厨房にぴったりなコールドテーブルって?サイズ・奥行き別で徹底比較してみたらこう選べた!

経営ノウハウ

飲食店の厨房設計では、「どのコールドテーブル(冷蔵・冷凍付き作業台)を入れるか」が、効率・動線・運用コストの面で非常に重要な決定になります。

特に中規模~大規模店舗を想定する場合、幅1200 mm/1500 mm、奥行き450/600/750 mmといった複数タイプの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

本記事では、テンポスの比較一覧ページを参考にしつつ(例:幅1200~1500×奥行450~750の機種群)、サイズ・奥行き別におすすめ機種を分類しながら、「どういう用途ならこのタイプがいいか」「実際の設置例」「おすすめメーカー・型番例」「注意点・比較すべきポイント」を整理していきます。

これを読めば、厨房設計段階でも具体的なサイズ選定に役立つ判断材料を得られるはずです。

コールドテーブル 比較

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目次

サイズ/奥行き選定の基本視点

コールドテーブルを選ぶ際は、「どのサイズ・奥行きを選ぶか」で使い勝手が大きく変わります。
厨房スペースは限られているため、寸法選定を誤ると動線が乱れたり、搬入が難しくなったりすることもあります。
ここでは、選定時に押さえておきたいポイントを整理してみましょう。

■ 厨房の動線を最優先に考える

コールドテーブルは作業台やコンロ、シンクと並べて使うことが多いため、通路の確保と動線のスムーズさが最重要です。
奥行きが深いタイプを選ぶと収納力は上がりますが、その分、作業スペースや通路が狭くなることがあります。

最低でも通路幅は60cm以上、スタッフがすれ違う場所では90cm以上を確保するのが理想です。

■ 食材の保管量と作業性のバランス

幅が広いモデルは庫内容量が大きく、食材のまとめ買いや仕込み量が多い店舗に向いています。
ただし、容量を優先して大きすぎるサイズを選ぶと、作業台としての使いやすさが損なわれることがあります。

特に奥行き750mm以上のタイプは、天板の奥まで手が届きにくくなるため、頻繁に調理作業を行う場合は600mm程度が扱いやすいでしょう。

■ 搬入・設置スペースの確認

意外と見落とされがちなのが搬入口の寸法です。
通路やドア、階段の幅・高さを確認せずに発注してしまうと、搬入できずに現場で困るケースもあります。

奥行きのあるタイプは回転半径が大きくなるため、設置経路に十分なスペースが必要です。
搬入時には本体の幅・奥行きに加え、梱包材を含めた寸法で確認しておくことをおすすめします。

■ 冷却効率と通気スペース

奥行きが深いコールドテーブルほど、背面や側面の通気スペースを確保しないと、冷却効率が下がったり、故障の原因になったりします。
壁にぴったり付けず、数センチの隙間を空けて設置するのが基本です。

また、排熱がこもる場所では冷却性能が低下するため、厨房の換気や風の流れも考慮しましょう。

■ 作業導線との親和性

調理台として併用する場合、奥行き600mm前後が最もバランスが良いとされています。
手元の作業がしやすく、天板上で食材を扱っても奥まで届きやすいため、下部収納と上部作業の両立が可能です。

奥行き450mmタイプは省スペース性に優れますが、収納量が少ないため、補助用や狭小厨房向きと考えるとよいでしょう。

このように、コールドテーブルのサイズ選定は「厨房の広さ」「調理動線」「保管量」「冷却環境」のバランスを取ることがカギです。

特に幅1200mm・1500mm、奥行き450/600/750mmといった定番サイズの中から、自店の作業スタイルに合った寸法を選ぶことが、長く快適に使うための第一歩になります。

2. 各タイプ別メリット・デメリット比較

コールドテーブルは、幅や奥行きのサイズによって「使い勝手」も「厨房レイアウトの自由度」も大きく変わります。
ここでは、代表的なサイズ・奥行きごとの特徴を整理してみましょう。

以下、代表的な組み合わせ(幅×奥行き)ごとに、厨房レイアウト重視派の視点で比較してみます。

■ 幅1200mmタイプ:汎用性の高さが魅力

メリット

1200mm幅は、どんな厨房にも収まりやすい“中間サイズ”です。
調理台や冷蔵庫としてのバランスがよく、狭すぎず広すぎずの使い勝手を実現します。

仕込み作業台としても十分なスペースが確保できるため、カフェやバル、定食店など幅広い業態で採用されています。

デメリット

一方で、収納量はやや中途半端になりがちです。
仕込み食材を多く扱う店舗や、ピークタイムの仕込み量が多い厨房では、冷却容量が不足することもあります。

■ 幅1500mmタイプ:大規模店や厨房中心部に最適

メリット

調理スペースが広く、2〜3人が並んで作業できるため、厨房のメインテーブルとして最適です。
食材の仮置きや盛り付けスペースも十分に取れるため、スピード重視の調理オペレーションにも向いています。

