小型厨房の救世主?幅450mmガスフライヤー、どれを選べば失敗しない?―― 店舗規模別・用途別に見るベストモデル比較

経営ノウハウ

目次

■ はじめに:小さな厨房でも「揚げ物の質」は妥協できない

限られたスペースの中で、いかにスピーディーに揚げ物を出せるか――。

小規模な飲食店や居酒屋、惣菜販売店にとって、ガスフライヤーは欠かせない存在です。

なかでも「幅450mmタイプ」は、設置しやすさと十分な処理能力を両立した“万能サイズ”として人気ですが、各メーカーから似たスペックのモデルが多く、「どれを選ぶべきか迷う」という声が少なくありません。

本記事では、テンポスドットコム掲載の主要モデルを参考に、性能・使い勝手・業態適性の3軸から徹底比較します。
開業前の方も、買い替えを検討している方も、「自店に合う一台」を見つける参考にしてください。

幅450mmタイプガスフライヤー 徹底比較

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■ フライヤー選びで押さえておきたい「基本性能」

● 幅450mmタイプの特徴を理解する

幅450mmタイプのガスフライヤーは、限られた厨房スペースでも十分な揚げ能力を発揮できる「中小規模店舗の定番サイズ」です。

一般的に油量は15〜18リットル前後で、天ぷらや唐揚げなどの定番メニューを安定して提供できます。

幅はスリムでも、奥行き方向に広い油槽設計を採用しているモデルが多く、同時に複数の食材を調理できるのが強みです。

「1〜2名体制での営業」や「客席10〜20席規模の店舗」に最適で、設置場所を選ばず導入しやすいのも魅力です。

● 油量とバスケット数で使い勝手が変わる

油量が多いほど油温の安定性は高まりますが、その分油交換コストや作業負担も増えます。
逆に油量を減らすと省コストにはなりますが、ピーク時の揚げ回転が落ちることもあります。

店舗の「揚げ物比率」や「1回の仕込み量」に合わせて、油量を選ぶことが大切です。

また、バスケットの構成もポイントです。
単槽1バスケット型はコンパクトで扱いやすく、2バスケット型は同時に異なる食材を揚げるのに便利です。

混在調理を避けたい店舗では、2槽式モデルを検討するとオペレーションがスムーズになります。

● 加熱方式・効率・安全性のチェック

450mmタイプは主に直火式バーナーを採用しています。
火力が強く、立ち上がりが早いため、短時間で油温を安定させられます。

一方で、厨房全体が熱くなりやすい欠点もあるため、「低輻射熱バーナー」搭載モデルを選ぶと快適性が上がります。

また、消費ガス量にも注目です。

例えば1時間あたりの使用ガス量が少ないモデルは、ランニングコストの抑制につながります。
長時間稼働する店舗ほど、省エネ性能が結果的に利益を守る要素になります。

安全面では、立消え安全装置や過熱防止装置が標準装備されています。

さらに、油槽温度のムラを防ぐ構造や、バーナー周りにカーボンが付きにくい設計を選ぶことで、メンテナンス性も高まります。

● メンテナンス性で差がつく

小規模店舗では、毎日の清掃や油交換が手間になりがちです。
そこで注目すべきは、排油バルブの位置や油槽の形状です。

底がフラットで残油が少ない構造や、バルブが手元寄りにあるモデルは清掃が格段に楽になります。
また、バーナーの取り外しやすさも確認しておくと、カーボン汚れによる火力低下や故障リスクを防げます。

● まとめ:性能より「厨房との相性」を重視

スペック表に並ぶ数値だけでは、実際の使いやすさは判断できません。

「何を、どれくらい揚げるのか」「どんな厨房環境で使うのか」を前提に、サイズ・油量・加熱方式・清掃性のバランスを見ることが大切です。

幅450mmタイプのフライヤーは、選び方次第で“省スペース調理”の強い味方になります。

■ モデル比較:おすすめ3機種を性能表でチェック

● 幅450mmクラスの主力モデルを比較

幅450mmタイプのガスフライヤーは、どのメーカーも「省スペース・高効率・使いやすさ」の3点を重視して設計しています。

その中でも、代表的な3機種――マルゼン MGF-18K、タニコー D-TGFL-C45、コメットカトウ TK-CF4-GA18Lは、性能・構造・清掃性のバランスが優れており、多くの厨房で採用されています。

それぞれの特長を比べながら、自店に最適な一台を見極めましょう。

● マルゼン「MGF-18K」:省エネと快適性の両立

マルゼンのMGF-18Kは、ホールヒートパイプにより、油温の局部的な上昇もなく酸化を防げるモデルです。
油量は約18Lと標準的で、少人数オペレーションの店舗に適しています。

