いちごの価格が高騰している!?歴史や高騰の背景について解説!

ご当地グルメ

いちごは、日本でクリスマスケーキや贈答用として特別な位置を占め、冬〜春に多く出回る季節商品です。

本来は、春が旬ですが、ハウス栽培の普及で冬でも供給されるようになりました。しかし近年、猛暑や異常気象による生育不良、生産量の減少で価格が上昇する傾向が続いています。

それらの理由から、いちごの価格が高騰してしまい、購入を避ける傾向にあります。

今回は、いちごの価格が高騰している!?歴史や高騰している背景について紹介していきます。

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いちごの歴史

いちごの原種は、ヨーロッパや南米大陸に自生していた野生種にさかのぼります。古代ローマ時代には、すでに薬用や観賞用として利用されていた記録があり、食用として本格的に栽培されるようになったのは中世以降とされています。

現在、私たちが食べている大粒で甘いいちごは、18世紀にヨーロッパで誕生しました。

北米原産の「バージニアイチゴ」と南米チリ原産の「チリイチゴ」が偶然交雑し、「オランダイチゴ」と呼ばれる品種が生まれたことが始まりです。

この交配により、実が大きく香りの良いいちごが広まり、世界各地で栽培されるようになりました。

日本にいちごが伝わったのは、江戸時代末期から明治時代にかけてで、当初は観賞用として扱われていました。

明治後期になると食用栽培が本格化し、戦後の品種改良と施設栽培の発展により、安定した生産が可能になります。

特に昭和後半以降は、甘さや見た目を重視した改良が進み、「とちおとめ」「あまおう」などのブランドいちごが誕生しました。

こうしていちごは、季節の果物から贈答品やスイーツに欠かせない高付加価値果実へと進化し、現代の食文化に深く根付いていったのです。

国内で有名ないちごの品種とは?

「とちおとめ」や「あまおう」といったブランドを一度は聞いたことのある方がいるかも知れませんが、その他にも有名な品種が存在しているのでしょうか。

ここでは、国内で有名ないちごの品種について紹介していきます。
主に以下の品種があげられます。

あまおう(福岡県)

「あまおう」は、「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字から名付けられた、福岡県を代表するブランドいちごです。

粒が大きく、果肉はしっかりとしていながら果汁が豊富で、濃厚な甘みとほどよい酸味のバランスが特徴です。

形が整っているため、贈答用としての評価が高く、百貨店や高級スーパーでも多く取り扱われています。

栽培には、高度な技術と厳格な品質管理が必要なため、価格はやや高めですが、その分ブランド力と信頼性は国内トップクラスです。

とちおとめ(栃木県)

全国的な流通量が多く、日本でもっとも知られている品種のひとつが「とちおとめ」です。

果実は、中粒で鮮やかな赤色をしており、甘みの中にしっかりとした酸味が感じられます。

ケーキやタルトなどスイーツとの相性がよく、業務用としても高い人気があります。

比較的安定した収穫量が見込めるため、スーパーなどで日常使いのいちごとして広く親しまれています。

味と価格のバランスがよい点が、長年支持されてきた理由です。

紅ほっぺ(静岡県)

「紅ほっぺ」は、濃厚なコクと強い甘み、しっかりとした酸味が特徴の品種です。果肉がやや硬めで食べ応えがあり、噛むほどにいちごらしい風味が広がります。

名前の通り赤みが濃く、断面まで鮮やかな色をしているため、見た目の美しさも魅力のひとつです。

その味わいから、生食はもちろん、ジャムやスイーツの素材としても評価が高く、プロの料理人やパティシエからも支持されています。

章姫(静岡県)

「章姫(あきひめ)」は酸味が少なく、やさしい甘さが特徴の品種です。果実は細長い円錐形で、果肉はやわらかくジューシーな食感を楽しめます。

酸味が控えめなため、こどもや酸っぱい果物が苦手な人にも食べやすく、いちご狩り用としても高い人気があります。

デザート感覚でそのまま食べるのに適しており、甘さ重視のいちごとして幅広い層に親しまれています。

これらの品種は、それぞれ異なる個性を持ち、日本のいちご文化を支える代表的存在です。

いちごの価格が高騰している背景とは?

近年、いちごの価格が高騰していますがいったい、どのような背景があるのでしょうか。

ここでは、いちごの価格が高騰している理由について紹介していきます。
主に以下のことがあげられます。

異常気象による生育不良と収穫量の減少

近年、猛暑や寒暖差の激化、日照不足などの異常気象が頻発しています。いちごは、温度管理に非常に敏感な果物で、開花不良や実の肥大不足、病害の発生につながりやすい作物です。

その結果、収穫量が安定せず、市場への供給が減少してしまうのです。需要に対して供給が追いつかない状況が、価格上昇を招いています。

生産コストの上昇(資材・燃料・人件費)

ハウス栽培が主流のいちごは、暖房用燃料や電気代が欠かせません。近年の燃料価格や資材費の高騰は、生産者の負担を大きく増やしています。

さらに、収穫や選果は手作業が中心で、人手不足や最低賃金の上昇もコスト増の要因です。これらの負担が卸価格や小売価格に反映されています。

高品質・ブランド志向の強まり

「あまおう」「とちおとめ」など、見た目や甘さを重視したブランドいちごの人気が高まっています。

贈答用や、スイーツ需要に対応するため、糖度管理や選別基準が厳しくなり、栽培・管理コストも上昇しているのです。

結果として、一般的ないちごよりも高価格帯の商品が市場の中心になりつつあります。

季節需要の集中と消費構造の変化

クリスマスやバレンタインなど、特定の時期に需要が集中するのも価格高騰の一因です。

ケーキや、デザート向けの需要が一気に高まる一方で、生産量には限界があり、需給バランスが崩れやすくなります。

外食・スイーツ市場の拡大も相まって、価格が下がりにくい構造が形成されています。

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まとめ

今回は、いちごの価格が高騰している!?歴史や高騰している背景について紹介してきました。

いちごの発祥は、ヨーロッパや南米大陸に自生していた野生種にまでさかのぼると言われています。

いちごの価格が高騰している理由としては、異常気象による生育不良や生産コストの上昇などがあげられます。

価格高騰は仕方のないことですが、いちごは日本の文化を支える代表的な存在というのは変わりません。

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