自分のペースで食べたい方にとって、1人前から注文できる「ひとり鍋」は魅力的なメニューです。
飲食店にとっても、ひとり鍋にはさまざまなメリットがあります。
1人客を取り込みやすくなるだけでなく、食材の使用量を管理しやすく、セット販売や追加注文による客単価アップも期待できます。
さらに、既存の厨房機器や食材を活用できれば、大がかりな設備投資をせずに導入することも可能です。
今回は、ひとり鍋が飲食店の売上アップにつながる理由から、利益を出すための価格設定、おすすめメニュー、必要な厨房機器、失敗しない販売戦略まで詳しく解説します。
「新しいメニューで売上を伸ばしたい」
「冬場の集客を強化したい」
「少ない初期投資で客単価を上げたい」
という飲食店経営者の方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
■なぜ今「ひとり鍋」なのか?飲食店が注目したい理由

ひとり鍋は、鍋料理を1人前ずつ提供するスタイルです。
従来の大人数向けの鍋料理とは異なり、1人客でも気軽に注文できるため、飲食店にとって新たな販売機会を生み出す可能性があります。
●1人客でも鍋料理を楽しめる
従来の鍋料理は、2人前以上から注文を受け付ける店舗もあり、1人で来店したお客様には注文しにくいメニューでした。
しかし、ひとり鍋なら1人前から提供できます。
▶ 仕事帰りに温かい鍋料理を食べたい会社員
▶ 1人でゆっくり食事を楽しみたい方
▶ ランチで野菜や肉をバランスよく食べたい方
▶ 大人数での食事よりも気軽な外食を好む方
このようなお客様にも、鍋料理を提案しやすくなります。
特に、カウンター席が中心の居酒屋や定食屋、小規模飲食店では、1人客向けのメニューを充実させることが集客の選択肢になります。
●複数人でも好きな味を選べる
ひとり鍋は、1人客だけに向けたメニューではありません。
例えば、友人同士や夫婦で来店した場合でも、それぞれが好きな鍋を注文できます。
◎ 辛いものが好きな方はキムチ鍋
◎ あっさりした味が好きな方は寄せ鍋
◎ 肉をしっかり食べたい方はすき焼き風鍋
◎ 野菜を中心に食べたい方は豆乳鍋
このように、同じテーブルでも異なる味を楽しめることが魅力です。
また、大皿から取り分ける必要がないため、自分のペースで食事を進められます。
●既存の飲食店でも導入しやすい
ひとり鍋の魅力は、鍋専門店でなくても提供できることです。
例えば、居酒屋なら季節限定の鍋メニュー、定食屋ならランチの鍋定食、ラーメン店なら既存のスープを活用した鍋料理など、業態に合わせた展開が考えられます。
すでに使用している肉や野菜、豆腐、スープなどを活用できれば、新たな仕入れを最小限に抑えられる可能性があります。
「今ある設備と食材で始められるか」という視点で考えることが、ひとり鍋導入の第一歩です。
■ひとり鍋は本当に儲かる?客単価と利益を考える

ひとり鍋を導入するうえで、経営者が最も気になるのは「本当に利益が出るのか」という点ではないでしょうか。
ひとり鍋は、食材の使用量を管理しやすく、追加注文も提案しやすいメニューです。
ただし、鍋料理だから必ず儲かるわけではありません。
食材原価や提供時間、光熱費などを考慮した価格設定が重要です。
●1人前の食材を決めることで原価を管理しやすい
ひとり鍋では、1人前に使用する食材の量をあらかじめ決めておくことができます。
例えば、豚肉と白菜の鍋なら、豚肉の重量、白菜の量、豆腐の個数、スープの使用量などを統一します。
これにより、スタッフによって盛り付け量が変わることを防ぎ、食材原価を管理しやすくなります。
また、野菜や豆腐、きのこ類などを組み合わせることで、食べ応えを出しながら原価を調整することも可能です。
ただし、肉や魚介類の価格は仕入れ状況によって変動するため、定期的な原価の見直しが必要です。
●販売価格と原価率を考える
例えば、ひとり鍋を1,200円で販売する場合を考えてみましょう。
【ひとり鍋の原価計算例】
▶ 販売価格:1,200円
▶ 食材原価:360円
▶ 食材原価率:30%
▶ 食材原価を差し引いた粗利益:840円
この場合、食材原価率は30%となります。
ただし、840円がそのまま店舗の利益になるわけではありません。