また、バーナーの立ち上がりが早く、温度回復性能にも優れているため、ランチタイムなどの短時間集中営業にも強いです。

本体は耐久性の高いステンレス仕様で、清掃もしやすく、省スペースでも長く使える“バランス型”として人気があります。

● タニコー「D-TGFL-C45」:耐久性と安定加熱が強み

タニコーのD-TGFL-C45は、堅牢なボディと安定した油温制御で知られています。
厚みのある油槽構造と高効率バーナーにより、連続揚げでも温度ムラが起きにくいのが特長です。

また、全体的にメンテナンスしやすい設計で、排油バルブが前面下部にあり、油交換作業の動線がスムーズです。
「仕込み量が多い」「営業時間が長い」店舗に向いており、安定稼働と長寿命を重視するプロ仕様といえます。

● コメットカトウ「TK-CF4-GA18L」:スピードと立ち上がり性能に優れる

コメットカトウのTK-CF4-GA18Lは、高効率バーナーとコンパクト構造が特長のモデルです。
立ち上がりが非常に速く、注文が集中しても油温の回復が早い点が評価されています。

軽量かつスリムなため、限られた厨房スペースにも設置しやすく、小規模居酒屋やランチ中心の店舗に最適です。
また、油槽の角が丸く、カーボンが溜まりにくい形状のため、清掃時間を短縮したい店舗にも好評です。

● どの機種を選ぶかは「営業スタイル」で決まる

同じ幅450mmでも、得意分野は異なります。

省エネ・作業環境重視

 → マルゼン

耐久性・長時間稼働重視

 → タニコー

スピード・小規模対応重視

 → コメットカトウ

フライヤー選びは、単なる性能比較ではなく厨房オペレーション全体との相性がポイントです。

どの時間帯にピークが来るか、どの程度の回転数を想定しているかを踏まえたうえで、最適なモデルを選ぶことが大切です。

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■ 店舗タイプ別「最適モデル選び」

同じ幅450mmタイプのガスフライヤーでも、最適な機種は店舗の形態によって異なります。
ここでは、代表的な3つの業態に合わせたおすすめモデルを紹介します。

● 個人経営・テイクアウト中心の小型店舗

おすすめモデル:マルゼン MGF-18K

限られた厨房スペースでの運用に強いのがマルゼンのMGF-18Kです。

幅450mmとコンパクトながら、油槽容量は約18Lあり、からあげやコロッケ、揚げ餃子などの軽食・惣菜系メニューを安定して調理できます。

立ち上がりの速さや清掃のしやすさも特徴で、1〜2名体制の個人店でも扱いやすい設計です。
シンプル構造なので初期トラブルが少なく、開業直後のオペレーションにもなじみやすいモデルといえます。

● 居酒屋・カフェ併設店などの中規模店舗

おすすめモデル:タニコー D-TGFL-C45

メニューの種類が多い店舗では、温度回復力と安定性が重要になります。

タニコーのD-TGFL-C45は、しっかりとした火力とバランスの取れた熱伝導設計で、連続稼働時でも油温のブレが少ないのが特長です。

昼は天ぷら、夜は串カツやポテトなど、時間帯で揚げ物メニューが変わる店舗でも安定した仕上がりを実現します。
また、外装や操作部の耐久性も高く、長時間営業店にもおすすめです。

