業務用縦型冷凍冷蔵庫は、限られた厨房スペースで大量の食材を効率よく保管できる大型冷却機器です。
飲食店・ホテル・給食施設・セントラルキッチンなど、食材管理が重要な現場では欠かせない設備の一つです。
一般的な冷蔵庫とは異なり、業務用縦型冷凍冷蔵庫は収納力や冷却性能に優れ、食材の種類や使用頻度に合わせて効率的に管理できます。
一方で、扉構造や庫内レイアウト、冷媒の種類、省エネ性能、収納容量などによって特徴が異なるため、店舗の規模や調理スタイルに合わせた機種選びが重要です。
この記事では、業務用縦型冷凍冷蔵庫の種類や選び方のポイントを解説し、飲食店におすすめの人気商品8選を比較します。
厨房環境や業態に適した1台を選ぶことで、食材管理の効率化や作業負担の軽減につながります。
目次
業務用縦型冷凍冷蔵庫にはどんな種類があるの?
業務用縦型冷凍冷蔵庫は、限られた厨房スペースで大量の食材を効率よく保管できる大型冷却機器です。
飲食店・ホテル・給食施設・セントラルキッチンなど、食材管理が重要な現場で広く使用されています。
一口に縦型冷凍冷蔵庫といっても、
・扉構造
・庫内レイアウト
・冷媒の種類
・省エネ性能
・収納容量
によって特徴が異なります。
店舗の規模や保管する食材量に合わせて選ぶことで、作業効率や食材管理の向上につながります。
① センターピラータイプ
・扉の中央に仕切り(センターピラー)がある
・左右の庫内を分けて管理しやすい
・冷気が逃げにくい構造
一般的な業務用縦型冷凍冷蔵庫で多く採用されている定番タイプです。
扉を開けた際の冷気流出を抑えやすく、冷却効率を維持しやすい特徴があります。
小規模飲食店から大型厨房まで幅広く使用されています。
② センターフリータイプ
・中央の仕切りがない構造
・大きな食材や容器を収納しやすい
・庫内の出し入れがしやすい
庫内中央の柱がないため、寸胴鍋や大型バットなど幅のあるものも収納しやすいタイプです。
大量仕込みを行う厨房や、収納効率を重視する店舗で人気があります。
ホテルやセントラルキッチンなどでも採用されています。
③ フロン冷媒タイプ
・従来から広く使用されている冷媒方式
・安定した冷却性能を発揮しやすい
・対応機種が多い
フロン冷媒は、業務用冷凍冷蔵庫で長く使用されてきた冷却方式です。
冷却能力や安定性に優れており、多くの業務用機器で採用されています。
現在では環境負荷低減の観点から、ノンフロン冷媒を採用した製品も増えています。
④ ノンフロン冷媒タイプ
・環境負荷を抑えやすい
・地球温暖化係数(GWP)が低い冷媒を使用
・省エネ性能を備えた機種が多い
ノンフロン冷媒タイプは、従来のフロン冷媒に代わる環境配慮型の冷却方式です。
自然冷媒や低GWP冷媒を使用することで、環境への影響を低減できます。
近年では、業務用冷蔵庫でもノンフロン・インバーター制御を採用した製品が増えており、省エネ性能やランニングコストを重視する店舗から選ばれています。
業務用縦型冷凍冷蔵庫選びのポイント
業務用縦型冷凍冷蔵庫は、食材の品質管理や厨房作業の効率化に欠かせない重要な設備です。
収納量・設置スペース・冷却性能・省エネ性能などを考慮し、店舗の規模や業態に合った機種を選ぶことが大切です。
飲食店では、使用頻度や保管する食材の種類に合わせて選ぶことで、作業効率の向上やランニングコスト削減につながります。
① サイズで選ぶ
幅600~900タイプ
・省スペースで設置しやすい
・小規模店舗向き
・必要な食材を管理しやすい
カフェや小型飲食店など、仕込み量が少ない店舗におすすめです。
幅1200~1800タイプ
・大量の食材を保管できる
・まとめ買いに対応しやすい
・収納スペースを確保しやすい
ホテル、給食施設、セントラルキッチンなど、大量調理を行う店舗に向いています。
② 扉構造で選ぶ
センターピラータイプ
・中央に仕切りがある構造
・左右で庫内を分けて管理しやすい
・冷気が逃げにくく温度を保ちやすい
一般的な業務用縦型冷凍冷蔵庫で多く採用されている定番タイプです。
センターフリータイプ
・中央の仕切りがない構造
・大型容器や寸胴鍋を収納しやすい
・食材の出し入れがしやすい
大量調理を行う厨房や、収納効率を重視する店舗におすすめです。
④ 冷媒の種類で選ぶ
フロン冷媒タイプ
・安定した冷却性能を発揮しやすい
・対応機種が多い
・業務用冷蔵設備で広く使用されてきた方式
冷却能力や運転の安定性を重視する店舗に適しています。
ノンフロン冷媒タイプ
・環境負荷を抑えやすい
・地球温暖化への影響を低減できる
・省エネ性能を備えた機種が多い
環境対策や電気代削減を重視する店舗におすすめです。
⑤ 設置スペースで選ぶ
幅1200~1800タイプ
・収納力と設置性のバランスが良い
・多くの厨房に対応しやすい
・汎用性が高い
一般的な飲食店で導入しやすいタイプです。
幅600~900タイプ
・限られた厨房でも設置しやすい
・作業スペースを確保しやすい
・厨房動線を妨げにくい
小規模店舗やコンパクトな厨房に向いています。
⑥ 省エネ性能で選ぶ
インバーター搭載タイプ
・消費電力を抑えやすい
・庫内温度を安定させやすい
・長時間運転に適している
営業時間が長い飲食店では、ランニングコスト削減につながります。
省エネ設計タイプ
・効率的に冷却できる
・電気代を抑えやすい
・環境負荷を軽減しやすい
毎日長時間使用する店舗におすすめです。
⑦ 清掃性で選ぶ
メンテナンスしやすいタイプ
・棚を取り外しやすい
・庫内を清掃しやすい
・衛生管理しやすい
食品を扱う厨房では、日々の清掃負担を軽減できる機種がおすすめです。
⑧ 店舗の業態で選ぶ
レストラン・居酒屋向け
・標準サイズ以上の収納力があるタイプ
・冷凍冷蔵の使い分けがしやすい
ホテル・大型施設向け
・幅1200~1800タイプ
・大量の食材を効率よく管理できる
小規模店舗向け
・幅600~900タイプ
・省スペース設計
・必要な食材を管理しやすい
店舗規模やメニュー内容に合わせて選ぶことで、食材管理の効率化や厨房作業の改善につながります。
人気の業務用縦型冷凍冷蔵庫8選を紹介!
フクシマガリレイ GRN-122PX1 (旧:GRN-122PM) ノンフロン縦型冷凍冷蔵庫 単相100V

