日本人の国民食ともいえる「ラーメン」。
全国でどこにラーメン好きが多いのかは、**総務省の家計調査（外食支出・ラーメン）**で見ることができます。
本記事では 都道府県庁所在地や政令指定都市におけるラーメン年間支出額ランキング（2014〜2024年最新データベースを複合参照）をもとに、日本でラーメン消費が多い地域トップ10を紹介します。
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ラーメン消費額ランキング（2024年版）
1位：山形市（山形県）
年間支出額 22,389円で堂々の全国トップ（2024年）。3年連続1位となっています。
2位：新潟市（新潟県）
年間支出額 約16,292円で全国2位（2024年）。山形市との差は6,000円以上。
3位：仙台市（宮城県）
年間支出額 約15,534円で堂々の全国3位（2024年）。
4位：富山市（富山県）
最新報道では4位にランクイン（2024）。
5位：さいたま市（埼玉県）
同調査で5位とされています。
※このランキングは「外食におけるラーメンに使った1世帯（2人以上）の年間支出額」を基準にしています（総務省 家計調査）。
ランキング解説：地域差の背景
東北・北陸圏の強さ
上位ランクの多くが 山形、新潟、仙台、青森、富山、盛岡 といった 東北・北陸圏です。
寒い気候が麺類の需要を高めること、地域独自のラーメン文化が根付いていることが大きな要因と考えられています。
関東圏の健闘
さいたま市は関東圏ながら全国5位にランクイン。多様な飲食選択肢がある首都圏ながら、ラーメン人気の高さが反映されています。
地方都市の特徴
富山市や仙台市の上位入りは、地元のご当地ラーメン文化（富山ブラック、仙台味噌ラーメンなど）や、食文化の定着度が高いことが背景にあります。
ラーメン消費と「支出額の指標」について
本ランキングで用いた指標は 「支出額」 です。
これは「どれだけお金を使ってラーメンを食べているか」を示すものであり、必ずしも 消費回数や量（食べた杯数・量）そのものを示す統計ではありません。
しかし、調査対象地域で外食ラーメンに使う金額が多い＝ラーメンが生活の中でよく選ばれていると見ることができます。
まとめ：日本でラーメン好きが多い地域とは
- 全国トップは山形市（山形県）：年間支出額が突出（22,389円）。
- 東北・北陸地方の都市が上位を占める：地域的なラーメン文化と寒冷な気候背景。
- 関東圏も健闘：さいたま市の強さが目立つ。
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