寒い季節になると恋しくなる、やさしい味わいの郷土料理「のっぺ汁」。佐賀県を発祥とするのっぺ汁は、醤油をベースにした素朴で深みのある味わいと、たっぷり入った野菜や根菜のうまみが特徴です。
里芋やにんじん、ごぼう、椎茸などの素材が出汁にしっかりと溶け込み、とろみのある仕上がりが体をじんわり温めてくれます。
今回は、醤油と出汁のベース!佐賀発祥「のっぺ汁」について紹介していきます。
レシピについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次
のっぺ汁とは?

のっぺ汁とは、佐賀県を中心に食べられてきた郷土料理で、醤油と出汁をベースにした、とろみのある汁物です。
主な具材には、里芋・にんじん・大根・ごぼう・こんにゃく・椎茸などの野菜が使われ、地域や家庭によっては鶏肉や油揚げを加えることもあります。
具材をじっくり煮込むことで、自然に出るとろみが特徴で、寒い季節でも体が温まる滋味深い汁物として昔から愛されてきました。
名前の由来には諸説ありますが、「野平(のっぺ)」=田畑から取れた野菜をたっぷり使うという説や、具材を煮込んでのぺっとした(とろりとした)状態になることから、名付けられたという説があります。
調味料は、醤油が中心で、ほのかな甘さが加わることも多く、九州らしい優しい味わいが特徴です。
家庭ごとに味の違いが大きく出るのも魅力で、それぞれが受け継いできたレシピに個性があります。
のっぺ汁は、日常の食卓はもちろん、地域の祭りや行事でもよく振る舞われる料理です。
もともとは、収穫した野菜を無駄なく使う知恵から生まれ、栄養価が高く、食べ応えがあることから、農村部で重宝されてきました。
また、里芋のとろみや野菜の甘みが出汁と合わさってコクを生み出し、シンプルながら毎日でも食べられる飽きの来ない味を作り出します。
佐賀の素朴な風土を映すほっとする料理として、現代でも多くの人に親しまれている料理こそ、のっぺ汁です。
のっぺ汁の魅力
のっぺ汁は、醤油と出汁をベースにした、佐賀県を中心に食べられてきた郷土料理です。
のっぺ汁の魅力とは、いったいなにがあるのでしょうか。
ここでは、のっぺ汁の魅力について紹介していきます。
主に以下の魅力があげられます。
具材の旨みが溶け込む深い味わい
のっぺい汁の最大の魅力は、野菜のうまみがじっくりと引き出された深い味わいです。
里芋、大根、にんじん、ごぼう、椎茸といった根菜類や乾物を中心に使用するため、煮込むほどに具材から自然な甘みとコクが溶け出します。
醤油ベースの出汁と合わさることで、家庭料理とは思えないほど豊かな風味が生まれ、毎日食べても飽きない味として親しまれてきました。
とろみのある優しい口当たり
のっぺ汁のもう一つの特徴は、具材そのものから生まれる自然なとろみです。特に、里芋の粘りが汁にほどよいとろみをつけ、冷めにくく、寒い季節にぴったりの一品となります。
とろみのおかげで、喉あたりがやさしく、小さなこどもから年配の方まで食べやすいのも魅力です。
具材が煮崩れにくいため、どの食材もしっかり存在感を保ちながら楽しめます。
栄養価が高く、満足感がある
根菜類や、きのこ類が中心となるのっぺい汁は、食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富で、身体にうれしい栄養がたっぷり詰まっています。
油分をあまり使わないためヘルシーなのに、具材が多く入ることでしっかりとした食べ応えがあります。
忙しい日や、軽めに食事を済ませたい日の汁物兼おかずとしても活躍し、一椀で満足感が得られるのも魅力です。
家庭ごとに味が違う“おふくろの味”
のっぺ汁は、家庭や地域によってレシピが大きく異なります。鶏肉を加える家庭、油揚げでコクを出す家庭、甘みを強めにする家など、どれもその地域や家族の歴史が詰まった味わいです。
季節の野菜を使ってアレンジできる柔軟さもあり、まさにおふくろの味として長く受け継がれてきました。
食べる人ごとに「うちのが一番」と言いたくなるような、親しみと温かさを感じられるのも、のっぺ汁の大きな魅力です。
素朴ながらも奥深い味わいと栄養、そして家庭の温もりが詰まった一杯こそ、のっぺい汁が長く愛されてきた理由です。
のっぺ汁作り方

のっぺ汁は、簡単な具材のみで作ることができます。ここでは、のっぺ汁の作り方について紹介していきます。
主に以下の材料や作り方があげられます。
材料(4人分)
・里芋:4〜5個
・にんじん:1/2本
・大根:5cmほど
・ごぼう:1/2本
・椎茸:2〜3枚(干し椎茸でも可)
・こんにゃく:1/2枚
・鶏もも肉:100g(入れない家庭もあり)
・油揚げ:1/2枚
・出汁:800ml(昆布+かつおが理想)
・醤油:大さじ2〜3
・みりん:大さじ1
・酒:大さじ1
・塩:少々
作り方
具材の下ごしらえをする
まず里芋は、皮をむいて食べやすい大きさに切り、ぬめりを取るために軽く塩でもんでから水で洗います。
にんじん・大根は短冊切り、ごぼうは斜め薄切りにして水にさらします。こんにゃくは、スプーンでちぎると味が染みやすく、椎茸は薄切りにしましょう。
油揚げは、熱湯をかけて油抜きしておきます。鶏もも肉を使う場合は、一口大に切り、余分な脂を軽く取り除いておきましょう。
具材を順番に炒めて旨みを引き出す
鍋に、少量の油(または鶏の皮を使っても可)を熱し、鶏肉を軽く炒めます。色が変わってきたら根菜類(里芋・大根・にんじん・ごぼう)を加え、全体に油が回るように炒めます。
炒めることで、具材の甘みが引き出され、仕上がりのコクがアップします。
出汁を加えてじっくり煮込む
鍋に出汁を注ぎ、煮立ったらアクを取りながら弱めの中火にします。里芋が柔らかくなるまで約10〜15分、じっくり煮込みます。
途中でこんにゃく・椎茸・油揚げを加えると、それぞれのうまみが重なり合い、より深い味わいになるでしょう。
調味料を加えて味を整える
具材がある程度柔らかくなったら、醤油・みりん・酒を加えて味を調えます。佐賀風に少し甘めに仕上げる場合は、みりんを増やしてもよいでしょう。
煮汁に自然なとろみがついてきたら、塩で最終調整します。
仕上げと盛り付け
最後に、弱火で数分煮込んで味をなじませたら完成です。器に盛り、必要があれば刻みねぎを添えると香りがよくなります。
野菜の甘みと出汁の風味がしっかり溶け込んだのっぺい汁は、作り方もシンプルで家庭に取り入れやすい料理です。寒い日や、体を温めたい日にぴったりの一杯です。
のっぺ汁に使う調理器具や食器
テンポスで扱っている、のっぺ汁を作る際に使う調理器具や、おすすめの食器をご紹介!
スープレードル

汁椀

まとめ
今回は、醤油と出汁のベース!佐賀発祥「のっぺ汁」について紹介していきます。
のっぺ汁とは、佐賀県を中心に食べられてきた郷土料理で、醤油と出汁をベースにした汁物です。
具材の味が溶け込んで、栄養価が高いのっぺい汁を、ぜひ自宅で味わってみてください。
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