デメリット

設置スペースを確保する必要があり、通路幅が限られている厨房では動線を圧迫することがあります。
また、奥行き750mmモデルなどは搬入経路にも注意が必要です。

■ 奥行き450mmタイプ:狭小厨房の救世主

メリット

壁際やカウンター下など、限られた空間に設置できるのが最大の魅力です。
特にテイクアウト専門店やカウンター主体のバーなど、厨房スペースを最小限に抑えたい店舗にぴったりです。

デメリット

庫内容量が小さく、大型容器や食材のストックには不向きです。
また、奥行きが浅い分、上面作業スペースも限られるため、大規模な調理には不向きといえます。

■ 奥行き600mm・750mmタイプ:作業効率と収納量の両立

メリット

一般的な厨房で最も多く選ばれるのがこのクラスです。
奥行き600mmは壁付け配置でも圧迫感が少なく、奥行き750mmは調理器具や容器の収納性が高いのが特徴です。
特に、製菓・仕込みを多く行う店舗では作業台としても重宝します。

デメリット

奥行きが大きいほど通路幅を圧迫するため、動線設計をしっかり行う必要があります。
厨房のレイアウト次第では、作業性がかえって悪化する場合もあるため注意が必要です。

サイズ選びは、「冷やす機能」だけでなく、「作業効率」や「動線」とのバランスをどう取るかがカギです。
実際の厨房寸法をもとに、最もストレスなく動けるサイズを選ぶことが、長く快適に使うための第一歩といえるでしょう。

用途・設置シーン別おすすめタイプ

コールドテーブルは、同じ“冷蔵作業台”でも、業態や厨房レイアウトによって「最適なサイズ」がまったく異なります。
ここでは、代表的な飲食店タイプごとにおすすめのサイズと設置シーンを紹介します。

■ カフェ・ベーカリー:省スペース+動線重視

カフェやベーカリーの厨房は、限られたスペースの中でドリンク・軽食・デザートなど多彩なオペレーションを行うため、奥行き450〜600mmのコンパクトタイプが向いています。

作業カウンター下に収まるスリム設計のモデルを選べば、スタッフの動きを妨げず、見た目にもすっきりとした印象になります。
冷蔵庫としてだけでなく、トッピングやバターなどの仕込み素材を手元で管理できるのも大きな利点です。

■ 居酒屋・バル:作業効率と収納量のバランスを

居酒屋やバルでは、仕込み食材や調味料、ドリンク用食材などを多く扱います。そのため、幅1200〜1500mm・奥行き600mm以上のモデルが最適です。

特に調理台を兼ねて使う場合は、幅広タイプのほうが複数人での作業にも対応できます。
厨房の中心や壁沿いに設置すれば、調理・盛り付け・仕込みの動線を一体化でき、スピードアップにつながります。

■ レストラン・中華・洋食店:作業台としての強度も重視

フルオーダー調理が多いレストランや中華・洋食店では、食材を広げたり、下ごしらえを行ったりするスペースが重要になります。

そのため、奥行き750mmの大型タイプが理想的です。
このサイズなら調理器具やボウルを並べても余裕があり、作業効率が格段に上がります。
また、冷蔵室には大皿料理や大型食材をそのまま収納できるため、仕込みの回転率も向上します。

■ テイクアウト専門店・キッチンカー:極限まで省スペース化

販売カウンター裏や狭小スペースでの設置を想定するテイクアウト店やキッチンカーでは、奥行き450mm前後のスリムタイプがベストです。

限られた作業台上を確保しながら、食材やソース類を冷蔵保管できるため、小規模オペレーションでも安定した品質を保てます。
さらに、省電力タイプを選べば、電源負担も軽減できるのがポイントです。

■ まとめ:業態とレイアウトの「現場目線」で選ぶ

コールドテーブルは、単なる冷蔵庫ではなく「作業効率を左右する中心設備」です。
厨房の広さ、スタッフの人数、動線、扱うメニューに合わせて最適サイズを選ぶことで、冷却性能だけでなくオペレーション全体の質を高めることができます。

「どの位置で何を冷やしたいのか」を明確にして選ぶことが、失敗しない一番のコツです。

おすすめメーカー・型番例(実例付き)

