飲食店を開業するために、手元に300万円の自己資金を用意できたとします。
「これだけあれば、厨房機器や家具、備品を一通り揃えられそう」
「せっかく開業するなら、できるだけ新品で揃えたい」
そう考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、ここで注意したいのが「300万円あるから、300万円使っていい」とは限らないことです。
飲食店は、開業した瞬間にすべての支払いが終わるわけではありません。
開業後には食材の仕入れ、家賃、人件費、水道光熱費、広告宣伝費など、毎月さまざまな費用が発生します。
さらに、開業直後から想定通りの売上を確保できるとは限りません。
だからこそ、飲食店の開業資金を考えるときには、「何を買うか」だけではなく「いくら現金を残すか」まで考える必要があります。
この記事では、手元に300万円ある場合を例に、厨房機器などの設備投資と運転資金をどのように考えるべきか、厨房のプロの視点から解説します。
中古厨房機器を活用して初期費用を抑える方法や、テンポスの開業支援についても紹介しますので、これから飲食店を開業する方はぜひ参考にしてください。
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目次
■300万円あるなら全部使っても大丈夫?まず考えたい「残すお金」

●開業できる金額と、営業を続けられる金額は違います
手元に300万円あると、「300万円を開業準備に使える」と考えてしまいがちです。
しかし、実際には300万円すべてを設備投資に使ってしまうと、開業後に使える現金がなくなってしまいます。
たとえば、厨房機器に150万円、内装や設備工事に70万円、家具や食器などに50万円、広告やその他の準備費用に30万円を使えば、300万円はすべてなくなります。
開業そのものはできたとしても、その翌月から家賃や仕入れなどの支払いが始まります。
ここで売上が予定より少なかったらどうでしょうか。
追加で資金を用意できなければ、せっかく開業したお店の経営が苦しくなってしまいます。
☐ 開業前に使うお金と、開業後に残しておくお金を分ける
☐ 開業直後の売上が計画を下回る可能性を考える
☐ 「買えるか」ではなく「買った後も現金が残るか」で判断する
テンポスの開業ガイドでも、飲食店は開業後に軌道に乗るまで時間がかかるため、開業資金をできるだけ抑えて運転資金を多く残すことが重要だと案内しています。
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つまり、300万円を持っていること自体が安心材料なのではありません。
300万円のうち、いくらを使い、いくらを残すのかを決めていることが安心につながるのです。
■300万円の使い道は「必要な設備」と「後から買えるもの」に分ける

●厨房機器は全部新品にする必要がある?
飲食店を開業するとき、特に大きな金額になりやすいのが厨房機器です。
冷蔵庫、冷凍庫、製氷機、コンロ、フライヤー、作業台、シンクなど、営業するためにはさまざまな設備が必要になります。
ここで重要なのは、必要な厨房機器をすべて同じ考え方で購入しないことです。
たとえば、
◎営業に欠かせず、故障すると営業に大きな影響が出る機器は、性能や保証、状態を重視する
◎作業台やシンクなど、状態を確認したうえで中古でも導入しやすいものは中古を検討する
◎開業直後には使用頻度が低い機器は、本当に必要かを再検討する
というように、設備ごとに優先順位をつけます。
「新品か中古か」という二択ではなく、「その機器にどれだけお金をかけるべきか」で考えることがポイントです。
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●「必要だから買う」と「あると便利だから買う」を分ける
厨房機器選びでありがちな失敗が、開業前に必要以上の設備を揃えてしまうことです。
たとえば、メニュー数がまだ少ないのに、多機能な調理機器を購入したり、将来的にメニューを増やすつもりで大型機器を先に導入したりするケースです。
もちろん、将来的な成長を考えることは大切です。
しかし、開業直後は売上や客数がまだ安定していません。