実際には、人件費、光熱費、家賃、消耗品費なども発生します。
また、卓上コンロを使用する場合は、燃料代や電気代も考慮する必要があります。
食材原価だけでなく、提供にかかる時間や客席の回転率まで含めて考えることが重要です。
●追加注文で客単価アップを狙う

ひとり鍋は、追加注文を提案しやすいメニューでもあります。
例えば、基本の鍋を980円で販売し、次のような商品を用意します。
▶ 肉の追加:300円
▶ 野菜の追加:200円
▶ 豆腐の追加:150円
▶ 〆のうどん:200円
▶ 〆の雑炊セット:250円
▶ ご飯・小鉢セット:300円
基本の鍋980円に、ご飯・小鉢セット300円を追加すると、客単価は1,280円になります。
さらに、ドリンクや追加具材の注文が入れば、売上を伸ばすこともできます。
ただし、追加商品の原価や調理負担も発生するため、売上だけでなく利益額を確認することが大切です。
●利益を出すために押さえたいポイント
☐ 1人前の食材使用量を統一する
☐ 既存メニューと共通の食材を使用する
☐ 追加注文しやすい商品を用意する
☐ 仕込みや盛り付けの作業を複雑にしない
☐ 食材原価だけでなく提供時間も確認する
ひとり鍋で利益を出すためには、単に価格を高くするのではなく、原価を管理しながら客単価を上げる仕組みをつくることが大切です。
■売れるひとり鍋メニューは?飲食店で取り入れたいおすすめ5選

ひとり鍋を導入する際は、どのようなメニューを提供するかが重要です。
人気がありそうな鍋を何種類も用意するよりも、店舗の業態や既存食材に合わせてメニューを選ぶ方が、仕込みや在庫管理の負担を抑えやすくなります。
ここでは、飲食店で取り入れやすいひとり鍋メニューを5つ紹介します。
●その1.豚肉と白菜のミルフィーユ鍋
豚肉と白菜を重ねて盛り付けるミルフィーユ鍋は、比較的少ない種類の食材で提供できるメニューです。
白菜と豚肉を交互に並べることで、見た目にもボリューム感を出せます。
また、ポン酢やごまだれなど、つけだれを変えることで味のバリエーションも広げられます。
【おすすめの業態】
▶ 定食屋
▶ 居酒屋
▶ 小規模飲食店
食材の種類を絞りやすいため、ひとり鍋を初めて導入する店舗にもおすすめです。
●その2.鶏白湯鍋
鶏のうまみを生かした濃厚なスープが特徴の鶏白湯鍋は、満足感のあるメニューを提供したい店舗に向いています。
鶏肉や白菜、長ねぎ、きのこ類などを組み合わせることで、食べ応えのある鍋に仕上げられます。
特に、鶏白湯スープを使用しているラーメン店であれば、既存のスープを活用できる可能性があります。
ただし、鍋料理に使用する場合は、スープの濃度や塩分を調整する必要があります。
〆に中華麺を追加できるようにすれば、客単価アップも期待できます。
【おすすめの業態】
▶ ラーメン店
▶ 居酒屋
▶ 鶏料理専門店
●その3.すき焼き風ひとり鍋
牛肉を使用したすき焼き風のひとり鍋は、少し贅沢な食事を楽しみたいお客様に向けたメニューとして提案できます。
牛肉のほか、長ねぎ、豆腐、しらたき、きのこ類などを組み合わせます。
肉の種類や量によって販売価格を調整しやすいことも特徴です。
例えば、通常のすき焼き風鍋に加えて、肉を増量したメニューを用意する方法もあります。
また、ご飯や卵、うどんとの相性がよく、セット販売にも向いています。
【おすすめの業態】
▶ 和食店
▶ 定食屋
▶ 居酒屋
ただし、牛肉は仕入れ価格が高くなりやすいため、原価率には注意が必要です。
●その4.キムチチゲ鍋
キムチチゲ鍋は、豚肉、豆腐、白菜、きのこ類などを使用する鍋料理です。
辛味のあるスープはご飯との相性がよく、定食メニューとしても展開できます。
また、辛さを調整することで、好みに合わせた提供も可能です。
▶ 通常のキムチチゲ鍋
▶ 辛さ控えめのキムチチゲ鍋
▶ チーズ入りキムチチゲ鍋
このように、基本のスープを共通化しながらメニューを増やすこともできます。
【おすすめの業態】
▶ 居酒屋
▶ 韓国料理店
▶ 定食屋
●その5.海鮮寄せ鍋
海鮮寄せ鍋は、魚介類を使用した付加価値の高いメニューとして提案できます。
魚やエビ、貝類などを組み合わせることで、見た目にも華やかな鍋になります。
季節限定メニューや、少し高めの価格帯の商品として展開する方法もあります。