● 繁盛店・フードコート・連続稼働型業態

おすすめモデル:ニチワ MSF-18K

1日中フライヤーが動き続ける繁盛店では、油温の安定とメンテナンス性が最大のポイントになります。

ニチワ MSF-18Kは強火力設計で油温の戻りが非常に早く、揚げムラを防ぎながら次々と揚げ物を出すことができます。

さらに油槽底部にカス溜まりを作りにくい構造を採用しており、油の劣化を防ぎ、交換コストを抑える効果も期待できます。

スタッフが多く入れ替わる店舗でも、操作がシンプルで扱いやすい点も魅力です。

● “ちょうどいい”選定が収益を守る

フライヤー選びで大切なのは、「大は小を兼ねる」と考えないことです。
必要以上の火力や容量を求めると、油代やガス代が無駄にかかります。

逆に、処理能力が足りないとピーク時のオペレーションが滞る原因にもなります。

1日の揚げ物回数、ピーク時の提供数、スタッフ人数を具体的に洗い出し、“店舗の実力に合った1台”を選ぶことが、長く利益を生む近道です。

■ 購入前・導入後に失敗しないためのチェックポイント

ガスフライヤーは“設置して終わり”の機器ではありません。
設置条件や使用頻度、油管理の方法を誤ると、性能を十分に発揮できず、思わぬコストが発生します。

ここでは、購入前と導入後にそれぞれ気をつけたいポイントを整理します。

● 購入前チェック1:ガス種・排気・設置スペースの確認

最初に確認すべきはガスの種類(都市ガス・プロパン)です。
機種によって対応ガス種が異なるため、発注時に誤ると設置不可になるケースもあります。

また、幅450mmタイプでも奥行きや排気スペースを含めると意外に場所を取るため、壁際や隣接機器との距離をしっかり測っておくことが重要です。

さらに、厨房の換気環境も見逃せません。

フライヤーは油煙や熱を発生させるため、フードの吸気能力や位置が合っていないと、温度ムラや油の劣化が早まる原因になります。

● 購入前チェック2:オペレーションとの整合性

次に大切なのが、1回の調理量と回転率です。
「ランチピーク時にどのくらいの量を連続揚げするか」を明確にしておくと、必要な油量・火力が自ずと見えてきます。

小型店でも高頻度で使う場合は、あえて火力重視モデルを選ぶ方が結果的に効率的です。

● 導入後チェック1:油の管理・交換タイミング

導入後に最も差が出るのが油の管理です。
使用後のこし取りや日々のフィルタリングを怠ると、加熱効率が落ち、調理品質もコストも悪化します。

油槽の形状によってはカスが溜まりやすいタイプもあるため、掃除のしやすさで選んでおくと日常メンテが格段に楽になります。

● 導入後チェック2:定期清掃と安全確認

週1回の排気フード清掃や、月1回のバーナー確認を習慣化しましょう。
油煙が付着した状態で使用を続けると、火力のムラや発火リスクにもつながります。

特に小型厨房では、熱がこもりやすいため、換気・安全管理は欠かせません。

● 総括:導入後こそ“差が出る”

フライヤーは「買って終わり」ではなく、運用の質で寿命とコストが変わる機器です。

設置前の寸法確認と導入後の油・熱管理、この2点をしっかり押さえることで、長期的に安定したパフォーマンスを発揮してくれます。

■ まとめ:「店にとっての最適な1台」を選ぶために

幅450mmタイプのガスフライヤーは、限られた厨房スペースでも本格的な揚げ物調理を可能にする“頼れる相棒”です。

ただし、同じ450mm幅でも、火力・油量・構造・清掃性など、細かな違いが運用コストや仕上がりに大きく影響します。

最後に、導入を成功させるための考え方を整理しておきましょう。

● 「最大」よりも「最適」を選ぶ

多くの飲食店が陥りがちなのが、「せっかく買うなら性能の高いものを」と考えることです。
しかし、調理量や稼働時間に対して過剰なスペックを選ぶと、油・ガスの無駄なコストが発生します。

一方で、出数が多い店舗で安価なモデルを選ぶと、すぐに追いつかなくなり、結局“買い替えコスト”がかさむことになります。

「いまの厨房環境・1日の揚げ物量・人員体制」に見合ったバランスを取ることが、長く使える1台を選ぶカギです。

● 導入後の“手間”まで想定する

フライヤーは毎日油に触れる機器です。
性能だけでなく、掃除や油交換のしやすさを考慮して選ぶことが、日々のストレス軽減につながります。

油槽の形状やカス取りのしやすさ、排油バルブの位置など、細かい構造こそが“使いやすさ”の差を生みます。
導入前に図面や取扱説明書を確認し、清掃性まで含めた運用イメージを持つことが重要です。

● 「数字」ではなく「厨房の流れ」で判断する

カタログスペックだけでは見えないのが、実際のオペレーションとの相性です。

厨房動線の中で、どの位置に置けば安全で動きやすいか、隣の機器との温度干渉はないかなど、現場の“流れ”の中で最適化する視点が必要です。

数値的な比較に終わらず、「使う人」「動く流れ」「掃除の手間」まで想定して選ぶことが、結果的に店の利益と効率を守ることにつながります。

● 長く使う機器だからこそ慎重に

幅450mmガスフライヤーは、導入コストこそ比較的低めですが、5年、10年と使い続けることで運用コストの差が大きく開く機器です。

“今”だけでなく“これから”の営業スタイルを見据えて選ぶことで、ムダのない投資になります。
最適な1台を選ぶことは、調理の安定・作業効率・コスト管理のすべてに直結します。

厨房の実情をよく観察し、「数字より実際の現場」を基準に判断することが、失敗しないフライヤー選びの最善策です。

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