その段階で「いつか使うかもしれない設備」に大きなお金をかけると、手元資金が減ってしまいます。
◎現在のメニューと想定客数から必要機器を決める
◎厨房の広さと動線から機器サイズを決める
◎使用頻度の高い機器を優先する
×「人気店になったら使うかもしれない」という理由だけで大型機器を買う
厨房機器は、安ければいいわけでも、高ければいいわけでもありません。
現在のお店に必要な性能とサイズを満たしているかを基準に選びましょう。
■300万円の開業資金、どう配分する?具体的な資金計画を考えてみよう

「手元に300万円あります。厨房機器にはいくら使っていいですか?」
飲食店の開業相談で、よく出てくるのがこのような質問です。
300万円という金額だけを見ると、かなりまとまった資金に感じるかもしれません。
しかし、飲食店の開業では、厨房機器だけでなく、物件取得費、内装工事費、家具・食器・備品、広告費など、さまざまな費用が必要になります。
さらに忘れてはいけないのが、開業後の運転資金です。
そこで大切なのが、最初から「300万円を全部使う」という考え方をやめて、300万円をどの費用にいくら配分するかを決めることです。
ここでは一例として、手元資金300万円で小規模な飲食店を開業すると仮定して、資金配分を考えてみます。
●300万円の配分例
▶ 物件取得費:60万円/敷金・礼金・保証金など
▶ 厨房機器:100万円/新品・中古を使い分ける
▶ 内装・設備工事:50万円/必要最低限に抑える
▶ 家具・食器・備品:20万円/中古・低価格品も活用
▶ 開業販促費:10万円/看板・チラシ・Webなど
▶ 運転資金:50万円/開業後の仕入れ・家賃など
▶ 予備資金:10万円/突発的な出費に備え
合計:300万円
これはあくまで一例です。
実際には、家賃や物件取得条件、居抜き物件かスケルトン物件か、飲食店の業態、席数、スタッフ数などによって必要な金額は大きく変わります。
重要なのは、この金額そのものではありません。
「開業前に使うお金」と「開業後のために残すお金」を分けて考えることです。
■まず「使える300万円」ではなく「残す300万円」と考える
300万円の資金計画を作るとき、多くの人は最初に「厨房機器にいくら使おう」と考えます。
しかし、おすすめしたいのは逆の考え方です。
まず、
「開業後に最低限いくら残しておきたいか?」
を考えます。
例えば、50万円を運転資金として確保すると決めた場合、残り250万円が開業準備に使える上限になります。
さらに10万円を予備資金として確保するなら、実際に使えるのは240万円です。
このように、先に残す金額を決めて、残ったお金で設備投資を考えるのがポイントです。
☐ 開業後に残す運転資金を先に決める
☐ 予想外の出費に備えた予備資金を確保する
☐ 残すと決めたお金は設備費の不足分に回さない
☐ 設備費がオーバーしたら、他の項目を見直す
この順番で考えると、「厨房機器を買いすぎて現金がなくなった」という失敗を防ぎやすくなります。
■厨房機器100万円はどう使う?
今回の例では、300万円のうち100万円を厨房機器に配分しています。
ただし、「100万円で厨房機器を全部新品にする」という意味ではありません。
厨房機器は、商品によって価格差が大きいため、必要な機器をリストアップしてから、新品・中古を使い分けます。
例えば、
▶ 冷凍冷蔵庫
▶ 製氷機
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▶ ガスレンジ
▶ フライヤー
熱機器・保温機器をお探しの際はこちら
▶ 作業台
▶ シンク
業務用シンク・作業台・ガス台・調理台・他板金類
▶ 食器洗浄機
業務用食器洗浄機をお探しの際はこちら
▶ 調理機器
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などを洗い出し、それぞれについて「新品にする」「中古を検討する」「開業後に購入する」の3つに分類します。
◎営業に欠かせない機器は、性能、状態、保証などを重視する
◎中古でも十分に使える機器は、状態を確認して中古を検討する
◎使用頻度が低い機器は、開業時に本当に必要か考える
こうして優先順位をつけることで、厨房機器に使う100万円を有効に活用できます。