ただし、魚介類は仕入れ価格の変動や鮮度管理に注意が必要です。
既存メニューで使用している魚介類を活用できる店舗であれば、在庫管理の負担を抑えられる可能性があります。
【おすすめの業態】
▶ 和食店
▶ 海鮮居酒屋
▶ 魚料理専門店
●最初からメニューを増やしすぎない
ひとり鍋を始める際は、最初から多くの種類を用意する必要はありません。
例えば、豚肉と白菜の鍋、鶏白湯鍋、キムチチゲ鍋の3種類から始める方法があります。
白菜や豆腐、きのこ類などを共通食材にすれば、仕入れや仕込みを効率化できます。
◎ 共通食材を活用して3種類の鍋を提供する
× 鍋ごとに異なる食材を大量に仕入れる
売れるメニューを見極めながら、少しずつ種類を増やすことが、無駄なコストを抑えるポイントです。
■ひとり鍋を始めるには?必要な厨房機器と導入コスト
ひとり鍋を導入する際に気になるのが、厨房機器や調理器具にかかる費用です。
しかし、提供方法によっては、既存の厨房設備を活用して始められる場合もあります。
大切なのは、店舗の広さや客席数、提供方法に合わせて必要な機器を選ぶことです。
●ひとり鍋に必要な調理器具
ひとり鍋の提供に必要な主な調理器具は、次のとおりです。
▶ 1人用鍋
▶ 卓上IHコンロまたは卓上ガスコンロ
▶ 鍋用のれんげや取り皿
▶ 具材を盛り付ける食器
▶ スープの仕込みに使用する寸胴鍋
▶ 食材を保管する冷蔵庫・冷凍庫
▶ 食材の下処理に使用する作業台
ただし、すべてを新しく購入する必要はありません。
すでに厨房に冷蔵庫や作業台、寸胴鍋などがある場合は、既存設備を活用できる可能性があります。
また、厨房で鍋を完成させてから提供する場合は、客席用の卓上コンロを用意する必要はありません。
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●卓上IHと卓上ガスコンロ、どちらを選ぶ?
客席で鍋を加熱しながら提供する場合は、卓上IHコンロや卓上ガスコンロなどを使用する方法があります。
それぞれ特徴が異なるため、店舗の設備条件に合わせて選ぶ必要があります。
【卓上IHコンロの特徴】
▶ 火力を調整しやすい
▶ 直火を使用しない
▶ IH対応の鍋が必要
▶ 電源容量や配線の確認が必要
【卓上ガスコンロの特徴】
▶ 直火で加熱できる
▶ 使用するガス器具に適合した鍋が必要
▶ 換気や火気管理が重要
▶ ガス器具の設置条件を確認する必要がある
どちらを選ぶ場合でも、安全性への配慮は欠かせません。
特に卓上IHコンロを複数台使用する場合は、店舗全体の電気容量や回路ごとの負荷を確認する必要があります。
卓上ガスコンロについても、飲食店の客席で使用できる機器かどうか、製品の仕様や使用条件を確認することが重要です。
ひとり鍋の提供方法に合わせて、卓上ガスコンロや卓上IHコンロなどを比較してみましょう。
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●厨房で完成させて提供する方法もおすすめ
ひとり鍋は、必ずしも客席で加熱する必要はありません。
厨房で調理を済ませ、完成した鍋をお客様に提供する方法もあります。
この方法であれば、客席用の加熱機器を用意せずに始められます。
また、客席での加熱時間がなくなるため、提供方法によっては食事時間を短縮しやすくなります。
ただし、熱い鍋を運ぶ際の安全対策や、鍋敷きの準備などは必要です。
ランチ営業やカウンター中心の店舗では、厨房で完成させるスタイルも有力な選択肢です。
ひとり鍋に使用する鍋は、提供する料理の量や客席の広さに合わせて選びましょう。
テンポスでは、さまざまな業務用鍋や調理器具を取り扱っています。
●導入コストを抑えるためのポイント
ひとり鍋を始める際は、必要なものを最初からすべて購入するのではなく、既存設備を確認することから始めましょう。
☐ 現在のコンロで調理できるか
☐ 既存の冷蔵庫に食材を保管できるか
☐ 鍋を置くスペースが客席にあるか
☐ 1人用鍋の洗浄・保管場所を確保できるか
☐ 卓上コンロを使用する場合、安全に設置できるか
これらを確認したうえで、必要な調理器具をそろえることが大切です。
特に、鍋のサイズは重要です。
