日本で広く親しまれる抹茶スイーツ。その多くはお菓子が主役で、抹茶は彩りや風味付けの役割を担ってきました。
しかし近年、抹茶の味そのものを主役に据えた、お茶の専門店によるスイーツが注目されているのです。
いったい日本の抹茶が注目されるようになったきっかけはなにがあるのでしょうか。
今回は、日本の抹茶が世界で注目されている!?抹茶の産地ランキングトップ5について紹介していきます。

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目次
抹茶の起源

抹茶の起源は、古代中国にさかのぼります。唐の時代(7〜9世紀頃)、茶葉を蒸して乾燥させ、粉末にして湯に溶かして飲む方法が広まっていました。
この粉末状の茶が、のちに日本へと伝わり、現在の抹茶の起源となるのです。
日本には、平安時代の終わり頃(12世紀初頭)に、僧・栄西(えいさい)が中国から茶の種子とともに、飲茶の習慣を持ち帰ったとされています。
栄西は、茶が精神を鎮め、健康によいと考え、自らの著書『喫茶養生記』で茶の効能を説きました。
この時点では、まだ抹茶という形ではなく、主に薬用や儀式用として扱われていました。
鎌倉時代から室町時代にかけて、禅宗の広まりとともに茶の文化も発展しました。特に、臨済宗の僧たちは、瞑想や修行の合間に集中力を高めるため、粉末状の茶を点てて飲む習慣を重んじました。
このころから、抹茶の原型が形成されはじめたのです。
室町時代になると、足利将軍家などの上流階級の間で「茶の湯」が盛んになります。
初めは、豪華な茶会が流行していましたが、のちに千利休によって「わび茶」が確立され、質素で静謐な美意識のもとで抹茶を点てて楽しむ文化が根づいていきます。
江戸時代には、茶道が武士や町人にも広まり、抹茶は精神修養や礼法の一部として定着しました。
明治以降、煎茶が日常茶として普及する中でも、抹茶は茶道や和菓子、儀式の場で重要な役割を果たし続けてきました。
このように抹茶は、古代中国からの影響を受けつつ、日本の禅や茶道の文化と融合することで、独自の発展を遂げてきたのです。
日本の抹茶が近年注目されている?
日本の抹茶は近年、国内外で大きな注目を集めています。その背景には、健康志向の高まりや和の文化への関心の増加、さらにはSNSを通じた美しい抹茶スイーツの拡散など、さまざまな要因があげられます。
まず、抹茶にはカテキンやテアニンといった健康成分が豊富に含まれており、抗酸化作用やリラックス効果があると言われています。
特に欧米では、「MATCHA」という名称でスーパーフードとして注目され、抹茶ラテや抹茶スムージーなどの健康飲料として人気を集めています。
また、ヴィーガンやグルテンフリーのライフスタイルとも相性がよいため、ヘルシー志向の人々から支持を得ているのです。
さらに、日本文化への関心が高まる中で、茶道や和菓子とともに抹茶の魅力が再評価されています。
観光地では、外国人旅行者が抹茶体験に参加したり、京都などの老舗茶屋では本格的な抹茶を楽しんだりする姿も見られます。
そして、抹茶を使ったスイーツの進化も見逃せません。抹茶ロールケーキ、抹茶ティラミス、抹茶パフェなど、見た目も美しい抹茶スイーツがInstagramなどのSNSを通じて拡散され、若者の間でも人気が高まっています。
このように、日本の抹茶は伝統と現代の融合によって、国内外で新たな魅力を放ち、注目されているのです。
産地ランキングトップ5!

日本の抹茶は、地域ごとに異なる風味や品質があり、産地ごとに個性豊かです。
ここでは、2023年のてん茶(抹茶の原料)生産量を基にした抹茶の産地ランキングトップ5について紹介していきます。
第1位:鹿児島県(約1,392トン/全国シェア36.6%)
近年急成長を遂げ、抹茶の原料生産量で全国1位となったのが鹿児島県です。火山性の肥沃な土壌と温暖な気候に恵まれ、てん茶の大規模生産に適した環境が整っています。
特に、有機栽培や省農薬の茶作りに力を入れており、海外輸出でも高い評価を得ています。味わいは、コクがありながらもすっきりとした後味が特徴です。
第2位:京都府(約898トン/全国シェア23.6%)
京都は、抹茶の本場として知られ、特に宇治茶は高級抹茶の代名詞です。長い歴史と伝統的な製法が守られ、丁寧に育てられた茶葉は深いうまみと香りが特徴です。
千利休が広めた「茶道」とともに発展した京都の抹茶は、国内外の茶人や高級料亭でも愛されています。
品質の高さでは他県を圧倒し、ギフトや贈答用にも人気です。
第3位:静岡県(約435トン/全国シェア11.4%)
日本一のお茶どころとして知られる静岡県も、抹茶の原料であるてん茶の生産を増やしています。
牧之原台地を中心に広がる広大な茶畑では、効率的な生産体制が整っており、安定した品質の茶葉が生まれます。
味わいは、バランスがよく、爽やかさとうまみが両立しています。日常的に楽しめる抹茶として人気です。
第4位:愛知県(約397トン/全国シェア10.4%)
愛知県西尾市を中心に生産される「西尾の抹茶」は、地域ブランドとしても全国的に有名です。
抹茶の専門産地としての歴史は長く、鮮やかな緑色、まろやかな甘み、豊かな香りが特徴です。
和菓子や、抹茶スイーツの素材としても重宝され、多くの製菓会社に採用されています。
第5位:三重県(約307トン/全国シェア8.1%)
三重県は、「伊勢茶」の産地として知られており、てん茶の生産も一定の規模で行われています。
山間部を中心とした自然豊かな土地で育てられた茶葉は、しっかりとした風味とやさしい甘みを併せ持っています。
全国的な知名度は高くないものの、品質の高い抹茶を生み出しているのです。
(これらのランキングは、テンポスフードメディア独自の視点で分析し作成しました。)
抹茶の産地は、伝統を守る京都や愛知に加え、近年では鹿児島や静岡といった大規模・近代的な農業が進む地域も上位に食い込んでいます。
各地で異なる味や香りを楽しめるのが、日本の抹茶文化の魅力です。抹茶に親しむ際は、ぜひ産地にも注目して、その違いを味わってみてはいかがでしょうか。
抹茶に使う調理器具や食器
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まとめ
今回は、日本の抹茶が世界で注目されている!?抹茶の産地ランキングトップ5について紹介してきました。
日本の抹茶は世界で注目されており、健康志向の高まりや和の文化への関心の増加、さらにはSNSを通じた美しい抹茶スイーツの拡散などの理由から注目されています。
鹿児島や京都といった、産地別に異なる風味や品質などの違いをぜひ楽しんでください。
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