■中古厨房機器を使えば「設備費を下げる」だけではない
中古厨房機器を検討するメリットは、単純に購入金額を安くすることだけではありません。
重要なのは、設備投資を抑えた分だけ、手元に現金を残せる可能性があることです。
例えば、新品で厨房機器を120万円分購入するところを、中古品を組み合わせて100万円に抑えられたとします。
この場合、20万円の差額が生まれます。
その20万円を、
▶ 開業後の仕入れ資金
▶ 家賃の支払い
▶ 広告宣伝費
▶ 追加の食器・備品
▶ 修理やメンテナンス
などに回すことができます。
◎「安く買えたから、別の設備を買おう」と考える
のではなく、
◎「安く買えたから、現金を残そう」と考える
ことが、資金に余裕のない開業では重要です。
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■居抜き物件なら、さらに配分を変えられる
300万円で飲食店を開業する場合、物件選びも資金計画を大きく左右します。
例えば、厨房設備や内装がある程度残っている居抜き物件を選べれば、新たに購入する厨房機器や工事費を抑えられる可能性があります。
その場合は、浮いた資金を運転資金に回すという考え方ができます。
例えば、
【居抜き物件を活用した場合のイメージ】
▶ 物件取得費:60万円
▶ 厨房機器:70万円
▶ 内装・設備工事:30万円
▶ 家具・食器・備品:20万円
▶ 開業販促費:10万円
▶ 運転資金:80万円
▶ 予備資金:30万円
合計:300万円
先ほどの例と比べると、厨房機器と内装・設備工事を合わせて50万円抑え、その分を運転資金と予備資金に回しています。
もちろん、居抜き物件なら必ず安く開業できるわけではありません。
設備の状態が悪ければ修理や交換が必要になることもあります。
そのため、
☐ 残っている厨房機器は使用できる状態か
☐ 電気・ガス・給排水設備に問題はないか
☐ 自分の業態に必要な機器が揃っているか
☐ 不要な設備の撤去費用が発生しないか
などを確認することが大切です。
■300万円を「全部使う計画」と「残す計画」を比較してみる
資金計画の違いを分かりやすくするために、2つのパターンを比較してみましょう。
×パターン1:300万円を開業準備に使い切る
▶ 厨房機器:130万円
▶ 内装・設備工事:80万円
▶ 家具・備品:40万円
▶ 物件取得費:30万円
▶ 広告・その他:20万円
残金:0円
この計画では、オープン時点で手元資金がほとんど残りません。
開業後に売上が伸びなかった場合や、追加の仕入れが必要になった場合、急な修理費が発生した場合などに対応しにくくなります。
◎パターン2:設備投資を抑えて50万円以上を残す
▶ 物件取得費:60万円
▶ 厨房機器:100万円
▶ 内装・設備工事:50万円
▶ 家具・食器・備品:20万円
▶ 開業販促費:10万円
▶ 運転資金:50万円
▶ 予備資金:10万円
合計:300万円
こちらは、開業後に使える資金を確保する考え方です。
もちろん50万円で十分とは限りません。
家賃が高い店舗や、人件費が必要な店舗、仕入れ金額が大きい業態なら、もっと多くの運転資金が必要になる可能性があります。
そのため、「300万円なら50万円残せばOK」ではなく、「自分の店なら開業後にいくら必要なのか」を計算することが大切です。
■運転資金は「何カ月分必要?」から逆算する
運転資金を考えるときは、「とりあえず50万円残す」だけではなく、開業後の支出を具体的に計算してみましょう。
例えば、
▶ 家賃
▶ 人件費
▶ 食材・飲料の仕入れ
▶ 水道光熱費
▶ 通信費
▶ 決済手数料
▶ 販促費
▶ 消耗品費
などを月単位で計算します。
そして、「売上が思ったように上がらなかった場合でも、何カ月営業を続けられるか」を考えます。
☐ 月間固定費はいくらか
☐ 売上が低かった場合の仕入れ額はいくらか
☐ オープン直後の広告費はいくら必要か
☐ 急な修理・買い替えに対応できるか
☐ 手元資金が尽きる前に売上を安定させられる計画になっているか
ここまで計算すると、設備に使える金額が自然と見えてきます。
■「あと20万円あれば買える」は危険なサイン
厨房機器を選んでいると、
「あと20万円出せば、もっと性能の良い機器が買える」
「あと10万円追加すれば新品にできる」