大きすぎる鍋は客席のスペースを圧迫し、小さすぎる鍋は具材が入りきらない場合があります。
提供する料理の量やテーブルの広さに合わせて、適切なサイズを選びましょう。
テンポスでは、業務用の鍋や寸胴鍋、調理器具、厨房機器などを取り扱っています。
ひとり鍋の導入を検討する際は、必要な機器を比較しながら、店舗に合った商品を選ぶとよいでしょう。
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卓上IHコンロを導入する場合は、鍋の対応可否や電源容量、設置スペースなどを確認することが重要です。
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※掲載商品には厨房での使用を想定した高出力機種も含まれます。客席での使用に適しているかは個別に確認してください。
■ひとり鍋で売上アップ!失敗しないための販売戦略
ひとり鍋は、メニューに追加するだけで売上が伸びるわけではありません。
販売する時間帯や価格設定、追加注文の仕組みを工夫することで、より効果的な売上アップを目指せます。
●ランチは「ひとり鍋定食」で販売する
ランチタイムでは、鍋料理をご飯や小鉢と組み合わせた定食スタイルで提供する方法がおすすめです。
例えば、次のようなメニューが考えられます。
▶ 豚しゃぶ鍋定食
▶ 鶏白湯鍋定食
▶ すき焼き風鍋定食
▶ キムチチゲ定食
鍋だけでなく、ご飯や漬物、小鉢などを組み合わせることで、食事としての満足感を高められます。
ただし、ランチ営業では提供時間が重要です。
鍋の加熱に時間がかかりすぎると、客席の回転率が下がる可能性があります。
ランチでは、厨房で調理を完成させて提供するなど、短時間で食べられる工夫をするとよいでしょう。
●ディナーは追加注文で客単価を上げる
ディナータイムでは、鍋料理を中心に追加注文を提案する方法が考えられます。
例えば、基本の鍋に肉や野菜を追加できるようにしたり、〆の雑炊や麺類を用意したりする方法です。
また、鍋料理に合うドリンクを提案することも、客単価アップにつながる可能性があります。
重要なのは、お客様が自然に追加注文できるメニュー構成にすることです。
例えば、メニュー表に「おすすめの〆」として雑炊やうどんを掲載しておくと、注文を検討してもらいやすくなります。
●秋冬限定メニューとして小さく始める
ひとり鍋を初めて導入する場合は、秋冬の期間限定メニューとして販売する方法もあります。
寒い季節は温かい料理を提案しやすく、鍋料理の魅力を伝えやすい時期です。
まずは2〜3種類のメニューを用意し、注文数や売上、利益率などを確認します。
その結果をもとに、翌年も継続するか、通年メニューにするかを判断するとよいでしょう。
最初から多額の設備投資をするのではなく、小さく始めて売れ行きを確認することが、失敗のリスクを抑えるポイントです。
●ひとり鍋で失敗しやすいケース
ひとり鍋を導入する際は、次のような失敗に注意が必要です。
× メニューを増やしすぎる
鍋の種類が多すぎると、仕入れや仕込みが複雑になり、食材ロスが発生しやすくなります。
× 提供時間が長くなる
客席で鍋を加熱する場合、料理が完成するまでに時間がかかることがあります。
特にランチ営業では、客席の回転率に影響する可能性があります。
× 原価を考えずに具材を増やす
見た目を豪華にしようとして肉や魚介類を増やしすぎると、利益が少なくなる場合があります。
× 洗い場の負担を考えていない
鍋やれんげ、取り皿などが増えることで、洗浄作業の負担が大きくなる可能性があります。
●売上だけでなく利益を確認する
ひとり鍋の導入後は、売上金額だけでなく、次の項目も確認しましょう。
☐ 1日あたりの注文数
☐ 1食あたりの食材原価
☐ 追加注文の割合
☐ 調理から提供までの時間
☐ 食材ロスの発生状況
☐ 既存メニューへの影響
例えば、ひとり鍋の注文が増えても、調理に時間がかかりすぎたり、ほかのメニューの注文が減ったりすれば、店舗全体の利益が増えるとは限りません。
「ひとり鍋が売れているか」だけでなく、「店舗全体の利益が増えているか」を確認することが重要です。
■よくある質問|(Q&A)
Q: ひとり鍋は利益率が高いメニューですか?
