チョコ価格5年で2倍!?カカオ高騰でチョコレートの売上は減少しているのか?

飲食店まめ知識

近年、原材料のカカオ豆価格が数年で急騰し、国際市場では過去数年の間に価格が倍増あるいは、それ以上になったと報じられています。

異常気象や主要生産地の供給減少が要因とされ、メーカーは原価上昇を受けて商品価格を引き上げざるを得ない状況です。

日本でもバレンタイン商戦の商品価格が前年比で値上がりし、消費者が価格高騰を実感している調査結果が出ていると言われています。

今回は、チョコ価格が5年で2倍!?カカオ高騰でチョコレートの売上は減少しているのかについて紹介していきます。

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チョコ価格が5年で2倍に増加している?

近年、チョコレートの原材料であるカカオ豆の国際価格が大きく変動しており、メディア報道によれば、チョコレート価格が5年で約2倍に上昇したとの指摘が出ています。
(出典元:ICCO(国際カカオ機関))

実際、日本経済新聞などでも「チョコ価格5年で2倍」との見出しが取り上げられ、原料のカカオ高騰がバレンタイン商戦などに影響を及ぼしていると報じられました。

この背景には、世界の主要カカオ生産地(コートジボワール、ガーナなど)での異常気象や病害による供給不足があり、これがカカオの国際取引価格を押し上げています。

特に、2023〜2024年にかけてカカオ価格は急騰し、過去最高値を記録したというデータもあります。

ただし「5年で2倍」という表現には注意が必要です。実際の国際市場の統計を見ると、カカオ価格は2024年に急騰して一時期高値を付けたものの、その後は調整され、2025年には前年の高値から30%以上下落する局面もありました。

つまり、価格は強い変動を伴いながら推移しており、年ごとの比較では大きな上下動があることがわかります。

チョコレート製品価格への影響

近年のカカオ豆価格の高騰は、チョコレート製品の価格に直接的かつ継続的な影響を与えています。

特に、2023年以降、主要生産地である西アフリカ地域での異常気象や病害、農家の高齢化による生産停滞が重なり、原料となるカカオ豆やカカオバターの調達コストが急上昇した。

これに加え、円安の進行、エネルギー価格や物流費、包装資材費の上昇も重なり、メーカー各社のコスト負担は大きく膨らんでいます。

その結果、日本国内では板チョコや粒チョコを中心に価格改定が相次ぎ、かつて100円前後で購入できた定番商品が150円〜200円程度に値上がりするケースも珍しくなくなりました。

一部の高カカオ商品や輸入ブランドでは、内容量を維持したまま価格を引き上げる動きが見られる一方で、比較的低価格帯の商品では、価格据え置きの代わりに内容量を減らす「実質値上げ」で対応する例も増えています。

また、季節需要の強いバレンタイン向け商品では、原料高の影響がより顕著に表れているのです。

ギフト用チョコレートの平均単価は上昇傾向にあり、「個数を減らして購入する」「高価格帯は本命用に限定する」といった消費行動の変化も見られます。

メーカー側も、原価率の高いカカオ使用量を抑えた商品開発や、ナッツ・ビスケットとの組み合わせ商品を強化するなど、利益確保に向けた工夫を進めています。

一方で、すべてのチョコレート製品が一律に大幅値上げとなっているわけではありません。

企業努力によるコスト吸収や、長期契約による原料調達で価格上昇を抑えている商品も存在します。

ただし、カカオ価格の高止まりが続けば、今後さらに価格改定が進む可能性は高く、チョコレートは「身近なお菓子」から「少しぜいたくな嗜好品」へと位置づけが変わりつつあると言えるでしょう。

カカオ高騰でチョコレートの売上は減少しているのか?

カカオ高騰で、チョコレート製品価格も増加しています。値上げしているチョコレートですが、売上は減少にあるのでしょうか。

ここでは、カカオ高騰でチョコレートの売上は減少しているのかについてみていきます。
主に以下のことがあげられます。

売上は「減少」ではなく二極化が進行

カカオ豆価格の急騰により、チョコレート製品は値上げが続いているが、市場全体の売上が単純に落ち込んでいるわけではありません。

実際には、販売数量は減少傾向にある一方で、平均単価の上昇により金額ベースの売上は横ばい、もしくは微増となるケースも見られます。

つまり、「買う量は減るが、支払う金額はあまり変わらない」という構図が生まれており、市場は縮小ではなく構造変化の段階にあるのです。

日常消費用チョコは節約対象に

影響が大きいのは、板チョコやファミリーパックなど日常的に購入されてきた低〜中価格帯商品です。

価格上昇に対して、消費者の節約意識が強く働き、「購入頻度を下げる」「他のお菓子に切り替える」といった行動が増えています。

特に、物価高が続く中で、チョコレートは必需品ではないため、家計調整の対象になりやすく、数量ベースでは確実に減少圧力がかかっているのです。

高付加価値・ギフト需要は堅調

一方で、すべてのチョコレートが不調というわけではない。高カカオ商品やブランドチョコ、バレンタインなどのギフト用途では「価格が上がっても質を重視する」層の需要が根強いです。

むしろ単価上昇によって「特別感」が強まり、高価格帯商品の売上は比較的安定、あるいは伸びているケースもあります。

義理チョコは減っても、本命や自分用の“ご褒美チョコ”は残る傾向が鮮明です。

今後は量から価値への転換が鍵

結論として、カカオ高騰によってチョコレートの売上が一律に減少しているとは言えないでしょう。

市場は「安く大量に買う」時代から、「少量でも満足度の高い商品を選ぶ」方向へ移行しています。

今後はメーカー・小売ともに、価格競争ではなく、原料のこだわりやストーリー性、用途提案といった付加価値が売上を左右する重要な要素となっていくでしょう。

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まとめ

今回は、チョコ価格が5年で2倍!?カカオ高騰でチョコレートの売上は減少しているのかについて紹介してきました。

チョコ価格は、5年で約2倍に上昇したとの指摘が出ています。カカオ高騰でチョコレート製品の価格が高騰している中で、売上は大きく減少しておらず、今後必要なのは、量から価値への転換がカギとなっていくでしょう。

#チョコ #チョコレート #カカオ

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