という場面が出てきます。
しかし、その追加費用が「残しておく予定だった運転資金」から出ているなら注意が必要です。
× 予算オーバーを現金の残りから補填する
× 「これくらいなら大丈夫」と少額の追加購入を繰り返す
× 設備のグレードアップを優先して運転資金を削る
こうした積み重ねによって、最初は50万円残す予定だったのに、気が付けば10万円しか残っていないということも考えられます。
設備投資の予算は、「ここまで」と上限を決めておきましょう。
そして、どうしても予算を超える場合は、
▶ 他の機器を中古にする
▶ 不要な機器を購入リストから外す
▶ 開業後に購入する
▶ 内装や家具の仕様を見直す
など、別の項目を調整します。
■300万円の資金計画は「設備費を削る」のではなく「優先順位をつける」
ここまで読むと、「結局、設備を安くしろということ?」と思うかもしれません。
そうではありません。
飲食店の厨房では、設備の品質や性能が営業効率や料理の品質に影響する場合があります。
重要なのは、すべてを安くすることではありません。
お金をかけるところと、抑えるところを分けることです。
例えば、
◎毎日使う主要機器にはしっかり予算をかける
◎中古でも問題ない設備は中古を検討する
◎家具や備品は必要最低限からスタートする
◎開業後に売上を見ながら追加できる設備は後回しにする
このようにメリハリをつけます。
300万円という限られた資金だからこそ、「全部新品」「全部高性能」という考え方ではなく、店舗の営業に必要な部分へ優先的に投資することが大切です。
はじめての厨房機器選び、どこまで新品でどこから中古でいい?
■自分で決めるのが難しいなら、厨房機器を買う前に相談する
ここまで資金配分の例を紹介しましたが、実際の開業では、物件や業態によって必要な費用が大きく異なります。
特に厨房機器は、単純に商品価格だけを比較すればいいわけではありません。
厨房の広さ、搬入経路、電気容量、ガス、給排水、作業動線なども確認する必要があります。
「300万円のうち、厨房機器に100万円使いたい」
「できれば50万円以上は現金で残したい」
というように、最初に予算と希望を伝えて相談することで、自分では気づかなかった選択肢が見つかることがあります。
テンポスでは、厨房レイアウトや機器選定、搬入・設置など、飲食店開業に関するさまざまなサポートを案内しています。
また、新品だけでなく中古厨房機器も取り扱っているため、予算に合わせて設備を組み合わせることも検討できます。
開業資金の使い方や厨房機器選びに迷ったら、テンポスの開業支援もご活用ください。
テンポスの開業支援はこちら
■300万円の配分で迷ったら、この順番で考えよう
最後に、300万円の使い道を決める順番を整理します。
☐ STEP1:物件取得費を確認する
☐ STEP2:内装・設備工事費を確認する
☐ STEP3:開業後に必要な運転資金を計算する
☐ STEP4:予備資金を確保する
☐ STEP5:残った金額を厨房機器・家具・備品に配分する
☐ STEP6:新品・中古・後から購入するものに分類する
☐ STEP7:予算を超えたら、設備ではなく資金計画全体を見直す
この順番なら、「厨房機器を買ったらお金がなくなった」という事態を避けやすくなります。
300万円を使い切ることが開業の成功ではありません。
開業した後も仕入れができ、家賃を払い、必要な設備を追加しながら営業を続けられる状態を作ることが重要です。
■よくある質問|300万円で飲食店を開業するときのQ&A
Q:300万円の自己資金があります。できるだけ良い厨房機器を揃えたいので、300万円すべてを開業準備に使っても問題ないでしょうか?
A:基本的には、300万円をすべて使い切る前提で計画するのはおすすめしません。
開業後には家賃、仕入れ、人件費、水道光熱費、広告費などが発生します。さらに、売上が計画通りに伸びない可能性もあります。
そのため、まず「開業後に残したい金額」を決め、その範囲内で設備投資を考えることが重要です。
「300万円あるから300万円使える」ではなく、「300万円の中から、開業資金と運転資金をどう配分するか」と考えましょう。
Q: 開業資金を抑えたいので、厨房機器を中古で揃えようと思っています。問題ないでしょうか?