A: ひとり鍋は、1人前の食材使用量を統一しやすいため、原価管理を行いやすいメニューです。
ただし、使用する肉や魚介類の種類、販売価格、光熱費、提供時間などによって利益率は変わります。
利益を確保するためには、食材原価だけでなく、追加注文やセット販売も含めた価格設定が重要です。
Q: ひとり鍋を提供するには卓上コンロが必要ですか?
A: 必ずしも必要ではありません。
厨房で鍋料理を完成させてから提供する方法であれば、客席用の卓上コンロを用意せずに始められます。
一方、客席で加熱しながら楽しんでもらいたい場合は、店舗の設備条件に合った卓上加熱機器を検討する必要があります。
Q: ひとり鍋はランチメニューにも向いていますか?
A: はい。ご飯や小鉢と組み合わせた鍋定食として提供できます。
ただし、ランチ営業では提供時間が重要になるため、短時間で調理できるメニューや、厨房で完成させて提供する方法を検討するとよいでしょう。
Q: ひとり鍋は何種類くらいから始めるのがおすすめですか?
A: 最初は2〜3種類程度から始める方法がおすすめです。
共通の食材を活用できるメニューを選ぶことで、仕入れや仕込みの負担を抑えやすくなります。
注文数や利益率を確認しながら、売れ筋メニューを増やしていくとよいでしょう。
Q: 小さな飲食店でもひとり鍋を導入できますか?
A: 既存の厨房機器や食材を活用できる場合は、小規模店舗でも導入を検討できます。
ただし、鍋の保管場所や調理スペース、客席の広さなどを確認する必要があります。
卓上コンロを使用する場合は、電源容量や換気設備、安全対策についても事前に確認しましょう。
■まとめ|ひとり鍋を新しい売上の柱にしよう
ひとり鍋は、1人客や少人数客に鍋料理を楽しんでもらえるだけでなく、飲食店にとって新しい売上を生み出す可能性のあるメニューです。
食材の使用量を管理しやすく、セット販売や追加注文によって客単価アップを目指せることも魅力です。
また、既存の厨房機器や食材を活用できれば、初期投資を抑えて導入できる場合もあります。
ただし、ひとり鍋を導入すれば必ず利益が増えるわけではありません。
食材原価や提供時間、客席の回転率などを確認しながら、店舗に合った販売方法を考えることが重要です。
まずは、既存メニューと共通の食材を使用した2〜3種類のひとり鍋から始めてみてはいかがでしょうか。
秋冬の季節限定メニューとして試し、注文数や利益率を確認しながら、売れ筋商品へと育てていく方法もおすすめです。
「鍋料理は大人数で食べるもの」という従来の考え方にとらわれず、1人でも楽しめる鍋料理を提案することが、新たな集客や売上アップのきっかけになるかもしれません。
ひとり鍋の導入に必要な鍋や調理器具、厨房機器をお探しの方は、ぜひテンポスの商品もチェックしてみてください。
店舗の規模や提供スタイルに合った厨房機器を選び、無理のない形で新しいメニューづくりに取り組みましょう。
テンポスでは、これから開業を目指す方、飲食店の経営についてお悩みの方に向けてさまざまな情報を発信しています。
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