以下は、実際に入手できるコールドテーブルの型番例です(いずれも新品・紹介用例。販売可否は時期により異なります)。

パナソニック SUR-LV1261S-R(幅1200×奥行600/冷蔵庫タイプ)

センターピラーレス仕様。
庫容量を確保しつつ、構造的にアクセス性を設計しやすいです。

SUR-LV1261S-R 【パナソニック】冷蔵コールドテーブル 幅1200×奥行600×高さ800mm 単相100V【業務用/新品】【送料無料】

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ホシザキ RFT‑120MNCJ(幅1200型 冷凍冷蔵テーブル)

自然冷媒採用の環境対応型モデル。
冷凍・冷蔵併用が可能なため、複数用途に使える。

RFT-120MNCJ 【ホシザキ】 ノンフロン テーブル形冷凍冷蔵庫(内装カラー鋼板) 幅1200×奥行600×高さ800(mm) 単相100V 業務用新品/送料無料

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ホシザキ RT‑120SNG‑1(幅1200×奥行600/冷蔵型)

インバータ制御を備えた冷蔵型。
電気代制御性を重視するケースで有力候補。

RT-120SNG-1 【ホシザキ】テーブル形冷蔵庫(内装ステンレス、インバーター) 幅1200×奥行600×高さ800(790~830)(mm)単相100V【業務用/新品】/送料無料

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パナソニック SUR-LV1271S-R(幅1200×奥行600 冷蔵庫)

こちらは右ユニット仕様タイプ。
テンポスでは、レイアウトの兼ね合いで右ユニットか左ユニットを選ぶことが出来ます。

SUR-LV1271S-R 【パナソニック】冷蔵コールドテーブル 右ユニット 幅1200×奥行750×高さ800mm 単相100V【業務用/新品】【送料無料】

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ホシザキ RT‑120SNJ(幅1200×奥行600 冷蔵型)

一般的な冷蔵庫タイプ。
庫内容量・信頼性のバランスが取れたエントリーモデル。

RT-120SNJ 【ホシザキ】 ノンフロン テーブル形冷蔵庫(内装ステンレス、インバーター) 幅1200×奥行600×高さ800(mm) 単相100V 業務用新品/送料無料

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これらを基準に、他メーカー(フクシマガリレイ、パナソニック、フリーザー専門ブランドなど)もラインナップを見比べるとよいでしょう。
テンポスの比較一覧にも、これらの幅1200~1500×各奥行きタイプが多数並んでいます。

比較時チェックポイント:寸法・冷却方式など

機種を比較・選定する際には、以下の点を見落とさないようにしましょう。

高さ仕様

天板高さが作業性に合っているか。冷蔵庫下台としての利用も想定するなら高さバリエーションを確認。

ドア仕様/開閉方向

片開き/両開き/スライド式など。厨房の通路・配置との兼ね合いで最適方向を選ぶ。

冷却方式・制御方式

インバータ制御、ラップ方式、ファンラジエータ方式など。インバータ制御なら電気代節約効果が期待できる。

冷媒形式・環境規制対応

フロン規制対応や代替冷媒対応が将来見据えて重要。

断熱性能・厚み

断熱材の厚さによって庫内温度維持性に差が出る。

通気・背面スペース要求

背面排熱・通気のためのクリアランスが必要。余裕を設けておく。

庫内容量・棚構成

棚段数、可動棚、フロア構成可否などで使い勝手が変わる。

メンテナンス性

ドレンパン取り出し、冷却器清掃、パッキン交換などのしやすさ。

搬入性・設置性

搬入口での引き回し、通路のドアサイズ、階段などの制約を事前に検証。

保証・アフターサービス

主要メーカーであるほど修理網が整っていることが多い。

電源仕様・回路容量

3 相/単相、消費電流値、ブレーカー容量などを確認。

これらをチェックしながら、上記の「メリット・デメリット比較表」と型番例を照らして選定していくと、ミスマッチを防げます。

まとめ:厨房レイアウト重視派の選び方ガイド

厨房を効率よく設計したいなら、幅1200×奥行600が汎用性・バランスともに優秀な選択肢になります。
通路幅優先なら奥行き450型も魅力ですが、庫容量と冷却効率を確保できるかを慎重に見極めてください。

大型厨房やバックヤードが余裕ある現場では、幅1500×奥行750を検討する余地がありますが、アクセス性・搬入性の確保が前提です。

細かく言えば、冷却方式・制御方式・メンテナンス性・保証対応など、スペック比較も必ず行ってください。
上記で挙げたような型番例をベンチマークに、各メーカーの類似スペック機種を比較することで、自店舗に最もフィットする一台を見つけられるでしょう。

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