フクシマガリレイ GRN-121PX1 ノンフロン縦型冷凍冷蔵庫 単相100V

フクシマガリレイ GRN-092PX1 (旧:GRN-092PM2) ノンフロン縦型冷凍冷蔵庫 単相100V

フクシマガリレイ GRN-092PX1 (旧:GRN-092PM2) を見る
フクシマガリレイ GRN-091PX1 ノンフロン縦型冷凍冷蔵庫 単相100V

SRR-LV1261C2 (旧:SRR-K1261C2) 【パナソニック】縦型冷凍冷蔵庫 単相100V

パナソニック SRR-LV1261C2 (旧:SRR-K1261C2) を見る
フクシマガリレイ GRN-061PX (旧:ARN-061PM) ノンフロン縦型冷凍冷蔵庫 単相100V

フクシマガリレイ GRN-061PX (旧:ARN-061PM) を見る
SRR-LV661C (旧:SRR-K661C) 【パナソニック】縦型冷凍冷蔵庫 単相100V

パナソニック SRR-LV661C (旧:SRR-K661C) を見る
【パナソニック】縦型冷凍冷蔵庫 SRR-LV961CS(旧型式:SRR-K961CSB)

パナソニック 縦型冷凍冷蔵庫 SRR-LV961CS(旧型式:SRR-K961CSB) を見る
業務用縦型冷凍冷蔵庫販売台数ランキング1位は!?(テンポス販売実績より)
ここまで、業務用縦型冷凍冷蔵庫の種類や選び方について紹介してまいりました!
実際、一番売れている「業務用縦型冷凍冷蔵庫」はどのような商品なのか、みんなが使っているのはどのタイプなのかを見ていきましょう!
テンポスバスターズ・テンポスドットコムとは?
テンポスバスターズとは、実店舗で新品・中古の厨房機器や調理道具、家具や食器などを販売している企業になります。全国に80店舗を構え、全国の飲食店をサポートしています。
テンポスドットコムは飲食店向けの冷蔵庫をはじめとする厨房機器、調理道具、家具などを扱う通販サイトです。
厨房機器を取り扱うサイトとしては業界最大手に位置しています。
そのようなサイトで人気の高い商品は、シェアが高く信頼のおける商品と言えるでしょう!
販売台数ランキング1位は!?
では、本題に戻って実際の過去2年間で集計した販売台数ランキング1位の商品を見てみましょう!
【第1位】フクシマガリレイ GRN-122PX1 (旧:GRN-122PM) ノンフロン縦型冷凍冷蔵庫 単相100V

・インバーター制御を搭載した業務用縦型冷凍冷蔵庫
・冷蔵室と冷凍室を分けて管理でき、食材を整理しやすい
・幅1200×奥行650×高さ1950mmの大容量設計
・ノンフロン冷媒を採用し、環境負荷に配慮したモデル
・冷蔵・冷凍食材を大量に保管でき、飲食店や大型厨房に対応
・省エネ性能に優れ、長時間使用する店舗のランニングコスト削減に貢献
・インバーター制御により庫内温度を安定して管理しやすい
・単相100V仕様で導入しやすい
・肉・魚・野菜・冷凍食品など幅広い食材管理に対応
・レストラン、居酒屋、ホテル、給食施設などで活躍する業務用冷凍冷蔵庫です。
まとめ
業務用縦型冷凍冷蔵庫は、食材の保管量や厨房スペース、店舗の運営スタイルによって適した機種が異なります。
収納力を重視する場合は幅1200~1800タイプ、限られた厨房で使用する場合は幅600~900タイプ、作業効率を高めたい場合はセンターフリータイプなど、目的に合わせて選ぶことが大切です。
また、近年ではノンフロン冷媒やインバーター制御を採用した省エネモデルも増えており、電気代や環境負荷を考慮した機種選びも重要になっています。
飲食店では、食材の種類や仕込み量、設置スペースを確認したうえで、冷却性能・収納性・メンテナンス性のバランスが取れた縦型冷凍冷蔵庫を選ぶことがポイントです。
適切な機種を導入することで、食材管理の品質向上だけでなく、厨房作業の効率化や店舗運営の安定化にもつながります。





