おでんを多めに作ったものの、具材や煮汁が余ってしまい、翌日の献立に悩んだことはありませんか。大根や卵、こんにゃくなどが残ったおでんは、そのまま温め直して食べるだけでなく、カレーや炊き込みご飯、うどんなどにアレンジすることもできます。
おでんの煮汁には、具材から出たうま味が含まれています。だしの風味を生かせば、調味料を増やしすぎずに料理を仕上げられるのも魅力です。具材を小さく切ったり、別の食材と組み合わせたりすることで、前日とは違った味わいを楽しめます。
この記事では、余ったおでんを活用するリメイクレシピを紹介します。カレーや炊き込みご飯をはじめ、うどん、茶碗蒸し、煮物などの作り方や、おでんの煮汁を使う際のポイント、食品ロスを減らすための保存方法も解説します。
目次
余ったおでんはリメイクできる?
余ったおでんは、具材と煮汁を分けて考えると、さまざまな料理に活用できます。
大根やにんじんなどの野菜は、カレーや煮物に向いています。ちくわやさつま揚げなどの練り物は、炊き込みご飯やうどんに加えると、魚介のうま味を生かせます。卵は細かく刻んでサラダに混ぜたり、半分に切ってカレーに添えたりする方法があります。
また、おでんの煮汁は、だしとして活用できるのが特徴です。炊き込みご飯や茶碗蒸し、汁物などに使えば、具材を食べ終えた後も無駄なく利用できます。
ただし、おでんの煮汁には塩分や醤油などの調味料が含まれているため、料理に使う際は味を確認しながら調整しましょう。具材から出たうま味によって、想定よりも濃い味に仕上がることがあります。
余ったおでんを使ったリメイクレシピ5選
1. おでんカレー

おでんの具材を使ったカレーは、いつものおでんを別の料理に変えたいときにおすすめです。大根やこんにゃく、ちくわなどをカレーに加えると、一般的な肉やじゃがいも中心のカレーとは異なる食感を楽しめます。
おでんの煮汁を水の一部として使えば、だしのうま味も生かせます。煮汁には塩分が含まれているため、カレールウを加えた後に味を確認することが大切です。
【材料・2人分】
・余ったおでんの具材:300g程度
・玉ねぎ:1/2個
・カレールウ:2皿分
・水:商品表示に合わせて調整
・おでんの煮汁:100〜200mlを目安に適量
【作り方】
- おでんの具材を食べやすい大きさに切ります。大根やこんにゃくは大きすぎると食べにくいため、ひと口大にするとよいでしょう。
- 玉ねぎを薄切りにし、鍋で炒めます。
- おでんの具材と煮汁、水を加え、全体が温まるまで煮ます。
- いったん火を弱めるか止めてカレールウを溶かし、商品表示に従って加熱します。
- 味を確認し、必要に応じて水や調味料を調整して完成です。
すでにやわらかく煮えている具材は、長時間加熱すると崩れやすくなります。具材の形を残したい場合は、ルウを溶かす前後に加えるなど、加熱時間を調整しましょう。
2. おでんの炊き込みご飯

おでんの煮汁を活用したい場合は、炊き込みご飯がおすすめです。煮汁に含まれるだしのうま味が米に染み込み、少ない調味料でも風味豊かに仕上げられます。
ちくわやさつま揚げ、こんにゃくなどを細かく切って加えると、具材も無駄なく使えます。大根も利用できますが、水分が多いため、入れすぎるとご飯がやわらかくなることがあります。
【材料・2合分】
・米:2合
・余ったおでんの具材:150〜200g
・おでんの煮汁:適量
・水:炊飯器の2合の目盛りまで
・しょうが:少量(お好みで)
【作り方】
- 米を研ぎ、炊飯釜に入れます。
- おでんの具材を細かく切ります。練り物やこんにゃくは、米と一緒に食べやすい大きさにしましょう。
- おでんの煮汁を加え、水を2合の目盛りまで注ぎます。
- 具材を米の上に広げ、通常の炊飯モードで炊きます。
- 炊き上がったら全体をさっくり混ぜて完成です。