A:中古厨房機器も選択肢の一つです。ただし、すべてを中古にすればよいということではありません。
機器の状態、年式、サイズ、性能、保証、修理体制などを確認し、自店に合うものを選ぶことが大切です。
テンポスでは中古冷凍冷蔵機器、熱機器、シンク・作業台、調理機器など、さまざまな中古厨房機器を取り扱っています。
「中古だから安い」というだけで決めず、「営業に必要な性能を満たしているか」を確認しましょう。
Q: できるだけ現金を残したいのですが、新品と中古をどのように使い分ければいいでしょうか?
A:「故障した場合の営業への影響」「使用頻度」「価格差」「保証やメンテナンス」などを基準に考えるとよいでしょう。
例えば、毎日の営業に欠かせない機器については、性能や状態、保証を重視します。
一方で、作業台やシンクなどは、状態やサイズなどを確認したうえで中古を検討しやすい場合があります。
重要なのは、「新品何割、中古何割」という比率ではありません。
自店に必要な機器を一つずつ確認して、どこに予算をかけるべきかを決めることです。
Q: 中古厨房機器などを活用して設備費を抑えた場合、浮いたお金は何に回すのがおすすめですか?
A:まず検討したいのが、開業後の運転資金です。
飲食店では、オープン後すぐに売上が安定するとは限りません。家賃や仕入れなどの支払いは発生するため、手元資金に余裕があることは経営上の安心材料になります。
そのほか、広告宣伝費、採用費、追加の備品購入、予想外の修理など、開業後に発生する可能性がある費用にも備えられます。
「浮いたお金をまた別の設備に使う」のではなく、「残しておく」という選択肢も忘れないようにしましょう。
Q:初めての飲食店開業なので、何をどこまで買えばいいのか分かりません。厨房機器選びも相談できますか?
A:厨房機器だけでなく、店舗レイアウトや資金計画なども含めて相談できるところを選ぶと安心です。
テンポスでは、開業前の資金調達・融資相談、厨房レイアウト、機器選定、搬入・設置などについて相談できます。
予算に応じて中古を利用し、初期コストを抑える提案も案内されています。
「手元に300万円あります。できるだけ現金を残して開業したい」というところから相談してみるのもよいでしょう。
■まとめ|300万円は「使い切るお金」ではなく「お店を続けるためのお金」
手元に300万円あると、「300万円を使って、できるだけ充実した店舗を作ろう」と考えがちです。
しかし、飲食店の開業では、オープンすることだけがゴールではありません。
開業した後も営業を続け、売上を作り、経営を安定させていく必要があります。
そのためには、開業前の設備投資だけで資金を使い切らないことが重要です。
今回のポイントを整理すると、
▶ 300万円すべてを開業準備に使う前提にしない
▶ まず開業後に残したい現金を決める
▶ 必要な設備と、後から購入できる設備を分ける
▶ 新品と中古を機器ごとに使い分ける
▶ 中古厨房機器を活用して初期投資を抑える
▶ 浮いたお金を運転資金として残すことも検討する
▶ 購入前に厨房レイアウトや必要機器を専門家へ相談する
という考え方が大切です。
特に初めて飲食店を開業する場合、自分だけで設備を選んでいると、必要以上に機器を購入してしまったり、厨房に入らないサイズを選んでしまったりすることがあります。
だからこそ、「何を買うか」だけではなく、「何を買わないか」まで相談することが重要です。
テンポスでは、新品・中古の厨房機器を扱うだけでなく、厨房レイアウトや機器選定、資金調達など、飲食店開業に関する幅広いサポートを案内しています。
300万円という限られた資金を、すべて設備に変えてしまう必要はありません。
「300万円で何を買うか」ではなく、「300万円を使って、開業後もどれだけ現金を残せるか」。
この視点で資金計画を考えることが、長く続く飲食店づくりへの第一歩です。
テンポスでは、これから開業を目指す方、飲食店の経営についてお悩みの方に向けてさまざまな情報を発信しています。
是非ご活用ください。
業務用調理機器や小物、食器から家具に至るまで、多数取り揃えております。
是非テンポスへご注文からご相談まで、お気軽にお問い合わせください。
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