炊飯前に煮汁の味を確認し、塩分が強い場合は使用量を減らして水で調整します。炊飯器の取扱説明書で、具材や調味液を加えた炊き込みご飯が作れることも確認してください。
3. おでんだしのうどん

おでんの煮汁は、うどんのつゆにも活用できます。だしの風味が残っているため、つゆを一から作る手間を省けるのがメリットです。
大根や卵、ちくわなどを一緒に盛り付ければ、具だくさんのうどんになります。おでんの具材が少しずつ残っている場合にも向いているレシピです。
【材料・2人分】
・うどん:2玉
・余ったおでんの具材:適量
・おでんの煮汁:300〜400ml
・水:適量
・刻みねぎ:適量
・七味唐辛子:お好みで
【作り方】
- 鍋におでんの煮汁と水を入れ、味を確認しながら温めます。
- おでんの具材を食べやすい大きさに切って加えます。
- うどんを別の鍋でゆでるか、商品の表示に従って温めます。
- うどんを器に盛り、温めたつゆと具材をかけます。
- 刻みねぎを散らして完成です。
つゆの味が濃い場合は水や無塩のだしで薄め、薄い場合は醤油などを少量加えて調整します。おでんの煮汁を使うことで、具材のうま味を生かした一杯に仕上がります。
4. おでんだしの茶碗蒸し
おでんの煮汁が多く余っている場合は、茶碗蒸しに使う方法もあります。卵とだしを合わせることで、やさしい味わいの一品を作れます。
おでんの具材を小さく切って加えると、具材もまとめて活用できます。ただし、煮汁に塩分が含まれるため、通常の茶碗蒸しよりも薄味に調整する必要がある場合があります。
【材料・2人分】
・卵:2個
・おでんの煮汁:200ml
・水:必要に応じて調整
・余ったおでんの具材:適量
【作り方】
- 卵をボウルに割り入れ、泡立てないように溶きほぐします。
- 冷ましたおでんの煮汁を加えて混ぜ、必要に応じて水で味を調整します。
- 卵液をこし、食べやすく切った具材を入れた耐熱容器に注ぎます。
- 蒸し器などを使い、中心までしっかり火が通るように加熱します。
- 卵液が固まったことを確認して完成です。
加熱時間は容器の大きさや調理器具によって異なります。中心まで十分に加熱し、卵液が固まっていることを確認しましょう。
5. おでんの具材を使った和風煮物
大根やこんにゃく、ちくわなどが少しずつ残っているなら、ほかの野菜を加えて煮物にするのもおすすめです。おでんの具材に新しい食材を組み合わせることで、ボリュームのあるおかずにアレンジできます。
【材料・2人分】
・余ったおでんの具材:200〜300g
・にんじん:1/2本
・しいたけ:2枚
・おでんの煮汁:150ml程度
・水:適量
・醤油:必要に応じて少量
【作り方】
- おでんの具材とにんじん、しいたけを食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に煮汁と水を入れ、にんじんやしいたけを煮ます。
- 野菜がやわらかくなってきたら、おでんの具材を加えます。
- 全体が温まり、味がなじむまで加熱します。
- 味を確認し、必要であれば醤油などで調整して完成です。
おでんの具材はすでに火が通っているため、加熱しすぎないことがポイントです。新しく加える野菜を先に煮てから、残った具材を加えると形を保ちやすくなります。
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おでんの具材別おすすめリメイク方法
残っている具材に合わせてリメイク先を選ぶと、無理なく使い切りやすくなります。
| 余った具材 | おすすめのリメイク | 活用のポイント |
|---|---|---|
| 大根 | カレー、煮物 | ひと口大に切り、形を残して加える |
| 卵 | カレー、サラダ | 半分に切るか、粗く刻んで使う |
| こんにゃく | カレー、炊き込みご飯 | 小さめに切ると食べやすい |
| ちくわ・さつま揚げ | 炊き込みご飯、うどん | うま味を生かして細かく切る |
| 牛すじ | カレー、煮込み料理 | 肉のうま味を生かす |
| おでんの煮汁 | 炊き込みご飯、うどん、茶碗蒸し | 塩分を確認し、水やだしで調整する |
具材が少量しか残っていない場合でも、炊き込みご飯やうどんなどに加えれば活用できます。無理に一つの料理にまとめず、具材の種類や量に合わせて使い分けるとよいでしょう。
余ったおでんの煮汁を活用するときの注意点
おでんの煮汁は、だしのうま味が含まれている一方、醤油や塩などの調味料も入っています。そのため、別の料理に使うときは、味付けを少しずつ調整することが重要です。
まずは少量から加える
煮汁を一度にたくさん入れると、料理の味が濃くなりすぎることがあります。炊き込みご飯なら米の量に合わせて計量し、カレーやうどんでは少量ずつ加えて味を確かめましょう。
特に、練り物や牛すじなどが多く入った煮汁は、うま味や塩味が強く感じられる場合があります。水や無塩のだしを組み合わせると調整しやすくなります。
保存状態を確認する
おでんの具材や煮汁を再利用する際は、保存状態の確認が欠かせません。長時間室温に置いたものや、におい、見た目などに異変があるものは使用を避けましょう。
残ったおでんは、清潔な容器に小分けし、できるだけ早く冷まして冷蔵庫に入れます。鍋のまま長時間放置せず、食べる分だけ取り分けることも大切です。
再加熱する際は、具材や煮汁の中心まで十分に熱を通します。ただし、再加熱すれば保存状態の悪い食品でも安全になるわけではありません。保存中の温度管理を優先し、少しでも不安がある場合は食べないようにしましょう。
余ったおでんを無駄なく使い切るコツ
食品ロスを減らすためには、リメイク方法を考えるだけでなく、作る段階や保存方法にも工夫を取り入れることが大切です。
作りすぎないように量を調整する
おでんは多めに作りやすい料理ですが、食べる人数や翌日の献立を考えて具材の量を決めると、余りすぎを防ぎやすくなります。リメイクする予定がある場合は、カレーや炊き込みご飯に使いやすい具材を少し多めに用意する方法もあります。
具材と煮汁を分けて保存する
具材と煮汁を別々の清潔な容器に入れると、必要な分だけ取り出しやすくなります。炊き込みご飯や茶碗蒸しに煮汁だけを使う場合にも便利です。
冷蔵保存する際は、浅い容器などを使って速やかに冷まし、冷蔵庫で保存します。保存期間は調理環境や冷却・保存状態によって変わるため、長く保存し続けず、できるだけ早めに食べ切りましょう。
リメイクする料理を先に決めておく
おでんを作る段階で、翌日はカレー、炊き込みご飯、うどんなどにアレンジすると決めておくと、余った具材を活用しやすくなります。
例えば、具材が多く残った場合はカレー、煮汁が多く残った場合は炊き込みご飯やうどんにするなど、残った量に応じて選ぶのがおすすめです。食品ロスを減らしながら、日々の献立にも変化をつけられます。
まとめ
余ったおでんは、カレーや炊き込みご飯、うどん、茶碗蒸し、和風煮物などにリメイクできます。大根やこんにゃく、練り物などの具材はもちろん、だしのうま味が含まれた煮汁も別の料理に活用できるのが魅力です。
リメイクする際は、おでんの煮汁に含まれる塩分を考慮し、調味料を加えすぎないようにしましょう。また、余ったおでんは速やかに冷まして冷蔵保存し、食べる際には十分に再加熱することが大切です。
作りすぎたおでんも、具材や煮汁を上手に使い分ければ、翌日の食事に新しい楽しみを加えられます。保存状態に気をつけながら、無理なく食べ切れるリメイク方法を取り入れてみてください。

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